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ファイアーマン   作者: 未来 進
第1章 ダークマン編
54/107

第54話 守るべき大切な人

ライトニングジェットvsケルディムが

まだ、闘っている頃


ファイアーマンにとって

とても大事な事があった…


それは大切な人を守るという事だった…

ライトニングジェットが

ケルディムと闘っている



その頃、

ファイアーマンは




ヒュューーーン…




ライトニングジェットと別れた後



上空を飛びながら

ダークマンが待っている

東京に向かっていた




ファイアーマン

「…❗」




ピタッッッ…




ヒュューーーン…




スタッッッ…❗




突然、飛ぶ事をやめて

ある場所へとゆっくりと



上空から降りていく

ファイアーマン



ダークマンと闘う前に

どうしても彼にとって

とても大事な事があったのだ…



それは

大切な人を守るという事…❗



そう、ファイアーマンには

守るべき大切な人がいたのだ…



ファイアーマンは

ある場所にたどり着いた



そのある場所とは

大阪の高槻市だった



東京に行く前にどうしても

ファイアーマンにとっての

大切な人が心配になって



地元である高槻市に

たどり着いたのだ



大阪全域でも

ダークマンによる



指示で大阪の人々が

キメラ達に襲われ、



エネルギーとして

吸収されているため



大阪では建物が

ぽつぽつと立っているものの



ほとんどの人々が

もぬけの殻になっていた




ファイアーマン

「…」



キョロ、キョロ…



辺りを見渡すファイアーマン



ファイアーマン

「どこだ…?…」



ファイアーマンは

その大切な人を探していた




ヒュューーーン…




ピッッ…❗




上空に上がって

何度も辺りを見渡す

ファイアーマン




ファイアーマン

「どこに…どこにいるんだ…!?」




ファイアーマン

「…!!」



ファイアーマンは

ある物を上空から見つけたのだ



上空から

地上に降りて見てみると



それはとても

思い入れのあるネックレスだった



シュュュュューーーーゥゥ…❗




地上に降りたファイアーマンは

すぐに変身を解いた



変身を解いたファイアーマンは

普段の大空 圭佑になったのだ



圭佑

「こ、これは…!!!」



そのネックレスは探していた

大切な人が身に付けていた物だった



そのネックレスを右手で

しっかりと握りしめた



その時、


大勢の人々

「ぎゃあぁぁーーーーーーー…!!!



た、助けてくれーーーーーー…!!!



きゃあぁぁーーーーーーー…!!!」



目の前の倒れた

大きなビルの方から



大勢の人々の喚き、助けを求める声が

聞こえてきたのだ




ドンッッッ…❗




ヒュューーーン…




圭佑は

一目散にその声のした方向に

向かってみると、



そこには大勢の人々が

無数のキメラ達に

円を書くように囲まれていた




圭佑

「こんなにいれば…

全員を一気に救えない…



あ…!!


そうだ…!!


この方法がある…!!!」



圭佑はある方法を思いついたのだ



その方法は

キメラ達に油断させて

不意打ちをするために



わざとファイアーマンに変身せず、

大空 圭佑のままでいる事にした




サササッッ…




サササッッッッ…❗




圭佑は倒れたビルの裏に

こっそりと

隠れながら様子を伺った



圭佑

「…!!



なんだ…っっ!!


あの、大男は…!?」



なんと人々の前に大きな椅子に

座り込む謎の大男が見えたのだ



どうやら無数のキメラ達を

指揮しているのは

この大男のようだ



謎の大男

「…!!



…誰かきた…ようだな…!!



お前達、辺りを…見て…こい…!!!」




複数のキメラ達

「はい…!!


…かしこまり…ました…!!!」




しかし、

何かを感じた謎の大男が



キメラ達に

ひそひそ話をするかのように



小さな声で

複数のキメラ達に指示をした




ビュュュュュン…❗




指示を受けた複数のキメラ達が

周辺を見回りに出かけたのだ




圭佑

「…!!」



圭佑がビルの裏の隙間から

その奥にいる人々を

覗きこむように見ると




謎の大男

「グッハッハッ…!!


さあ、お前達一人ずつ

この俺様のエネルギーにしてやる…っっ!!!



まずは、男であるお前からだ…っっ…!!!



おい…!!



俺様の前に

連れてこい…っっ!!!」



周りにいるキメラ達

「はい…!!



かしこまりました…!!」



謎の大男がそういうと

2体のキメラ達が動いた



謎の大男に指名された男は

小太りの中年男性だった



中年男性

「や、やめろぉぉーーーー…!!!



は、はなせぇぇーーーー…!!!」




ジタバタ、ジタバタ…❗




その中年男性は

必死に抵抗しようとした



しかし、

2体のキメラ達が


その中年男性の

抵抗をものともせず



キメラ達が1体ずつ

その中年男性の



左右の脇を

しっかりと抱え込みながら



謎の大男の前まで運び

その中年男性をひざまづかせた




ドサッッッッ…❗



中年男性

「ひぃぃーーーー…っっ!!!」



その中年男性は

謎の大男と目線が合い

怯えていた



謎の大男

「では、エネルギーを頂こう…!!!



でぇやぁぁーーーー…!!!」




ビビビビッッッ…❗




中年男性

「や、やめろぉぉーーーー…!!



う、うわぁぁーーーーーー…!!!」




その男性は謎の大男から

放たれる光線によって



謎の大男のエネルギーに

なっていた



謎の大男

「グヘヘヘへへ…いいぞ…!!



もっとだっっ…!!!



もっと人間共のエネルギーがほしい…っっ!!!」




テクテク…




テクテクテク…




ピタッッッ…❗




謎の大男がそういうと

椅子から急に立ち上がって



謎の大男の目の前に

縦4列ぐらいに並んでいる



人々の所まで歩いていき

立ち止まって物色し始めた




謎の大男

「どれにしようかなぁ…


グヘヘヘへへ…!!」




ジロッ、ジロッ…




ジーーーーッッ…❗




ピッッッッッ…!!!




捕まった人々

「ひぃーーーーー…!!!」



恐怖で突然、目線をそらす人々




ピッッッッッ…❗




突然、謎の大男が指をさした



謎の大男

「こ、こいつだ…!!



この若い女の

エネルギーを頂こう…!!!



グヘヘヘへへ…」



若い女性

「いやぁぁーーーー…!!!」




謎の大男がそういうと

周りにいる

2体のキメラ達が動いた




ジタバタ、ジタバタ…❗




若い女性

「触らないでよっっ…!!!



いや…やめて…っっ!!!



離して…っっっ!!!」




2体のキメラ達は

その若い女性の

両脇を抱え込みながら



抵抗するその女性を

謎の大男の前まで運んだのだ…!!



その様子を

倒れたビルの裏の隙間から

じっと見ていた圭佑は



圭佑

「ま…まさか…??」



その女性を見て驚きを

隠せないでいたが



すぐに助けにいかなければ…❗

っという気持ちが先走っていた



圭佑

「よし…っっ!!!」




ザッッッッ…❗




一歩踏み出したその時



キメラ

「おい…っっ!!!



お前、そこで何をしている…???」




ビクッッッ…❗




後ろから

周辺を見回りをしていたキメラに

声をかけられたのだった…



第55話へ続く…


「新たにブックマーク登録して頂いた

読者の皆様、ありがとうございます✨


また、評価して頂いた読者の方、

ありがとうございます!


これからもファイアーマンを

よろしくお願いいたします!」


読者の皆様、こんばんは(^^)


いつも「ファイアーマン」を

読んで頂き、


そして、読者の皆様、

楽しみに更新を

待って頂いてありがとうございます✨



今回はファイアーマンのお話という事で

書かせて頂きました


読者の皆様により

ファイアーマンを好きになって

頂ければ幸いです✨


次回の更新も

皆様お楽しみにお待ち下さい(^^)



また、ブックマーク登録、評価、感想等


この作品が気になった方、好きになられた

読者の皆様いらっしゃいましたら

よろしくお願いいたしますq(^-^q)


レビューを書いて下さる読者様も

お待ちしておりますので


「ファイアーマン」が好きだと言う読者様でレビューを書いてくださる方いらっしゃいましたら

何とぞお願い申し上げます!

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