第106話 善き心
追い詰められていくフェザーバードだったが
思わぬ出来事を目撃したのだった……
フェザーバードはシャドウに
蹴り飛ばされていた。
「ぐはぁぁっっ!!」
後ろ向きで飛ばされた
フェザーバードは後方のビルに衝突した。
その様子を見たシャドウは
すかさず攻撃を繰り出そうと
5メートルほど空中に浮遊し始めた。
「もっといたぶってあげるわ。」
シャドウがそう言うと目を閉じて
両腕を大きく下に向けて開き
両手を開いた状態にした。
そうすると、先ほど破壊したばかりの
ビルの瓦礫を自分の目の前に
少しずつ集め始めた。
長さ3~5メートルくらいあるビルの瓦礫を
空中に浮遊させながら集めたのだ。
シャドウはその瓦礫を終わると
閉じていた両目を勢いよく開けた。
そして、シャドウが瓦礫を
集め終わると同時にフェザーバードが
目の前を見るとそこには信じがたい
光景を目の当たりにした。
「……!!!」
フェザーバードの目の前には数十個ほどの
ビルの瓦礫が空中に浮遊していたのだ。
「な、なんなんだ!?
あの瓦礫の山は……??」
ただただ目の前の光景を見て
驚くフェザーバード。
「アハハハハハハハ……」
すると、シャドウが突然笑い出したのだ。
「さぁ、私の攻撃を避けきれるかしら??」
シャドウがフェザーバードに
そう話しかけた
その時……!
「アハハハハハハハ……
ハッハッハッハッハッハッ……」
笑い出しながらそのビルの瓦礫を
フェザーバードに投げ始めたのだ。
「くっっっ……!!」
シャドウの攻撃を瞬時に
かわしていくフェザーバード。
軽快にかわしていくフェザーバードだったが
シャドウの投げたビルの瓦礫が
後方のビルに当たっていき、
いつ倒壊してもおかしくなくなっていたのだ。
しかし、そんなフェザーバードも
次第に攻撃が当たり始めたのだ。
「うっっっ……」
シャドウの攻撃を受けるフェザーバード。
「くっっっ……!!
ぐはぁぁ……っっ!!!」
瓦礫を当てられ続け、
避けきれなくなっていた。
「私からは逃げられないのよっっ!!
アハハハハハハハ……」
「強い…… 確かに強い!」
突然、小さな声で話始めたフェザーバード。
「……??」
突然、フェザーバードが話始めた途端
瓦礫を投げる事を止めて
話を聞き始めるシャドウ。
「だが、お前は女だ……!
女がなぜ、闘う??
それにお前には善き心があるというのに!!」
シャドウを諭すように語りかけた。
「私に善き心がある?」
シャドウはフェザーバードに問いかけた。
「あり得ないわ……
そんな事…っっ!!」
取り乱したように声を荒げて話すシャドウ。
「じゃあ、なぜビルを持ち上げた時ビルから
落ちてきた男の子を助けたんだ……っっ!?」
そのシャドウの言葉を被せるかのように
大きな声で話したのだ。
シャドウはフェザーバードの
いるビルに衝突させようと
ビルを持ち上げた時に一人の
男の子がビルから落下してきたのだ。
その時にシャドウはその男の子を
地面にゆっくりと着地させていた。
「……!!!」
「う、うるさい……っっ!!
あ、あんたに何が分かるのよ……!?」
動揺を隠せずにいられなくなっていた。
「お前は俺には勝てない……っっ!!!」
そのシャドウの様子を見て
自信満々に話したのだ。
その直後……!
「はぁぁーーーーーーー……っっ!!!」
シャドウはそう発しながら
フェザーバードを睨むように見つめた。
すると、フェザーバードはシャドウの
力によって強引に両腕を平行に伸ばされ、
両足は肩幅くらいに開いた状態で
後方のビルに張り付けにされたのだ。
「か、体が……勝手に……っっ!!」
突然、身動きが取れなくなった事で
首を左右に動かしながら自分の体を見渡していた。
「これで終わりにするわ……っっ!!」
シャドウは長さ3~5メートルくらいある
数十個ほどのビルの瓦礫を自分の周りに
浮遊させながらフェザーバードに
止めをさそうと右腕を大きく
後ろに下げると一気に瓦礫を
投げる準備を行うのだった……
第107話へ続く……
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
次回、フェザーバードvsシャドウ
最終決着!お楽しみに。
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