日本におけるAI開発の意義とか今後の事とかの妄想
国が考えているAI戦略のわかりやすいロードマップとか計画とかを聞きたいなって思っている今日この頃
「AI開発向け個人情報、本人同意求めず 政府が法改正準備」などという見出しの記事を見かけた。
政府としては海外に比べて遅れている日本にAIの開発を加速させる意図があるのではないかと思う。
ただそれと同時に情報漏洩対策の保護の方針も設けている。
これが日本にとっていい事かといわれると、私個人の意見としては、AI開発の加速についてはある程度目指す方向はわからないでもない。である。
「おいおいこれまで書いた駄文からすると君はAI反対派」では?とは言われるかもしれないが、何もわたしはAIのすべてを否定したいわけではないし、できれば最後まで読んでほしい。
いまだに日本の著作物の海賊版が生成AIでどんどん作られる状態は異常だと思っているし、そういった悪意ある生成AIの利用者は罰則などを適用するようにするべきだと思っている。
ただ、現段階はそれの対策を中途半端にしてでも、「日本によるAI開発の推進」をする必要があるのではないかというのが私の主張だ。
まず、記事の内容を斜め読みだが、まだ追いつけそうな段階で、日本のAI開発者しゃに有利な方針を出すことは良いと思っている。
なぜか、既存のAI開発はこれからおそらく行き詰まり、その地点まで追いかけることは消して不可能とは言えないためだ。
「そんなこと言ったってAIは指数関数的に伸びていく技術なんだから先にスタートしたほうが有利でしょう?」という意見もわからなくはない、しかし突き進む先に大きな問題があるとすればどうだろうか?
そんな要素があるのか?と不思議に思うかもしれないがLLMはインターネットにあったデータを食い尽くして限界に達しているのではないかというという予測もあるので、追いつくなら今のうちではないかと思ったりもしている。(※あくまでそういう情報もあるというレベルであるので絶対ではない)
もちろん著作権の侵害は問題も大問題で早く対応しないといけない所ではあるが、国として考えた場合、AI開発国とAIサービス利用者(既存のAIとかのAPIサービスを使っているものもはAI開発と認めない)しかいない国では今後のビジネスやAIの著作権への発言権にもかなり開きがあると思う。
いま製品として使われているAIが外国にしかない状態で、AI全体に影響のある著作権関連のガバナンスを提案できるだろうか?
私は「AIも開発していない国の話だ」と、ただそれだけの理由で話は聞かれないと思う。
ソフトウェアコンテンツが豊富な日本ではそれが致命的なると思っている。
今後はAI開発者同士の合同組織などが国家をまたいで絶対に生まれると思う、そしてその場でどういったAIへのガバナンスを利かせるべきか話し合いが発生するだろう。その時に日本が参加権も発言権もない状態ではいけないのだ。
その場で日本の著作物を守るための意見を出せなければいけない。
おそらくこの国のAI開発推進の目的はAIを開発して、他のAI開発国と同じ土台に上るためにも必要なことなのではないかと思う。
もちろんこれが私の思い違いや妄想のたぐいであることは否定しない。所詮参考文献を斜め読みしただけの素人の意見だ。
ただ私でも思いつくようなことはとっくに議論されているものと思っている。
そしてどのような今AIについてどのような方針で進んでいるか国は国民に説明するころあいだと思う。
私も興味があって内閣府のAI戦略会議の資料などをチラ見ぐらいはしているが、国民に幅広く説明するにはもう少し砕けた資料で説明しないとだれも見ないと思う。
できれば近いうちに国からわかりやすい「AIに対する今後の計画」が発表されることを祈って終わりとさせてもらう。
参考文書(斜め読み):https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_senryaku/ai_senryaku.html