第3話 正義のヒーロー誕生
圭佑は同僚達を救おうと勇気をもってキメラに挑んでいく…
ファイアーマンとは何者なのか?
ファイアーマンの正体が分かっていくのだった…
キメラが圭佑の同僚達を一人ずつ
捕まえようとした。
その時、
「待て……っっっ!!!」
「なんだ……っっ!!
キサマは……っっ!?」
キメラが圭佑の方へ振り向いた。
「その人達から離れろ……っっ!!!」
「人間にしては威勢がいいな…
では、まずお前から
エネルギーにしてくれるわぁぁーーーーーーー……っっ!!」
キメラが圭佑に殴りかかろうとした
その時
「死ねぇぇぇーーーーー……っっ!!!」
「やぁぁぁぁぁーーーー……っっ!!!」
ドンッッッ……❗
激しい音とともに圭佑の手が
真っ赤に燃える炎のパンチを
キメラに繰り出したのだ。
「うっっっ……!!
なんだ…っっ!?
一体、何が起こっている……っっ??
キ、キサマは何ものだ……っっっ??」
「これは……いったい!?」
圭佑が動揺している時に
圭佑の心の中にいる謎の声が圭佑だけに話しかけた。
「聞こえるか?青年よ!」
「はい……あなたはだれ??」
すると謎の声が答えた。
「私はファイアーマン……ッッ!
君の体にとりつかせてもらった!
その時がきたら話そうと
君を見守っていたんだ…!
すまない……っっ!!」
「そうだったんだ……!!
やっぱり、昔から何かおかしいと思ったんだ。
感情的になって手を出すと炎が出たり、
物を壊したりするんだ…!!」
するとファイアーマンが答えた。
「そうさ……
君と私は一心同体だからね……?
だから
私の力を使う事が出来るんだ…っっ!」
「だが……もう私には時間がない……
肉体が消えた
今、とりついた肉体に話しかけるのは一回切りなんだ……
どうか……ダークマンの野望を止めてくれ……」
「ファイアーマン……ッッッ!!」
そして、初代ファイアーマンから
二代目ファイアーマンへとバトンが渡される時がきた
「……いつでも君と一緒にいる……!
今日から君がファイアーマンだ…っっ!!
この宇宙そして……
この星をダークマンから守ってくれ……っっっ!!!」
「ファイアァァーーマーーンーー……ッッッ!!!」
そして、圭佑はとてつもなくまばゆい光に包まれた。
「いったい何だと言うんだ…っっ!!!」
キメラの前に光が消えるとそこには
体全体が赤く燃え盛る
ファイアーマンが立っていた。
そう、圭佑はファイアーマンになったのだ……
第4話へ続く…