第68話 桃太郎の秘策
シロ達は赤鬼軍団の前に
なすすべなく倒れてしまう
桃太郎はその状況を打破すべく
ある秘策で赤鬼を倒そうとするのだった…
桃太郎は赤鬼に
襲いかかっていった
桃太郎
「つぁぁーーーー…っっ!!!」
ガキィィーーーーーー…❗
桃太郎の刀と赤鬼のこん棒が
激しくぶつかりあったのだ
赤鬼
「何度手合わせしようと同じ事だわぁぁ…!!
きさまは俺様には勝てんのだ…っっ!!!」
桃太郎
「それは…どうかな…?」
余裕綽々で赤鬼に答えたのだ
シュュウゥン…❗
赤鬼
「き、消えよった…!!!」
突然、目の前から消えた
桃太郎に驚く赤鬼
シュュウゥン…❗
桃太郎
「こっちだぁぁーーーーー…っっ!!!」
桃太郎は赤鬼の背後に
回り込んだのだ
刀を両手で持ったまま
左足で赤鬼の背中を
勢いよく蹴ったのだ
ドカッッッッ…❗
赤鬼
「ぐぎゃあぁぁーーーーーー…っっ!!!」
ズザザザザ…
攻撃を受けた赤鬼は
倒れたまま地面を引きずりながら
10メートルほど飛んでいったのだ
赤鬼キメラ達
「きさま達は終わりだ…っっ!!!
死ねぇぇーーーー…っっ!!!」
赤鬼キメラ達は
倒れているチーム桃太郎の
メンバー達一人一人の前に
立ってそう言うと
シロ達に止めをさすため
攻撃を繰り出そうとした
その時
様子を見ていた桃太郎が
赤鬼キメラ達に
攻撃を繰り出した
桃太郎
「させるかぁぁーーーーーー…っっ!!!」
赤鬼キメラ達
「…!!!」
桃太郎
「くらえぇーーーーーー…っっ!!!
紅蓮斬…!!!」
バシュュュ…ッッ❗
桃太郎は顔と同じ高さで
両手でしっかりと刀を握って
真上から右斜め下に
降り下ろしてから
また反対側の左斜め下から
真上に振り上げて
攻撃を繰り出した
これが紅蓮斬という
桃太郎の必殺技なのだ
ヒュューーー…
赤鬼キメラ達
「こ、こっちに来る…っっっ!!!」
桃太郎の必殺技は早くて
赤鬼キメラ達には
避けきれなかった
そして、赤鬼キメラ達は
赤鬼キメラ達
「うぎゃぎゃあぁぁーーーーー…っっ!!!
あぎゃぎゃあぁぁーーーーーー…っっ!!!
ふぎゃあぁぁーーーーーー…っっ!!!」
バーーーーーン…❗
攻撃を受け爆発したのだ
スク…ッッッ❗
赤鬼
「うぐぐぐ…っっ!!
桃太郎め…っっ!!!」
赤鬼は起き上がって
目の前を見てみると
仲間達が倒された事に気がつき
桃太郎に対して
怒りを見せたのだ
赤鬼キメラ達を倒した桃太郎は
両手に持っていた
刀を鞘におさめて
すぐさま
ひろしに話しかけた
桃太郎
「ひろし、合体だ…っっ!!!」
ひろし
「ウキィィーーーー…!!!」
ひろしは桃太郎の所へ
勢いよく飛び込んでいったのだ
パァァーーーーー…
突然、ひろしと桃太郎は
光に包まれた
パァァーーーン…❗
眩しくて見えなかった
赤鬼が再び目を開けてみると
赤鬼
「な、なに…っっ!?」
そこには変身した
桃太郎の姿があった
変身した桃太郎は
肌が猿のように毛深くなり
服の上から毛がふさふさに
生えているため
顔は桃太郎の顔なのだが
猿のような毛深い毛が
生えているのだ
桃太郎
「ウギギギギ…ッッッ!!!」
ひろしと桃太郎は
合体したのだった…
第69話へ続く…
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、
楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
桃太郎編もいよいよ
クライマックスです!
果たして、合体した桃太郎は
赤鬼を倒す事が出来るのだろうか?
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
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