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エッセイとは

 こちらにエッセイを投稿し始めてから、早いもので一か月が経過しました。

 当初は毎日投稿する予定ではありませんでしたのでイコール投稿数ではないのが少し悔しいのですが、わたくしの今までの人生でこんなにも長い期間、日記ですら続けられたことはないような気がします。


 とふと、これは果たして本当にエッセイと呼べるのか?ただの日記ではないのか?今更ながら不安になり、再びエッセイとは何かを調べてみました。実は初投稿前にも一応調べてはみたのですが記憶が曖昧でしたので。


 Google先生で検索すると、

 自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文。随筆。随想。


 なるほど。随筆って何?

 自分の見聞や体験、感想などを、特定の形式にとらわれずに自由に書き記した文章


 大丈夫そうですね。わたくしの見聞、体験、感想。書き記していると思います。大丈夫ですよね?

 しかし、関連する質問に、エッセイと作文の違いは何ですか?とありました。


 作文。懐かしい響きです。

 わたくしが小学生の頃は、とにかく作文を書かされていた記憶があります。

 書かされていた、と言うと語弊があるかもしれませんが、一か月に一回以上は書いていたような気がしますので。作文が嫌いではないわたくしでさえそう記憶しているのですから、書くことが苦手な方たちにとっては地獄の苦しみだったのではないかと想像します。


 わたくしの輝かしい作文デビューとしては、たしか二年生の時、姉妹校との交換作文学年代表に選ばれたことでしょうか。

 朝の会のときに担任の先生に「泥猫さんの作文が選ばれました」とクラス全員の前で発表され、すごいねー、と友達に言われたような気がします。若干のダメだしもありましたが、総合して良くできていました、と。

 当然ですが、大勢の人に自分の文章を読まれると思うと嬉しい反面、少し恥ずかしいとも感じました。


 それからも六年間、作文を書き続けるわけですが、わたくしの作文を読むとなぜか先生方が笑うのです。それはもう必ずと言っていいほどに。

 わっはっは、とは笑いませんよ、クスリとです。五、六年生のときの担任には「泥猫さんの作文はいつも面白いね」とダイレクトに言われました。

 ですがわたくしはウケを狙って文章を書いているわけではありません。自分の身に起こったこと、感じたことをありのままに書いているだけなのです。

 不思議に思い「はあ」と返事することしかできません。どこがどう面白いのかは教えていただけないのですから、未だに謎です。


 しかし、わたくしの文章面白い事件は社会人になっても続きます。

 わたくしが社会人になって数年後、電子メール文化が誕生しました。

 当時わたくしが働いていた部署は少々特殊で暇なことが多く、文章を打っていれば仕事をしているように見えるということで、毎日無益なことを打ち続けておりました。よって、同僚への連絡メールにも余計なことを書き足してしまうのです。特に後輩には。

 するとお叱りを受けます。「泥猫さん、メールを読みながらニヤついてしまうのでやめてください」。

 ちょっとは自覚がありますよ。でもそんな怒られるほど?お笑い耐性足りないんじゃない?


 わたくしのこの、『なんかちょっと面白い人』体質は立派に娘にも受け継がれているようです。

 娘が中学三年のとき、小説のようなものを書き地元新聞社からちょっと素敵な賞を頂いたのですが、校長室に呼ばれたそうです。そうして校長先生とお話した際、「やっぱり〇〇さんは面白いね」と言われたそうなのです。

 「やっぱり」って、何?

 娘も不思議がっていましたが、わたくしの娘は学校ぐるみで知られる『なんかちょっと面白い人』なのでしょうか?


 なんということでしょう。

 せっかくの一か月記念日、遅刻です。

 まあこれも、わたくしらしいですね。


 と開き直って、なんとも締まらないまま失礼させていただきます。

 これからもよろしくお願いできれば幸いでございます。


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