方言の話
皆さまの住んでいる土地に方言はありますか?
北海道にも一応方言はありますが、全体的に独特の抑揚があるわけではないので、インパクトにはいまいち欠けるとわたくしは思っています。
ただ例外として、海の近くにある町には『浜言葉』と呼ばれる独特の抑揚があります。わたくしも道内のある市に行ったとき、フラッと入ったスーパーのレジの若い女性の接客の抑揚に少々驚きました。そのくらい都市部との違いがあります。
単語として有名なものは『なまら』、『めんこい』、語尾の『(だ)べさ』あたりでしょうか?
挨拶の『したっけねー』は数年前に流行ったマンガで使われていましたよね。わたくしが小学生くらいのときは実際使っていました。
わたくしの通っていた小学校は、近くに社宅がたくさんありました。今は社宅という文化自体がなくなってきているようですが。
道内の公務員向けの社宅もありましたが、道外企業の社宅も複数ありましたので、転校生に方言を指摘されることは多かったです。
中でもいちばん驚かれたのが『捨てる』を『投げる』と言うことでしょうか。ゴミを投げる、などと日常的に使う言葉だからだと思いますが、たいてい最初はポカンとされます。物によっては実際に放り投げる子もたまにいました。
子どもが良く使う言葉としては『ばくる』でしょうか。標準語だと『交換する』なのですが、シールなどを「ばくろう」と言うとハテナという顔をされました。一、二年生の頃は標準語への変換語がわからず、説明に苦労した記憶があります。
大人になっても、これ標準語じゃないの?という言葉はたまに出てきます。
『〇〇ささる』が通じないことは仲の良いT子先輩に教わりました。先輩の妹さんが京都に嫁いでいるので色々違いの発見があるようなのです。
『〇〇ささる』を言葉で説明するのは結構難しいのですが、ネットで調べると『意図せずそうなってしまう』ときに使うようです。いちばん使うのは『ボタンが押ささる』でしょうか。押そうとしていたボタンの隣のボタンを押してしまったときなどに使うのですが……、伝わるでしょうか?便利な言葉だと思うのでもっと普及すればいいと思います。
単語の細かいイントネーションは、キヨも実況のときによく混乱しています。
『コーヒー』はよく出てくる単語なのでいつも「どっちだっけ?」となっていますね。
わたくしも、静岡のお友達がこちらに来ていたとき、ライブ前のアナウンス時のイントネーションが違うと言われて初めて知りました。
『幼稚園』も違うようですが、わたくしも正解がわかりません。
細かいイントネーションの違いは別として、言葉の方言は年々使われなくなっている気がします。
わたくしも大きくなるにつれ標準語に触れる機会が増えると、意図的に方言を使わなくなりました。ふとした瞬間に出てくることはありますが、少し淋しい気がします。
さて、本日は大胆に遅刻してしまいました。しかも開き直っております。
秋って眠いですよね……?
皆さま、今週も微妙以下はやり過ごしてまいりましょう。