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俺の推しが幽霊になって暮らしてるんだが  作者: 髙橋ルイ
第1章:俺の推しが幽霊になって暮らしてるんだが
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第1話:推しの訃報と、上京一日目

ここから始まるのは、推しアイドルが突然幽霊になって、主人公の部屋に現れるという、ちょっと不思議な同居生活。

新生活を迎えたばかりの主人公が、突然巻き込まれることになるその日常とは……。

ぜひ、最後までお楽しみください!


――――――――――――――――――


第1話「推しの訃報と、上京一日目」

成瀬悠真なるせ ゆうま)「……よし。今日から、俺の一人暮らしスタートだ」


地方から上京してきた俺、成瀬悠真なるせ ゆうまは、初めての都内生活に少しだけワクワクしていた。


小坂美桜こさか みお)「あんまり浮かれすぎないでよ、悠真。あんた、方向音痴なんだから」


苦笑いしながら隣で歩くのは、小坂美桜こさか みお

同じ小中学校を過ごした幼馴染で、俺と一緒にこの高校へ進学することになった。


(悠真)「わかってるって。……つか、ついてきてくれてありがとな」


(美桜)「べ、別に……心配だっただけだから」


ちょっとだけ耳を赤くする美桜。

……まぁ、こいつがいてくれるおかげで、心強いのは間違いない。


新生活への期待と、少しの不安。

そんな感情を抱えながら、新居へ向かっている途中だった。


(悠真)「……ん?」


スマホが震えた。

ニュース速報が表示される。


──【人気アイドル・天音あまねひよりさん、急逝】──


(悠真)「…………え?」


(美桜)「どうしたの?」


(悠真)「…………」

(悠真)「……ちょっと、先行っててくれ」


(美桜)「え、ちょ、悠真!」


思わず背を向けて、道端のベンチに腰を下ろす。


(悠真)「……ウソだろ……」


俺がずっと推してきたアイドル、天音ひより。

まだ若くて、未来があったはずの彼女が──突然この世を去った。


スマホの画面が滲む。


(悠真)「……マジかよ……」


上京初日。

俺の心は、真っ暗闇に突き落とされた。



どうにか引っ越し作業を終えて、俺は新しい部屋にぼんやり座り込んでいた。


四畳半、狭いけど、駅近で、バストイレ別で、築浅で、家賃も安い。

……ただ、やけに好条件すぎるとは思ってた。


(悠真)「はぁ……」


ため息と同時に、どこからかふわりと風が吹き抜けた。


(???)「……あのっ……!」


(悠真)「……誰!?」


振り返ると、そこには──

この世にいるはずのない、天音ひより(あまね )が立っていた。


(ひより)「えっと、あの……! 天音ひよりですっ……たぶんっ!」


(悠真)「………………は?????」


呆然と見つめる俺に、ひよりはペコリと頭を下げた。


(ひより)「ここ……生前、私が住んでた部屋で……なぜか……あなたにだけ見えるみたいで……」


(悠真)「いや、意味わかんねぇ……!!」


上京一日目、俺の生活は常識をぶち壊されて幕を開けた。


――――――――――――――――――

第1話を読んでいただき、ありがとうございます!

今回は、主人公が推しアイドルの急逝を受けて衝撃を受けつつ、その後に不思議な出来事が続いていく様子を描きました。

次回から、幽霊との同居生活がどう展開していくのか、楽しみにしていてください!

引き続き、よろしくお願いします!


※この作品はAIの協力の元作成されています。

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