いちわめ! そうだ!睡眠をしよう!
段落つけてないので読みずらいと思いますが変えません。次回からは読みやすくなる予定ではあるのでブックマークしてね。
いつからだろう、自分が普通の人間と思うようになったのは。
自分の人生の主役というものはいつだって自分である。でもふと過去を振り返ればそれはどこにでもあるごく普通なありふれた人生でしかないことに気づく。
子供の頃みんなと遊んだ懐かしい過去。
今日を全力で楽しむ輝かしいこども。
なんでも出来ると思っていた小さい身体。
それすら誰にでもある一般的な人生。
それが九重 一の人生。
グワァッ! グワァッ!
いつも通り煩わしいアヒルの鳴き声のアラームで目覚める…本当にうるさいな!!誰だよこんな頭おかしいアラーム作ったやつ。
時刻は午前6時30分。いつも通りの時間なのに眠すぎる...流石に15時間ぶっ通しでのゲームは体に悪かったみたいだ。
今日から高校生になるというのにこんな生活を続けるのはいかがなものか。
階段を降りて1階に行くが家には誰の気配もない。親は共働きで帰ってくるのも遅いため居合わせることはほとんどない。
リビングに行きテーブルを見ると2000円と書置きが1枚。書置きの方に目をやるとご飯代とだけ書かれている。
中学を卒業してから毎日置いてあるが一日におにぎり2、3個程度しか食わないためこんなにいらないと言ったのだが、お小遣いも含めてると言われた。
毎月6万円。食費を引くと5万程度残るからこれだけ貰えると高校生くらいなら悠々自適に生活ができるためありがたい。
そんなことよりもとりあえず風呂に入る。丸1日以上入ってないから少し体がベトベトしている。
風呂から上がり時計を見ると時刻は7時。朝ごはんを食べない俺からするととても中途半端な時間である。
することも無いし取り敢えず心機一転して瞑想でもしてみようか。
目でも瞑っとけばいいのか?てかこれ効果あんの?
そんなことをあれこれ考えているうちに段々と頭が働いていかなくなる。
あ、やばい、これ寝ちゃうやつだ。今寝たら確実に起きれない。高校生一発目が休みってまじ?しかもその理由が睡眠不足ってなに?
だが頭では分かっていても瞼は開かない。
体も1ミリも動きはしない……実際1ミリは動いたかも。
まあいいや……この後のことはこの後の俺に任せた!!
よくよく考えれば初日に行かなくたっていいじゃないか。せいぜい友達を作るハードルが数段上がるだけだろう。頑張れよ明日の俺。友達100人作ろうな。
そう思い残し再び眠りに入ることにした。
おもろかったやろ?