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師走

 本日から十二月、二〇二四年もあと一か月となりましたね。

 十二月は旧暦の和風月名では師走です。


 この『師走』という言葉を初めて知ったのは、小学校一年生のときです。

 当時の担任の先生は、定年間近のとても穏やかな女性、H先生でした。H先生の字はとても綺麗で、黒板に書く字も教科書の文字のようでした。

 普段最も見る字が綺麗だとそれを見ている人も綺麗になる、という話を聞いたことがあります。わたくしも先生のように綺麗な字を書きたいと憧れていました。

 先生のおかげか、わたくしも字が綺麗だと褒められることがよくあります。


 小学校低学年のときは習字を習っていました。

 習字を習っていた人は字が綺麗、というのもよく聞きますが、これはわたくしは違う気がします。

 筆で書くのと、鉛筆やペンで書くのとでは全てが違うと思うのです。

 どちらかというと、習字で身に付くのは正しい書き順ではないでしょうか。この書き順も、習字は文字を書くときの連続性を大切にするのでペンで書くときと変えることがあると習いましたが。


 でも成長するにつれ、憧れの文字も変わります。

 わたくしが小学校高学年くらいのときに丸文字が流行り、わたくしも少し字体を変えてみたりしました。その影響でわたくしは二種類の文字を書きます。

 だんだんと字を書く機会が減ってくるとこの垣根も曖昧になってきて、最近は自分の字がわからなくなってきています。


 師走の話をしようと思っていたのに、字の話になっていました。

 しかも初の六時台投稿に突入です。

 わたくしには師走の自覚が足りないようでございます。

 皆さまも無理はなさらぬように、あと一か月やり過ごしてまいりましょうね。


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