第56話 ヒロイン登場! その名は真希
倒れたビルの隙間から見ていた人物こそ
探していた人物だった…
名前は真希
圭佑にとって彼女は
誰よりも大切な存在なのだ
突如、背後から現れた圭佑に
焦っていた謎の大男だったが
ジーーーー…
謎の大男がよく見ると
捕まえた人々と
同じような姿をしていたのだ
謎の大男
「なんだ…!!
ただの人間じゃないか…っっ!!」
そして、圭佑は
疲労していた若い女性を見た
その若い女性も
圭佑を見つめたのだ
圭佑
「真希…??」
若い女性
「もしかして、圭佑くん…??」
圭佑
「やっぱり、真希だ…っっ!!!」
この謎の大男達に捕まった
若い女性こそ圭佑が
必死に探していた人物だったのだ
真希と圭佑は同い年であり、
幼なじみなのだ
両思いではいたが
家が近所という事もあって
家族ぐるみの
生活をしているため
なかなかお互いが
好きとは言い出せず
今の年齢にもなって
付き合えていないのだ
しかし、
お互いにとっては
大切な存在ではあった
謎の大男
「グヘヘヘへへ…
焦らせおって…っっ!!!
おいっっ…!!!
こいつを俺様の前に
ひざまづかせろ…っっ!!!」
謎の大男がそういうと
周りにいた2体のキメラ達に
指示をしたのだ
キメラ達
「はい、かしこまりました…!」
2体のキメラ達に
両脇を掴まれながら
謎の大男の前まで運ばれる圭佑
ドサッッッッ…❗
2体のキメラ達に
謎の大男の前に
放り投げられた圭佑
圭佑
「くっっ…!!」
真希の隣に連れてこられたのだ
真希
「圭佑くん、大丈夫…??」
圭佑
「あぁ、俺なら平気さ…
絶対、俺が助けてやるからな…!!」
謎の大男
「この女は今、邪魔だ…っっ!!
連れていけ…っっ!!!」
謎の大男がそういうと
2体のキメラ達が動いた
圭佑
「お前達、やめろぉぉ…!!
真希に手、出すんじゃねぇぇ…っっっ!!!」
2体のキメラ達は
真希の両脇を掴まみながら
捕まった人々のいる所へと
放り投げられたのだ
ボンッッッ…❗
真希
「きゃっっ…!!!」
圭佑
「真希ぃぃーーーーーー…!!!」
謎の大男
「グヘヘヘへ…!!
それほど、あの女の事が気にいってるのか…!!
まぁ、待て…っっ!!
きさまから
順番に吸収してやる…っっ!!」
圭佑
「お前、一体…何者なんだ…!?」
圭佑がそういうと
謎の大男が答えた
謎の大男
「グヘヘヘへへ…
俺様の名はキメイラ様だ…!!」
キメイラとは
キメラ達を合成して
できた生き物で
外見はキメラより
2回りほどでかい
体長が特徴なのだ
また、キメラを合成して
作られているため
体の色は黄緑色に変色している
キメイラ
「きさまが俺の背後に現れた時、
超人共がてっきり
来たのかと思ったが
ただの人間だったとはな…
グヘヘヘへへ、グッヘッヘッヘッヘ…!!!」
圭佑
「お前はもう終わりだ…っっ!!」
キメイラ
「俺様が終わりだと…??
終わりなのはきさまだぁぁーーーー…!!!」
キメイラがそういうと
キメイラは圭佑に
光線を放った
ビビビビ…ッッッ❗
しかし、
まるでキメイラの
光線に効いていない圭佑
キメイラやキメラの光線は
ヒーロー達には全く効かないのだ
キメイラ
「お、俺様の光線が
効いていないだと…
こ、こいつは…
一体何者なんだ…っっ!!!」
キメイラ
「なぜ、効いていないんだ…っっ!!
ま、まさか…っっ!!!
こ、こいつは
超人だとでも言うのか…!?」
圭佑
「そう、そのまさかさ…っっっ!!!」
ボォォォォン…❗
圭佑がそういうと一気に
圭佑の全身が
熱い炎に包まれたのだ
圭佑はファイアーマンに変身した
キメイラ
「ば、ばかな…っっ!!
あ、ありえん…っっ!!!
こいつが
ファイアーマン…だと…!?」
突然のファイアーマンの
出現に腰を抜かしたキメイラ
ファイアーマン
「俺がファイアーマンだっっっ…!!!」
第57話へ続く…
「新たにブックマーク登録して頂いた
読者の皆様、ありがとうございます✨
また、評価して頂いた読者の方、
ありがとうございます!
これからもファイアーマンを
よろしくお願いいたします!」
読者の皆様、こんばんは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、
楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます✨
ファイアーマンに変身した圭佑は
キメラ達に捕まった人々を…
そして、真希をキメラ達の脅威から
守る事ができるのか??
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい(^^)
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