ネイルポリッシュ?
本日のお話は男性には退屈かもしれませんのでご了承くださいませ。
わたくし、若い頃から自分の爪に色を塗るのが大好きでした。
なぜ「爪に色を塗る」なんて言い方をするかと申しますと……、いつの間にマニキュアではなくネイルポリッシュと言うようになったんですの?
『マニキュア』イコール『ネイルポリッシュ』なのかをGoogle先生で検索したところ、概ねその解釈で良いようでしたので、わたくしは同じものと認識してここからのお話は進めさせていただきます。
マニキュア改めネイルポリッシュ、長いのでポリッシュと略させていただきまして、を初めて本格的に塗ったのは高校生のときだったと思います。
父が社員旅行で海外へ行ったとき(当時はバブル最盛期)にお土産でもらった綺麗な桜色のそれを、あまり目立たないからと学校があるにも関わらず塗りました。
わたくし、母方の祖父に似て指が細く長いのをよく褒められていました。でも爪は常に短く切り過ぎの深爪でした。
ワープロ部……!三十年以上前はこんな部活があったのですよ。前身は和文タイプ部で、和文タイプライターを早く打つ部でした。英文タイプ部もありましたが、当時で既に廃れていたと記憶しています。ワープロ部はかな入力でワープロを早く打つ部活です。部活なので大会もありましたが、わたくしに選手になれるほどの技量はありませんでした。でも恩恵として、正しいタッチタイピングが身に付いております。
話が脱線しましたが、ワープロ部でしたのでむしろ深爪が推奨されます。就職先の職種もキーパンチャーでしたので、爪を伸ばすことは基本的に禁止でした。
ですが、爪を綺麗に見せるには深爪では都合が悪いです。
わたくしはこっそり、許容範囲で爪を伸ばし始めました。雑誌か何かの記事で、爪切りを使わずに爪ヤスリで長さを整えると良いと読んだので実行しました。
最初は感覚的に気持ちの良いものではありませんでしたが、数年続けると爪のピンク色の部分がずいぶんと長くなりました。
それからは、甘皮の処理なども自分でして、独身時代はセルフネイルを楽しんでいました。
結婚して出産間近になったので、一旦ポリッシュはお預けになりました。
再び爪のお洒落を楽しむようになったのは、娘の幼稚園時代です。ママ友の一人がネイリストの資格を取るためのモデルを引き受けたのです。
彼女はジェルネイル検定上級を目指していましたので、そのとき初めてジェルネイルというものを体験しました。
ジェルネイルは長持ちしますが、当時、セルフの道具を揃えるのは簡単ではなかったように思います。自分に使えるお金も時間も限られていましたので、サロンに通うのも難しかったです。
また少しの間、爪のお洒落とは無縁になりました。
パートを始めてから、ドラッグストア勤務ということもあり再びセルフネイルを始めました。派手な色は禁止されていますが、再び爪のお洒落を楽しんでいました。
でも、年齢のせいでしょうか。爪がだんだん薄くなり、ボロボロに傷んでしまいました。
こうなってしまってはお洒落を楽しむどころではありません。
現在のわたくしは、素の爪でいたのですが……。
数日前、なんとも魅力的なポリッシュ紹介のYouTubeショート動画が流れてきました。お値段もお手頃です。欲望に抗えず、ポチっと二つ、注文してしまいました。
数日後、届いたポリッシュのなんと素敵なこと!左手小指の爪にだけ、濃い色の方を塗ってみました。職場には向かなそうです。
自然な色の方を塗ってみようか、現在悩んでいるところでございます。