第57話 鳴り響く声援
ファイアーマンに変身した圭佑は
真希の声援の一声で
キメラ達に捕まった人々から
声援を受けるのだった…
なんとキメイラの目の前にいた
人間がただの人間と思いきや
ファイアーマンだったのだ
キメイラ
「グヘヘヘへへ…
まさか、ファイアーマンが
こんな所にいるとはな…っっ!!
だが、この俺様の敵ではないわ…っっ!!!
この俺様が
ぶっ倒してやる…っっ!!!」
圭佑が
ファイアーマンに変身して
驚いていたのは
キメイラだけではなかった
もう1人いたのだ…
それは、真希だった
真希
「テレビで…」
ごくり…っっ❗
思わず唾を飲み込み真希
真希は突然、
目の前で起こった出来事に
頭の中が混乱していたが
必死に頭の中で整理し始めた
真希
「テレビで…ファイアーマンが
映っていたのを
観た事があったけど…
まさか…本当にいたなんて…!!」
真希
「しかも…ファイアーマンが
圭佑くんだったなんて…!?」
真希
「ファイアーマンは…圭佑くん…」
真希は
少しずつではあるが
目の前の状況が理解できてきた
真希
「でも、どうして…圭佑くんがファイアーマンになったの…?
どうして…圭佑くんは…
…いや、今はそんな事どうだっていい…っっ!!!」
真希はそう心の中で思った
そして、悩み事が
吹っ切れたかのように
ファイアーマンに向けて
大きな声でこう言った
真希
「圭佑くん…っっ!!!
…いや、ファイアーマン…ッッッ!!!
頑張って…っっっ!!!」
突然、真希は
大声でファイアーマンに
声援を送ったのだ
その声を聞いた
ファイアーマンは
こくりっっ…
真希と目線を合わせ
にっこりと笑みを浮かべ頷いたのだ
ファイアーマンは
真希の声を聞き昔の事を
思い出していた
ファイアーマン
「俺は昔からどんくさくて、
どんな事でも失敗ばかりして
かっこいい所なんて
見せられなかった…」
ファイアーマン
「けれど、
ファイアーマンになった今の俺なら
かっこいい所を
見せられるよ…!!
真希、見ていてくれ…っっ!!!」
ファイアーマンは
そう心の中で思ったのだ
そして、
真希が声援を送った
直後に捕まった人々が
しだいにファイアーマンに
声援を送り始めた
若い男性
「ファイアーマン…!
ファイアーマン…!!」
その若い男性は
右手を握り拳にして
右腕を大きく上空に向かって
高く突き上げた
だんだんと
声を大きくして
ファイアーマンに
声援を送り始めた
ファイアーマン
「…!!!」
突然、始まった声援に
驚くファイアーマン
その男性の隣にいた若い女性も
若い女性
「ファイアーマン…!
ファイアーマン…!!
ファイアーマン…!!!」
その後ろにいたおじいさんも
おじいさん
「ファイアーマン…!!
ファイアーマン…!!!」
小さな子ども達も
小さな女の子
「ファイアーマン…!!
頑張ってぇぇーー…!!!」
小さな男の子
「ファイアーマン…!!
そんなやつ倒しちゃぇぇーーーー…!!!」
続々とファイアーマンに
声援が届いてきたのだ
捕まった人々
「ファイアーマン…!
ファイアーマン…!!
ファイアーマン…!!!」
気がつけば捕まった人々全員が
ファイアーマンに
声援を送っていた
その声援を聞いていた
ファイアーマンは
ファイアーマン
「皆…!!!
恐くて声に出すのも
やっとなくらいなのに
そんな状況の中、
俺のために必死に
応援してくれている…っっ!!!」
ファイアーマンは
小さな声で話出した
捕まった人々
「ファイアーマン…!
ファイアーマン…!!
ファイアーマン…!!!」
鳴り響く
ファイアーマンへの声援
しかし、そんな様子をよく
思わないキメイラは
キメイラ
「くっっ…!!
あいつらぁぁ…!!!」
キメイラ
「きさまらから
先に倒してくれるわぁぁーーーー…!!!」
突然、
ファイアーマンに
声援を送る人々に
向けて突進してくるキメイラ
突進してくる
キメイラを見た人々は
若い女性
「きゃあぁぁーーーー…!!!」
若い男性
「うわぁぁーーーーーー…!!!」
小さなこども達
「いやぁぁーーーー…!!!」
意気揚々と
ファイアーマンに声援を
送っていた人々は…
悲鳴へと変わっていた
キメイラ
「グヘヘヘへへ…
覚悟しろよ…っっ!!
きさまら…っっ!!!
死ねぇぇーーーーー…!!!」
キメイラは
人々の目の前に着き、
キメイラの太い腕で
人々を殴りかろうとした
その時…!!
シュュュュュン…❗
キメイラ
「…!!!」
あの男がキメイラの
目の前に現れるのであった
第58話へ続く…
読者の皆様、こんばんは(^^)
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