第75話 必死の脱出
まゆこの母を救出しようと
目の前にピー助が現れるのだった…
まゆこの母の前にピー助が現れた
ピー助
「ケーーーーーン…ッッ!!」
まゆこの母
「な、何…っっ??
何なの…!?」
クルッッッ…❗
ピー助 はまゆこの母の前で
背中を向けた状態で座り始めた
まゆこの母
「乗れ…って事??」
その言葉を聞いたピー助は
ピー助
「ケーーーーン…ッッッ!!!」
まゆこの母
「分かったわ…っっ!」
トンッッッ…❗
まゆこの母はピー助の
背中に乗ったのだ
その瞬間
洞窟が大きく揺れ動いた
グラグラグラグラ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…❗
もうこの場にいては危ない…!
そう思ったピー助は
すぐさま出発した
バサバサバサバサ…❗
まゆこの母
「ちょっと待って…っっ!!
まだ、娘がどこかにいるの…っっ!!!」
その言葉を聞いたピー助は
動きを止めた
ピタッッッ…❗
クイッッッ、クイッッッ…❗
空中に飛びながら首を左右に振り
辺りを見渡すピー助
その時
洞窟の中が一気に崩れ始めた
グラグラグラグラ…
ボトッ、ボトッ…
ボトッボトッボトットトトトトト…
洞窟の天井部分が一気に
地面に落ち始めたのだ
バンッッッ…❗
天井の瓦礫がピー助の
真上に降りてきた
まゆこの母
「危ない…っっ!!!」
クルッッッ…❗
ピー助が真上を見ると
洞窟の天井から瓦礫が落ちてきたのだ
ピー助
「ケーーーーーン…ッッッ!!!」
サッッッ…❗
とっさにまゆこの母が気づき
ピー助は回避した
もはや洞窟の中にいては
危ないと悟ったピー助は
出口へと急いで進んだ
ビュューーーーーン…
まゆこの母
「待って…っっ!!
まゆこが…
まゆこがまだ…
中にいるの…っっ!!!」
まゆこの母
「待って…っっ!!!」
まゆこの母の声も虚しく
ピー助は出口に出る事を
最優先に考え
出口へと向かったのだ
ドンッッッ…❗
ピー助は出口へと出たのだ
その瞬間、
洞窟が崩壊したのだ
グラグラグラグラ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
バーーーーーーーーン…❗
洞窟は脆くも崩れ去った
ピー助は間一髪
洞窟が崩壊する前に
地上に出る事が出来た
ピー助は地上に降りて
まゆこの母を降ろした
バサバサバサバサ…
ストッッッ…❗
ピー助
「ケーーーーーン…ッッ!!」
まゆこの母はピー助から
降りると後ろにある洞窟を
すぐに見たのだ
クルッッッ…❗
すると目の前で
洞窟が崩壊していたのだ
その光景を見たまゆこの母は
信じられないでいた
まゆこの母
「嘘…っっ!!
嘘よ…っっ!!
こんなの嘘…っっ!!!」
そう言って両膝を
地面に着けたのだ
ゴトッッッ…❗
まゆこの母
「まゆこぉぉーーーーーーー…っっっ!!!」
そして、まゆこの母は
崩壊した洞窟の方を見ながら
大きな声でまゆこの
名前を叫ぶのだった…
第76話へ続く…
「新たにブックマーク登録して頂いた読者の方、
ありがとうございます✨
これからも「ファイアーマン」を
よろしくお願いいたします!」
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、
楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
果たして、家族は再会できるのか…
次回、桃太郎編完結!
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
また、ブックマーク登録、評価、感想等
この作品が気になった方、好きになられた
読者の皆様いらっしゃいましたら
よろしくお願いいたしますq(^-^q)
レビューを書いて下さる読者様も
お待ちしておりますので
「ファイアーマン」が
好きだと言う読者様で
レビューを書いてくださる方
いらっしゃいましたら
何とぞお願い申し上げます!




