第43話 偉大なヒーローとの別れ
ある偉大なヒーローとの別れです。
悲しい別れです…
ダークマンとの戦いで
HOJのメンバー達は疲弊しきっていた
なんとかライトニングマン以外の
ヒーロー達が起き上がって状況を確認した
ファイアーマン
「くっ!…なんて事だ!!
めちゃくちゃじゃないか…❗
俺達の秘密基地も…破壊されている!!」
桃太郎
「秘密基地が…!!」
サスケ
「くっ…!!ここまでとは…❕」
フェザーバード
「くそっ…!ダークマンめ…!!」
ヒーロー達は焼け野原になった
秘密基地の跡地をみて驚愕としていた
すぐファイアーマンは
ライトニングマンの事が心配になって
ライトニングマンの元に駆けつけた
ファイアーマン
「あっ!!」
フェザーバード
「どうした!?ファイアーマン❕」
ファイアーマン
「ライトニングマンは??
どこだ!?…あ、いた!!
ライトニングマーーーン❗」
ヒュューーン…ストッ!!
ライトニングマンがいる地下にたどり着いた
ファイアーマン
「ライトニングマン、
今、地上に引き上げるからな❗」
そういうとライトニングマンを
両腕で持ち上げて抱え込みながら
ライトニングマンを地上に運んでいったのだ
地上に運ばれたライトニングマン
はすぐに話始めた
ライトニングマン
「皆、近くによれ…話がある」
そういうとファイアーマン達は
ライトニングマンの前に片膝をついて
ライトニングマンの話を聞き始めた
ライトニングマン
「そろそろ私にも最期の時がきたようだ…」
ファイアーマン
「そんなぁ…だめだ!!
ライトニングマン…❗
今から病院に連れて行くよ…!
治してもらおう…!!
助かるはずだ!!!」
ライトニングマンの身体は徐々に消えかかっていた
ライトニングマン
「もう遅いのだ…助かりはしないさ…
もう私はこれ以上生きる…事…は…出来ない…
うっっ…!!」
ライトニングマンは辛そうにしながらも必死にファイアーマンに話しかけた
ファイアーマン
「ライトニングマン…!!」
ライトニングマン
「いいか…❕よく聞け…
ファイアーマン!!
君がこれから
HOJを率いてダークマンを倒すんだ…❗
そして、皆、しっかり…ファイアーマンを支えてやってくれ…!!」
ファイアーマン
「ライトニングマン…」
サスケ
「ライトニングマン…」
桃太郎
「ライトニングマン!」
フェザーバード
「ライトニングマン…!」
ライトニングマンは
自分の命が極僅かである事が分かっていた
自分が死ぬ最期にファイアーマン達に
HOJのリーダーとして日本の未来を託そうとした
ライトニングマン
「ファイアーマン!!
君だけに最期の頼みがある…」
ファイアーマン
「ごくり…」
ライトニングマンの最期の
頼みとあってか
ファイアーマンが緊張して
唾を飲み込んだ
ライトニングマン
「ファイアーマン、…を任せたぞ…❗❗」
ファイアーマン
「…分かった!!
後は…任せてくれ‼」
少しだけ彼らだけで話し合いをしていた
彼らだけの話し合いが終わると
涙を流しながら話す
ファイアーマン…
いや、今はファイアーマンの変身を解いていた
そう、彼はただの大空 圭佑になっていた
ライトニングマン
「皆、…今までこんな私に…付いてきてくれて…ありがとう…
…君達…を…いつまでも…見守っている…さ…
(ニコリ)…」
バタッッ…!!
ファイアーマンが必死に手を握りしめていたが泣き崩れたため
手を離してしまった
その瞬間、
シュュューーーン、ピカッッ!!
ライトニングマンの足先から徐々に消えていた身体は光の丸い粒となっていた
その光の丸い粒は
上空へとゆっくり上に、上に、
とあがっていった
ライトニングマンが
この世を去った瞬間だった
最期の言葉の後に、
笑顔を絶やさなかったのは
ライトニングマンが
HOJの
メンバーに心配をかけないためだった
サスケ
「うぐっっ…!!
ライト…ニング…マン…!!」
桃太郎
「うぐっっ…!!
ライトニングマン…❕」
フェザーバード
「うぐっっ…!!
ライトニング…マァ…ァン…」
圭佑
「ライト…ニング…マン…❕
ライトニングマァァァァーーーン…ッッ!!!」
今日、偉大なヒーローが
息を引き取ったのだった
第44話へ続く…
「新たに評価して下さった読者の方々、また新たにブックマーク登録して下さった読者の方々、本当にありがとうございます\(^o^)/
これからも随時ファイアーマンを連載していきますのでよろしくお願いします✨」
読者の皆様 おはようございます(^^)
正直ライトニングマンの事をどうするか迷いましたが、今まで通り考えていた方を選びました。
しかし、安心して下さい!彼の意志は彼の大事な生徒達であるヒーロー達とある一人の男に受け継がれますq(^-^q)
次回、ヒーロー達の決意❕
次回もぜひお楽しみ下さい!




