密室と偶然
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:密室と偶然
その人が亡くなったのは、確かに密室での事だった。
その人は評論家で大金持ちで、
いつも自分の書斎で記事を書いていたと言う。
でも人付き合いはほとんど無く、
プライベートでは孤高の人だった。
警察「一体、誰が何の目的で…」
それでも警察は他殺の線で捜査していた。
周りの人の彼に対する噂と、
彼の今後のスケジュールのあり方、
それに彼のステータスから見て、
自らこの世を去るとは思えなかったからだ。
テーブルには、
ボトルとウィスキーだけが置かれていた。
ウイスキーは飲みかけ。
事件当夜、彼の他に誰もその書斎に入ってない。
その死因は服毒。
ウイスキーに毒が仕込まれていた。
しかしこの事件は急展開をもって解決した。
氷を作る工場の男が逮捕されたのだ。
ウイスキー業者を回っていた巡査や警官は
「えっ?」となったものだろう。
しかもこの犯罪は愉快犯。
警察「どうりで絞りきれんわけだ…」
偶然その夜、彼はオンザロックで飲んでいた。
氷は友達からもらったもの。
その友達は別件でスーパーへ行き氷を買ったが、
別に要らなくなったので彼にあげたとのこと。
そのもらった氷が少なかったのか。
グラスの中にも部屋の中にも
氷はどこにも無かった。
普段は氷を入れない彼。
その日は暑かったから、
また思いつきでそうしたのだろうか。
こんな偶然を挟んだような犯罪が、
世の中には溢れ返っているんだろう。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=YMloD_Xssjg
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬