ママという人種
おはようございます。
三連休だった皆さま、お休みはどのように過ごされましたか?
と聞いておいてナンですが。
カレンダー上で三連休以上の休みがあると必ず「どこか行くの?」もしくは「どこか行ったの?」って聞いてくる方、いらっしゃいますよね。仲の良い友人に聞かれるのならよいのですよ。問題なのは、大して親しくもない方たちです。
これ、わたくし本当に好きじゃないです。
三日以上の連休にはどこかに出掛けなければいけない義務なんてありましたっけ?人それぞれ事情というものがあるのです。放っておいてくれ、アンタに関係ないだろう、って感じでございます。
わたくしの父は飲食サービス業を生業としていましたので、土日祝日はほぼ家に居ませんでした。おまけに若くして結婚していましたので、生活にそれほど余裕もありません。
ゆえに、幼少期のわたくしに泊りがけでの家族旅行の思い出はほぼありません。
それでも夏休みには、日帰りですがお弁当とお菓子をたくさん持ってドライブした良い思い出がいくつかあります。
わたくしにとって、日数や距離なんて大した問題ではないのです。
いちばん面倒が発生したのは娘の幼稚園時代です。
娘の通っていた幼稚園は教育重視で躾に厳しい園でした。わたくしはこの教育理念に概ね賛成でしたが、ぶっちゃけ近所だから通わせていました。
しかし大部分は、教育理念に共感して通わせている教育熱心な方々でした。
そこで人生で初めて、老若男女に当てはまらない『ママ』という人種に出会いました。
わたくしは高校を卒業してから出産までの約十四年、社会人生活を送っていました。それなりに沢山の方々と交流し、見た目と少しの会話でだいたいの人間の人となりを判断できると自負しておりました。
でも『ママ』はその常識に全くと言っていいほど当てはまらないのです。
彼女たちの特徴はまず、兎にも角にも我が子第一。他人のありとあらゆる情報を聞き出そうとし、マウントを取りたがる。人の話はほぼ聞かないか聞いているフリをする。自分の行動は全て正しいと信じて疑わない。こんな感じでしょうか。
そんな彼女たちが三連休以上の休み前やあとに聞いてくるのです。
「どこか行くの?」「どこか行ったの?」
わたくしはマウント合戦に参戦する気はありませんので、「どこにも行かない。行っても実家くらい。」と必ず答えます。
すると彼女たちは安心するか、疑念の目を向けてきます。疑念の目は言うまでもなく無視ですが。本当に疲れます。
他人と自分を比べて優位に立つことって、そんなに大切なんでしょうか。
彼女たちは幼い頃、保護者に教えられなかったのでしょうか。
「ウチはウチ。ヨソはヨソ。」と。
ほかにも、彼女たちにとって情報は全てと言っても過言ではありませんので、やたらとお茶やランチに誘ってきます。質の悪い人は言葉巧みに他人の家に上がり込もうとしてきます。住居マウントも取りたいのでしょうね。
幸い我が家は娘が生まれた年に建てた一軒家でしたので、そこで臆することは微塵もありません。堂々と招待して差し上げましたよ。ただわたくし、料理が非常に苦手です。ですので、食事を振る舞うことは決していたしませんでしたけれども。ええ、各自持参でお願いしていました。場所を提供しているのです、そのくらい構いませんよね?
ですが招待を繰り返していると、我が家に来るのが当たり前になってくるのです。お互い様という言葉も彼女たちは知らないようです。
娘の幼稚園時代のママ友付き合いで疲れ果てたわたくしは、小学校では積極的に人付き合いするのをやめました。
それでも娘が二年生までは専業主婦でしたので学校行事の手伝いくらいはしたいと思い、簡単な授業のボランティア活動をお願いされれば手伝っていました。
そこで、毎回一緒になる三人のママと仲良くなりました。彼女たちとは今でも一年に一度は会うほど仲良くしております。
わたくし思うのですが、情報なんて大して知らなくても大抵のことはどうにかなります。最低限の信用できる人とだけ付き合っていれば充分です。情報なんて言いながら、ほぼ下らない噂話だったりしますしね。
三連休明け、何か楽しい話題で皆さまを送り出そうと書き始めたのですが、よくある主婦の下らない話になってしまいましたね。
申し訳ございません。
代わりに、もう一人?一匹?のわたくしの推しのVtuberさんが朝配信の最後に言ってくれる言葉をお送りしたいと思います。
本日も微妙以下はやり過ごしてまいりましょう!
白い猛獣、ご存じの方いらっしゃいますか?本当に聡明で可愛らしいですよねぇ。そしてわたくし、獣の言葉に何度も泣かされております。