第100話 覚醒する侍
娘の涼子を目の前で倒され
失意のどん底にあるサムライキング
今、ゾルディックに止めをさされそうになった
その時……❗
サムライキングは覚醒するのだった……
ゾルディックに攻撃されていた
涼子は気を失っていた
「涼子……
涼子……ぉぉぉーーーーーーーーーー……っっ!!!」
サムライキングは娘が
ゾルディックに倒された事に
より失意のどん底にあった
「ヒャアーーーーーーー……
ヒャアッッッヒャアッッッヒャアッッッ…ッッッ!!!」
「きさまの前で娘をたおしてやったわ……っっ!!!
次はきさまの番だ……っっ!!」
スタ、スタ、スタ……
そう言うとサムライキングの方へ
ゆっくりと歩き出すゾルディック
「そんな……涼子が……っっ!!」
ザァァァーーーーー……
涼子との思い出が
瞬時に頭によぎったのだ
「パァァァァーーーーーパ……ッッッ!!」
乳児の頃の涼子
「うふふふふ……っっっ!!」
サムライキングと一緒に
遊んでいた幼児の頃の涼子
「これ、買ってくれたの……??
ありがとう……!!」
ぬいぐるみを買ってもらい
喜ぶ小学生の頃の涼子
「パパなんて大っっっ嫌い……っっ!!!」
反抗期を迎える中、高生の時の涼子
「パパ、いつもお仕事頑張ってくれて……
ありがとう……っっ!!」
大人になった涼子
ザァァァーーーーー
頭によぎっていた涼子との思い出
「涼子……」
自分の力のなさに悔やみながら
一人でそう呟いていた
ピタッッッッ……❗
サムライキングの目の前に
到着するゾルディック
「今、娘に会わせてやる……っっ!!」
「あの世でな……っっ?
死ねぇぇーーーーーーーーー……っっ!!!」
ザンッッッッッ…❗
ゾルディックがそう言うと
持っていた4本の刀で
サムライキングめがけて
降り下ろしたその瞬間……❗
サムライキングは怒りの雄叫びをあげた
「涼子を……涼子を……
よくもぉぉぉーーーーーーーーーー……っっっ!!!」
オォォォォォォォーーーーーーーー……❗
両腕を大きく広げ
首を上にあげた状態で雄叫びを
あげるサムライキング
その時、サムライキングが雄叫びをあげた事により
周囲に衝撃波が起こり
ゾルディックは後方へと飛ばされていった
「な……なんだ……っっ!?」
ドンッッッッッ……❗
「ぐがががっっっ……!!」
ヒュュュューーーーーーーン……
ズザザザザザザ……
地面を引きづりながら
後方へと飛ばされていくゾルディック
「うぉぉぉぉーーーーーーーーー……っっ!!!」
サムライキングが雄叫びを
あげているとなんと
体が変化していったのだ
ムキムキムキムキムキ……
ググググググ……❗
サムライキングの上半身の筋肉が
以前よりも3倍ほど膨れ上がり
さらに身長が2メートルまで伸びたのだ
そして、後方へとと飛ばされていた
ゾルディックはなんとか起き上がった
「ぐががが……っっ!!」
「な……なんなんだ……!?
やつがサムライキングなのか……??」
異常にまで変身を遂げた
サムライキングを見て驚きを
隠せないゾルディック
変身をとげたサムライキングは
ゾルディックにこう話した
「お前だけは絶対に許さない……っっ!!!」
「へっっっ……!!
きさまごときに何が出来る……っっ!?」
サムライキングの言葉に
鼻で笑うゾルディック
ゾルディックがそう答えると
サムライキングは
以前よりもとてつもない
スピードでゾルディックに
襲いかかっていった
シュュュュュン……ッッッ❗
「な……何……っっ!?」
なんとサムライキングは
一瞬でゾルディックの目の前に現れ
ゾルディックめがけてすぐさま斬りかかったのだ
ザァァァァァン……❗
ガキィィィィーーーーーーーン……
「こ……こいつ……っっ!!!」
なんとか4本の刀でサムライキングの攻撃を
受け止めたゾルディック
「うぐぐぐ……っっ!!」
なんとかつばぜり合いを行った
ゾルディックだったが
一瞬で押され始める
「でぇぇやぁぁぁーーーーーーーーー……っっ!!!」
ガンッッッ……❗
サムライキングが一気に力を加えると
ゾルディックの右側の2本の腕に持っていた刀が
真っ二つに折れたのだ
「な……なんだと……っっ!?」
ガラン………ッッッ❗
真っ二つに折れた刀の破片は地面に落下した
ゾルディックは真っ二つに
折られた刀を見ていたのだ
そして、すかさず
サムライキングは続けて攻撃を繰り出した
「ふん……っっっ!!!」
ドンッッッッッ……❗
サムライキングは左腕を後ろに
大きく振りかぶってから
勢いよくゾルディックめがけて前に突き出した
「ぐはぁぁぁーーーーーーーーー……っっ!!!」
真正面から攻撃を受けるゾルディック
ヒュュュューーーーーーーン……
ドカドカドカドカ……
ドカーーーーーーーン……❗
攻撃を受けたゾルディックは
後方へと飛ばされていき
民家を次々に壊していった
「これで止めだぁぁーーーーーーーー……っっ!!!」
サムライキングがそう言うと
まるで円を書くように
刀をグルッッと一周させた
そして、刀を真上から
真下に向けて降り下ろそうとした
その瞬間……❗
民家の瓦礫の下敷きになって
倒れていたはずのゾルディックが
起き上がっていたのだ
「……!!!
ここはどこだ……っっ!?」
ゾルディックは突然周囲を
見渡して一人で話始めた
「くらぇぇーーーーーーーー……っっ!!!」
「……!!!」
ゾルディックめがけて攻撃を
繰り出そうとした瞬間……
サムライキングは信じられない光景を
目の当たりにしていた
なんとゾルディックの体の
右半身は団十郎の体になっていたのだ
すると団十郎と思われる
人物から話かけてきたのだ
「げ……源五郎……なのか……っっ!?」
「ま……まさか……!?」
「だ……団十郎……なのか……っっ!?」
思わぬ形で再開を果す二人
果たして……サムライキング達の
運命はいかに……っっ!?
次回、
サムライキング編完結……!!
第101話へ続く……
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
本日でついに100話目になりました!
ここまで書く事が出来たのは
いつもお読み頂いている読者の皆様のおかげです✨✨
本当に皆様ありがとうございます(*´∀`)
まだまだ「ファイアーマン」は
続いていきますのでこれからも
「ファイアーマン」をよろしくお願いいたします!
次回、サムライキング編完結します❗
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
またブックマーク登録、評価、感想等
この作品が気になった方、好きになられた
読者の皆様いらっしゃいましたら
よろしくお願いいたしますq(^-^q)




