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メール  作者: 縄奥
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7話

7話




 麻美は退院していた。そして忌まわしい白骨死体のあった部屋に掃除機を入れると何も考えずにひたすら掃除に励んだ。ただ部屋と言うより家の中は警察官たちの捜査のためか天地を引っくり返したに散らかっていた。そして次の日、刑事が二人訪ねて来て玄関に立つと麻美の顔を見た。


「奥さん気を落ち着けて聞いて欲しいのですが。此間この家にあった白骨体はDNAの結果、旦那さんの皆実さんでした…」と、声を震わせると「えっ♪ 何を言ってるの? 冗談はやめて下さい」と、笑みを浮かべた。


 二人の刑事が顔を見合わせ「奥さん 真実なです」と、麻美に言うと「変な刑事さんw 家の主人はちゃんと生きてますしホレ♪ メールもこの通りだし今も出張で仕事してますよ♪」と、刑事達に笑みを浮かべた。


 すると二人の刑事は顔を曇らせつつ困惑の表情を浮かべながら麻美から借りたスマホのメールに見入っていて頭を捻っていた。そして麻美は刑事達の目の前で皆実にメールして見せると、直ぐに皆実からメールが届き麻美を安心させた。



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