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俺の推しが幽霊になって暮らしてるんだが  作者: 髙橋ルイ
第1章:俺の推しが幽霊になって暮らしてるんだが
2/12

第2話:推し、めっちゃ普通に俺の日常に馴染もうとする

読んでくださりありがとうございます!

この作品『俺の推しが幽霊になって暮らしてるんだが』は、

主人公が突然推しの幽霊と同居することになる、ちょっと不思議でドキドキするラブコメディです!

第2話では、幽霊との不思議な日常が少しずつ普通になりつつある悠真の心情に焦点を当てています。

引き続き、物語の進展をお楽しみください!

成瀬悠真なるせ ゆうま)「……あれ?」


どうにも整理がつかない。

あれからしばらく、ひよりと俺は相変わらず会話していた。

でも、周りの人たちには、もちろんひよりの存在は見えていない。

それどころか、俺が話している相手が見えないってことを、周りの人はどう思ってるんだろう。


(悠真)「美桜とか、気づいてないよな……?」


俺は手で額を押さえながら、ちょっと不安になってきた。

ひよりは、幽霊ってことをいいことに、どこでも堂々としている。


(ひより)「ねぇ、悠真! 何かおいしい食べ物、買ってきてー!」


(悠真)「買ってきてって……普通に頼むなよ!」


俺が買い物に行くとき、ひよりはどこにでも現れる。

部屋にいる時も、突然「行きたい!」とばかりに、俺の買い物袋を覗き込むんだ。


(ひより)「あ、これ! これ、私の好きなやつ!」


(悠真)「お前、幽霊だろ!? 見えないはずだろ!!」


(ひより)「えへへ、でも、わかっちゃうんだもん!」


(悠真)「……なんでだよ!」


結局、買ってきたお菓子を一緒に食べることになった。

もちろん、ひよりだけが空気みたいに食べている。

普通に見えていたら、まるで見知らぬ女の子と一緒に食べているように見えたんだろうな。

でも、他の人からしたら、俺が変なことしてるだけに見えるんだろうな。


(悠真)「はぁ、こんな生活が普通になるなんてな……」


何度も言うけど、これが普通じゃないんだ。

一緒に住んでるのは、死んだアイドルの幽霊なんだ。


(ひより)「ねぇ、悠真、やっぱり私のこと、見てる?」


(悠真)「……は?」


(ひより)「だって、うるさいもん! 目線がこっちに来るから!」


(悠真)「……いや、それは無理だろ。」


そう言いながらも、目線が無意識にひよりを追いかけてしまっている自分がいる。

俺はどうにかして、自分を取り戻さなきゃいけない。


(悠真)「でも、もう慣れたのかもしれないな……」


うまく言えないけど、ひよりが現れることに、もうそれほど違和感を感じなくなってきている自分がいた。

毎日が、不思議で、そしてちょっと楽しくも感じてきている。


(悠真)「…なんか、嫌な感じはしないんだよな」


けど、それが一番怖いことだと気づいた。


――――――――――――――――――

第2話をお読みいただきありがとうございました!

今回は、ひよりとの奇妙な同居生活に少しずつ慣れてきた悠真の心情を描きました。

次回も、ひよりとの関係がどう展開していくのか、そして新たに起こる出来事をお楽しみに!

引き続き応援よろしくお願いします!


※この作品はAIの協力の元作成されています。

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