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ファイアーマン   作者: 未来 進
第1章 ダークマン編
76/107

第76話 晴れ渡る青空

まゆこの母は娘が死んだと思い、

落胆するのだが…


桃太郎編、ここに完結!

まゆこの母は

まゆこの名前を叫んだ時



自分の感情を抑えきれなくなり

涙を流し始めた




グスン、グスン…




まゆこの母

「まゆこ…



まゆこぉぉ…っっ!!」




地面に着いている両膝の

上に両手を置き



人目もはばからず

顔を上空に向けた状態で

涙を流したのだ



まゆこの母

「うわぁぁーーーーーん…っっ!!



まゆこぉぉーーーーーーー…っっ!!!」



そこに後ろから話かける

人物が現れた




つんつん…❗




まゆこの母の背中をゆっくりと

小さな指で突いた



小さな女の子

「ねぇねぇ、お母さん…っっ!



何で泣いてるの…!?」



まゆこの母

「へ…っっ!?」



まゆこの母は耳を疑った

お母さんと呼んでいる

女の子を聞いたからだ




クルッッッ…❗




すぐさま、まゆこの母は

後ろを振り返った



まゆこの母

「…!!!」



まゆこの母の前にいたのは

なんとまゆこだったのだ



まゆこ

「お母さん、どうしたの…?



体調でも悪いの…??」



右手にペロペロキャンディーを持ち

首を横に傾げて

不安そうに母を見つめるまゆこ




ガシッッッ…❗




その元気なまゆこの姿を見た

まゆこの母はすぐさま

まゆこを抱き締めたのだ



まゆこの母

「まゆこ…っっ!!!」



まゆこ

「お母さん…っっ!!」




サッッッ…❗




ガシッッッ…❗




まゆこの母は

まゆこの事が心配になり



すぐさま、まゆこの両腕を

しっかり掴んだまま

まゆこの目をじっと見つめた




ジーーーー…




まゆこの母

「本当にまゆこ…なのね…っっ??



体は大丈夫なのね…っっ!?」



まゆこを心配そうに

見つめるまゆこの母



まゆこ

「うん…っっ!!

大丈夫だよ…っっ!!」



まゆこ

「あのね、あのお兄さんが

助けてくれたの…っっ!!



これもね、もらったの…っっ!!」




ビシッッッ…❗




まゆこが左手のひと指し指で

桃太郎を指さしたのだ




ペロペロ…❗




その言葉を言うとまゆこは

右手に持っている



ペロペロキャンディーを

美味しそうに舐め始めた




その時だった…




ダダダダダダダ…❗




二人を見つけた男性が

慌ててまゆこ達の所に

やって来たのだ



中年男性

「まゆこ…っっ!!!



みゆき…っっ!!!

お前も無事だったんだな…っっ!!」




ガシッッッ…❗




みゆきと言う妻と

まゆこと言う娘の

二人を抱き締める中年男性



みゆき

「あ、あなた…っっ!!」



みゆき

「あなたも生きてたのね…っっ!!



よかった…」




グスン、グスン…




みゆきは夫にも会う事が出来

もう一度泣いてしまったのだ




みゆきの夫

「本当に…本当に…よかった…っっ!!!」




グスン、グスン…




その中年男性は泣きながら

家族の再会を喜んだのだ




桃太郎はその様子を後ろから

静かに見守っていた




パァァァーーーーー…❗




その直後、今まで雷まで

鳴っていた暗い上空が



突然、雲1つない

青空の天気になったのだ




クイッッッ…❗




そして、桃太郎は

首を上空に見上げて

こう言ったのだ



桃太郎

「俺のやるべき事は終わった…



ファイアーマン…ッッ!!



ダークマンは…任せたぞ…っっ!!!」



こうして、桃太郎vs赤鬼の闘いは

桃太郎の勝利に終わったのだ




桃太郎はファイアーマンに

ダークマン打倒を託すのだった…



第77話へ続く…


読者の皆様、こんにちは(^^)


いつも「ファイアーマン」を

読んで頂き、


そして、

楽しみに更新を

待って頂いてありがとうございます!


本日も最後まで読んで頂いて

ありがとうございました(*´∀`)


本日で桃太郎編、完結です!

次回からはサムライキング編をお送りいたします



皆様、次回の更新も

お楽しみにお待ち下さい!




また、ブックマーク登録、評価、感想等


この作品が気になった方、好きになられた

読者の皆様いらっしゃいましたら

よろしくお願いいたしますq(^-^q)


レビューを書いて下さる読者様も

お待ちしておりますので


「ファイアーマン」が

好きだと言う読者様で

レビューを書いてくださる方


いらっしゃいましたら

何とぞお願い申し上げます!

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