24話
24話
皆実から貰ったスマホの写真を一晩中見ていた麻美は心から安堵していた。そしてその日もメールのやり取りををしていた麻美の住む皆実の家のドアチャイムがなったのは深夜の2時だった。麻美は「誰だろこんな遅い時間に」と、思いながらドアの前に立って悩んでいると鍵がガチャガチャとなって「麻美~ 俺だよ開けてくれ~」と、皆実がドアを開いて入って来た。それには麻美もびっくりして頬をつねって夢じゃないと皆実に抱き着いて換気した。
皆実に抱き着いた麻美は涙ながらに皆実の頬に甘えた。そして皆実を家に入れると皆実の好物のサラミとチーズを手早く用意し、皆実の好きなブランデーであるクラブドレミーをもってリビングでくつろぐ皆実に「お帰りなさい」と、微笑んで皆実の前に置いてあるグラスに氷を入れてクラブドレミーを注いだ。そして皆実がブランデーを飲みながら「小腹が空いたから何か作ってくれ」と、麻美の頭を撫でた。
麻美は冷蔵庫にあった皆実の好物のポークのステーキを焼いて深夜だと言うのに換気扇を回して、肉が焼けるのを待ってから皆実の居るリビングに持ち寄ると皆実は満面の笑みを浮かべて麻美が用意したフォークとナイフを両手にもってステーキに舌鼓をうってはブランデーを口の中で転がせた。麻美は久しぶりに帰宅した皆実と一緒にブランデーを飲みつつ台所とリビングを往復していた。そして数時間が経過して皆実は疲れたと言って寝室に行くとそのまま眠ってしまい麻美も皆実の横でピタリとくっ付いて眠りに入った。




