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メール  作者: 縄奥
19/41

19話

19話








 不思議な事があった。仮に墓の中に皆実と名乗る人物のスマホがあったとして、誰がスマホを墓の中に入れたのかと言う重大な疑問だった。そしてもっと奇妙なことは墓の中に入っているであろうスマホから奥さんである麻美に、どうやってメールを打っていたのであろか。しかも今も麻美は皆実と名乗る人物とメールを楽しんでいる事実であった。



墓の中が見れない以上、科捜研が出来ることは携帯用のレントゲン撮影機で墓の内部を見る方法だったことで警察の責任者に申し入れた。すると警察官の責任者は「うおおー!! そ! そんな技術があるなんて!」と、そばの警察官達と歓喜した。そして墓の表面に機械を当てると小さなモニターに墓の内部が映しだされた。すると科捜研の研究員が「あった!! ありました!!」と、叫んだ。



小さなモニターに白黒で映しだされた映像には確かにスマホのような物があって大勢の警察官達はガッツポーズをして歓喜した。だが警察の責任者は墓の中にスマホがあって誰が墓の前にある墓石を避けて中のスマホを使用したのかと言う点と、墓石が動かされた形跡が無い事だった。早速、警察の責任者は鑑識を呼んで墓石の変化を調べさせたが鑑識の責任者は「妙ですね~ 墓石は動かされた形跡は無いのですよ…」と、警察の責任者に首を傾げて呟いた。



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