第102話 福島へ
フェザーバード編、開幕……❗
フェザーバードは自分の故郷である
福島へと到着した
そこにキメラ達が待ち伏せをしていたのだった……
サムライキングvsゾルディックが
太秦で闘っている頃、フェザーバードは福島にいた。
バサッッッ、バサッッッ、
バサッッッ、バサッッッ……❗
フェザーバードは福島市の上空を
浮遊して上空から福島市を眺めていた。
「帰って来た……!
俺のふるさとに。」
福島市はフェザーバードの故郷なのだ。
「ここにやつがいるはずだ……っっ!!」
フェザーバードは倒すべき相手が
この土地にいる事を感じていた。
福島市の町並みは異様な
静けさが漂っていた。
フェザーバードがいる場所の周りの
建物の中には人が一人もいない
状態なのにフェザーバードは
何者かの視線を感じていたからだ。
フェザーバードは上空を浮遊
しながら目を閉じて
その何者かを突き止めようとしたのだ。
「誰だ……??」
目を閉じながら音のする方を
キョロキョロと見渡していた。
すると、だんだんと音が早くなっていき
サササササっと明らかに
フェザーバードの周りを複数の何者かが
辺りを移動する音が聞こえてきたのだ。
次の瞬間……❗
音がさらに大きくなり
何者かが自分を狙って
攻撃してきた事に気づいた
フェザーバードは
閉じていた目を開けたのだ
「……!!!
やはりな……」
フェザーバードが目を開けると
なんとフェザーバードの周辺には
大勢のキメラがびっしりといたのだ
そして、フェザーバードめがけて
一気に攻撃を繰り出してきていた。
「死ねぇぇーーーーーーー…っっっ!!!」
四方八方からキメラ達が襲ってきたのだ。
「はぁぁーーーーーーー……っっ!!!」
フェザーバードの気迫で
周囲に衝撃波が起こったのだ。
その瞬間……❗
フェザーバードを攻撃していた
キメラ達が一気に吹き飛ばされ
周辺の建物に次々と激突していったのだ。
ドド……ドーーーーーーーン……❗
「うぎゃあぁぁーーーーーーー……っっ!!
ぎゃあぁぁーーーーーーー……っっ!!」
フェザーバードに吹き飛ばされて
悲鳴をあげるキメラ達
「こんなもんじゃ、俺は倒せないぞ……
隠れているんだろ……??
……出てこい……っっっ!!!」
フェザーバードは周囲を見渡しながら
姿を現さずキメラ達に指示を
下している者に大声で話しかけたのだ。
すると、どこかから笑い声が聞こえてきた。
「フハハハハハハハハハ……」
女性の笑い声だった。
「アハハハハハハハハハ……」
「どこにいる……!?
姿を現せ……っっ!!」
キョロキョロと辺りを見渡しながら
その女性の姿を探すフェザーバード。
「お前の後ろさ……」
フェザーバードのすぐ背後に張り付く女性。
「何……っっ!?」
フェザーバードはそう言って
後ろを振り返ろうとした
その時……❗
フェザーバードは後ろ向きのまま
その女性に蹴られたのだ。
ヒュューーン……
ドーーーーーーーーーン……❗
フェザーバードは正面にあったビルに激突した。
「アハハハハハハハハハ……」
フェザーバードを蹴り飛ばし笑う女性。
「ぐっっっ……!!
お前は一体、何者なんだ!?」
その女性の方を向き
激突したビルにもたれながら
話しかけるフェザーバード
「私の名前はシャドウ。
あなたは私に触れる事が
出来いまま死んでいくのよ。」
シャドウは身長が168㎝、体重50キロ。
スリーサイズB/88、W/65、H/88。
髪の色は赤で髪型はロングなのだ。
「なんだと……!?」
「私は自由自在に姿を消す事が出来るのよ。」
シャドウは体を透明にさせる事が出来るのだ
「あなたの実力では私に
勝つ事は出来ないわ。
さっさと降参しなさい……っっ!」
「ふっっ……
笑わせるぜ。
降参だと!?
ずいぶんと余裕じゃねぇか……」
「私は他のメンバーと違って
自慰深い女だから。
降参して私の下僕となるか……
それとも……」
「それとも……??」
ごくり……っっ❗
フェザーバードは張りつめた
空気に思わず唾を飲んだ。
「私になぶり殺されるか……
どっちか……ね??」
「さぁ……
選びなさいっっ!!!」
「ぷっっっ……
ハッハッハッハッハッ……
ハーーーー
ハッハッハッハッハッハッ……ッッッ!!!」
突然、腹を抱えて笑いだすフェザーバード
「何がおかしい……!?」
笑われて怒りを顕にするシャドウ
「こんなやつが
ダークマンの所にいたとはな……!?
全く、笑わせるぜっっ!!
この女はよ……っっ!」
「そう……
そんなに死にたいようね?
いいわ……
じっくりと殺してあげる……っっ!!」
「来いよ。
こう見えて女性の相手は得意なんだぜ……?」
得意気に話すフェザーバード
「死ねぇぇーーーーーーー……っっっ!!!」
そう言ってフェザーバードに
襲いかかっていくのであった……
第103話へ続く……
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
皆様、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします(*´∇`*)
本日からフェザーバード編が始まりました。
果たしてシャドウの実力とは!?
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
またブックマーク登録、評価、感想等
この作品が気になった方、好きになられた
読者の皆様いらっしゃいましたら
よろしくお願いいたしますq(^-^q)




