君と出会って、もう○年になるんだね
今から○年前の今日、君は……。
今日は、私、紅pの家の猫様、2代目【くるちゃん】の誕生日です。
4月11日より56日後、つまり、6月12日になるのですが、とある場所まで、
私は私、紅pの【浅眠父】と車で約2時間をかけ、彼女を迎えに行きました。
でも、驚きましたよ。
だって、その前日になって、家族である【ズドドド、ドンかいじゅう】から電話があって、
今から、銀行の口座間振り込みを、午後3時までにしてこいなんて言われたから。
【ズドドド、ドンかいじゅう】……。
今、何時だか、知ってる?
土曜日の午後2時30分だよね?
我が家は、ネット銀行の利用がないのって、知ってるよね?
そもそも、何故、それをしなきゃいけないのかね?
何て思ったけれど、私は、【浅眠父】とやり遂げてきました。
*そうして私の家に来てくれた二代目【くるちゃん】へ*
そんなこんなだったけど、君を迎えに行く車の中で、私は本当は不安だったんだ。
それは、初代が虹の橋のたもとに行って、まだ、一か月も経ってなく、
私が、君を迎え入れる勇気がなかったからなの。
本当は、私はもう、私の猫を飼う気はなかったんだ。
それは、初代【くるちゃん】が好きすぎたから。
彼女以上の猫は、いない。
それが分かっていたから。
でも、そんな私じゃ、君に出会う事はなかったね。
そんな私じゃ、君を探さなかったのだから。
だけど、私は、君と出会えたよ。
そうして出会った君は、帰りの車の中で、ずっと、みゃぁー、みゃぁ、泣いてたね。
君も、不安だったんだよね?
いきなり、お母さんと、お父さんから引き離されたんだもの。
私は、そんな君をずっと撫で続け、君を慰めたっけ。
あまり、効果はなかったみたいだけど……。
そうして君は、私の家に迎え入れられたんだ。
そこで、【らら様】が、まるで母猫の様に、君に接したのには、本当に驚いちゃった。
まさか、あの【らら様】が。
あの、女王様気質の【らら様】が、君を自分の子供の様に接してくれるなんて、思いもしなかった。
だから、君は不安そうに泣くのも無くなって、元気一杯に育ったね。
体重も1.2㎏で、ご飯の時、数メートル離れた処から私の太ももまで飛び掛かって来ていた君も、
あっという間に、体重が4.2㎏まで成長しちゃった。
そんなに早く、成長しなくたって、いいじゃない。
もう、その体じゃ、そこまで軽やかに飛ぶ事は出来ないし。
もし、今の君に飛び掛かって来られたら、きっと私は、重症だ。
でも、今は、そんな事はしないけど、子供の頃から私の膝にのって、ご飯を食べる癖は直らないね。
ご飯を食べる時「んまん、うまん」鳴く事もなくなっちゃったけど、ずっと、膝で食べてくれてる。
でも、それは、やめないでね。
とっても幸せだから。
ツンデレの君が甘えてくれる数少ない行為の一つだもの。
君と出会って、○年。
これからもずっと、元気でいてね、【くるちゃん】。
私、紅p以上に、家族達が初代【くるちゃん】が虹の橋のたもとに行って、
ショックだったみたいですねぇ。
なので、私の知らないところでネットで探していたのです。
そうしてやってきてくれた二代目【くるちゃん】は大きい癖に、かなり軟弱退室でして……。
心配が絶えません。
あと、水を中々飲まないのも心配でしたが、これは不幸中の幸いで、
冬に彼女達の水替えをしていて、偶々、その水がぬるま湯になり、
彼女が勢いよく飲んでくれた事で解消しました。☆
が、それ以降、毎日、それを要求してくる様にもなってしまいました……。