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色んなやつに戦わせてみた。  作者: 色んなやつに戦わせてみた。
18/23

18 《死球の歴史:偉人8人テニス地獄トーナメント》 〜そのスマッシュに、2000年の恨みが込められている〜

色んなやつに戦わせるカオスなバトルロワイヤル第18弾。

【登場人物】

カリグラ(ローマ皇帝):馬と共に参戦。ラケットは金。


ディオゲネス(古代ギリシャ哲学者):ラケットを持たず、魚の骨を使う。試合中に寝る。


アルフレッド大王イングランド:戦場帰り。テニスを剣と誤解。


プトレマイオス(天動説提唱者):自分が世界の中心だと信じてる。サーブが太陽の方向に飛ぶ。


アッティラ(フン族の王):ボールを燃やす。常に叫んでる。


始皇帝:ラケットの代わりに玉璽。ネットに万里の長城設置。


徳川家斉:子どもが控え席に50人。家族パワーで挑むが鈍足。


イットリウム(本物のホンモノ):常に逆再生、時間逆行しながら打つ。ボールが三重スピンする。


第一回戦

① カリグラ vs ディオゲネス

会場:古代ローマ遺跡コロッセオ。

審判:インセンティウス


試合開始。カリグラ、開幕から「俺が神だ!」と叫びながら馬にラケットを持たせる。

対するディオゲネス、樽に入って登場。ラケットはなし。かわりに魚の骨を握っている。


審判馬「ヒヒーン!!!!」試合開始。


・カリグラ、馬に乗ってジャンプサーブ。ロブが空中で火を噴く。

・ディオゲネス、「ボールは幻影だ」とつぶやき、ボールを避ける。アウト扱い。


スコア:0-15。


・カリグラ、馬の口にラケットを咥えさせてスマッシュ → 馬がボールを飲み込む。

・ディオゲネス「飲み込んだのか?ならば我が勝ちだ」と歩いて帰る。


勝者:ディオゲネス(強制退場により)


② アルフレッド大王 vs プトレマイオス

会場:ストーンヘンジ特設コート

審判:チェシャ猫(常に消える)


アルフレッド大王、剣を振りながら登場。「これは敵兵か?」とボールを睨む。

プトレマイオス、天球儀を手に持ち「私が宇宙の中心。ボールも私に従う」と錯乱気味。


・アルフレッド、ボールを敵と見なして剣で真っ二つ → 警告。

・プトレマイオス、ボールを太陽に例えた詩を詠み始める → 時間切れ警告。


突然、天動説に感化された観客が暴動。ストーンヘンジが崩壊。

アルフレッド、「敵の策か」と言いながら勝手に退場。


勝者:プトレマイオス(対戦者の撤退による不戦勝)


③ アッティラ vs 始皇帝

会場:万里の長城テニスコート(東西3000km)

審判:誰もいない(審判、試合開始5分で逃亡)


アッティラ、ボールに火をつける。「燃えるボールこそ真理ィィ!」

始皇帝、「このコートは私の領土。貴様は侵略者」と巨大な兵馬俑軍団を召喚。


・ボールを投げ合うのではなく、互いに矢を放ち始める。

・アッティラ、長城の一部を爆破し、ボールの代わりに炎を投げる。


30分後、会場消失。

ただし最後にボールが始皇帝の背中に命中(※ルール上、負け扱い)


勝者:アッティラ(偶然の得点により)


④ 徳川家斉 vs イットリウム(本物のホンモノ)

会場:江戸城庭園(時間軸がぐにゃぐにゃ)

審判:なし(時間逆行により消滅)


徳川家斉、控え席に50人の子どもを並べる。「交代は無限にできるからな」

イットリウム、逆再生しながら浮遊。ボールが時間逆行して戻ってくる。


・家斉のスマッシュ→0.3秒後に自分の顔に直撃。

・子ども達「お父様ー!」→50人中12人が途中で帰る。


試合中、空間が歪み、スコアがマイナスへ。


家斉「……もうええわ(チャリン)」と小判をばら撒いて棄権。


勝者:イットリウム(逆再生で強すぎる)


準決勝

① ディオゲネス vs プトレマイオス

・どちらもボールを打たない。

・観客「早く打てぇぇぇ!」

・ディオゲネス「なぜボールに従う?それこそ奴隷根性だ」

・プトレマイオス「世界は私を中心に回っているので…(自己完結)」


→ 審判困惑 → 強制サドンデス → 魚の骨がプトレマイオスの足に刺さる → 失神


勝者:ディオゲネス(毒魚骨勝利)


② アッティラ vs イットリウム

・アッティラ、イットリウムの逆再生を見て混乱。「時空の敵かぁぁ!」

・イットリウム、アッティラのサーブを5秒前に読んで打ち返す。

・ボールが同時に2方向へ飛ぶ。


→ アッティラ:錯乱 → 自ら火の中へ突っ込む →「我が魂は燃え尽きた…」


勝者:イットリウム(意味不明な現象による)


決勝戦:ディオゲネス vs イットリウム

会場:宇宙(逆重力球体コート)

・ディオゲネス、宇宙服なしで登場。「空気など甘え」

・イットリウム、同時に10ヶ所で存在。


・ディオゲネス、「宇宙とは何か」について語り出す

・イットリウム、「…」と言いながら逆回転サーブ(速度:光速)

・ボールが過去に飛び、地球誕生時に到達 → 恐竜絶滅の原因に。


→ 結果:時間の矛盾で大会そのものが未開催になる


【最終結果】

優勝:イットリウム(本物のホンモノ)

※ただし大会自体が存在していないため、優勝の記録も消滅した。

サブタイつけ始めることにします

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