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メール  作者: 縄奥
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30話

30話







 

 「警察の者ですが皆実さん御在宅でしょうか」と、突然刑事が人訪ねて来て警察で保管していたスマホを麻美に渡すと、刑事達は家の中に入ろうとはせずに玄関で「ながらく御借りしていたスマホです」と、麻美に落ち着いた口調で話すと麻美は良い機会だからと、今までのことを全て刑事達に聞いてもらった。すると刑事の一人が御主人の電話番号とメールアドレスを聞いて玄関から一人の刑事がスマホを出して電話した。すると電話は繋がり所在も解り電話を切ったが麻美は「皆実のメールアドレスです」と、言ってメモを渡すと「あの皆見さんですか? こちら警察の者ですが」と、メールすると直ぐに「何で警察が家にいるんだ?」と、麻美のスマホにメールが届いた。



そして麻美は刑事達に今きたばかりのメールを見せると「変だな~ さっきの人なのか?」と、首を傾げた。そして再び皆実に電話をかけて「何度もすみませんがメールの趣旨がわからなくて」と、皆実に伝えると「えっ!? メールですか? そんなメールは受け取ってませんが…」と、刑事達は自分たちの耳を疑った。そしてもう一度、皆実にメールで「何度もすみませんが皆実さんで間違いないですよね」と、メールすると「何ですか~ 間違いなく皆実ですが」と、返信が麻美の携帯に届いたことで刑事達は首を捻った。何が何だか解らないと刑事達は眉毛にシワを寄せた。すると一人の刑事が「奥さんこれもしかしたら何かの事件に御主人巻き込まれているかも知れません」と、真剣な目で麻美を強張らせた。



すると刑事達は急に慌てだして警察署に電話する刑事やメールアドレスを確認したりして再び「何度もすみません警察ですが皆実さんで間違いないですよね?」と、聞くと「家で何かあったのですか?」と、逆に心配している皆実に刑事達は「今は何処にいるのですか?」と、聞くと「今は和歌山に来ています」と、皆実は正直に答えた。そして別の刑事が皆実にメールをすると皆実から「何かあったか?」と、返信が麻美のスマホに届いた。それを見た刑事達は「何がどうなっているんだ!?」と、腕組して顔を顰めた。そして皆実に電話しつつ皆実にメールを送ると電話の皆実は確かに皆実本人だと麻美が証言し、同時にメールの皆実も本人だと思うと麻美は証言した。3人の刑事達は頭を抱えてしまった。


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