沙代子がなにかするようです
38歳、職業 有名デパートの企画部課長 朝日野 沙代子 独身女性
心に男性のいる沙代子、ある時、闇バイトに出くわし死ぬことに、、、。
異世界でなんと女神になっちゃいますw
沙世子の活躍にご期待ください!
「ファンナ!私のこれからいう魔法を唱えるのよ!」
沙代子はファンナに指示を出す。
「辺り一面を鉛にするんですね…。わたしには魔力が足りないかも…。」
ファンナが言い終わるよりも早く沙代子が後ろからファンナの肩に手を添えると強大な魔力がファンナに注ぎ込まれる。
「沙代子殿は、何かを唱えるようでござる!」
霧菜が沙代子に目を向けると、沙代子は霧菜に周りの警護をするように目配せをした。
【おっ、これは強い魔法じゃな…核魔法じゃな…。】
ガイセンは沙代子の魔法に気づいた。
そのころ、何度も蘇りを繰り返している勇者に沙代子が心の中に話しかける。
「核を使うわよ!あなたにはこれで何が起きるかわかるでしょ?」
沙代子は勇者に話しかけた。
沙代子の言葉に勇者は抗議する。
「核なんて駄目です!みんなが死んでしまう!僕がなんとかしますから止めてください!」
勇者沙代子に訴えたが返事はない。
「止めるんだ!魔道士様…沙代子!」
勇者は声を張り上げるが沙代子には届かない。
周りはルメール王国の兵士やトルーマン国のオークや兵士が格闘している。
「みんな!逃げろ!ここは危なくなります!はやく!」
勇者が周りの兵士に叫ぶが兵士たちは戦いをやめる様子はない。
その時…辺り一面が、鉛になっていく…。
「くっ…動けなくして、確実に僕達もろとも殺すつもりだ沙代子は…。」
勇者を含め周りの兵士ごと鉛になっていく…。
「すべての兵士たちに告げます…これから起こることは私…魔道士、沙代子は何度でも繰り返すことができます!我がルメール王国と戦うということはこの業火の炎を受けるという事、ご覚悟願います。」
沙代子はすべての兵士の心に語りかけた。
まぶしい閃光が放たれたその刹那、轟音と灼熱があたりを包む。
「うわー熱い…たすけて…。」
「ぎゃーっ、目が…目がーっ。」
周りの兵士たちの叫び声が響く。
「そりゃ、僕だけが蘇る事ができるけど…周りの人達は…。」
勇者は周りの地獄のような光景に耳をふさぐこともできない。
鉛にされた体に何故か痛みは伝わってくる。沙代子は兵士たちに痛みが伝わるようにしたのだ。痛みが伝わらないと核の恐怖を植え付けることができないと思ったからだ。
(このくらいで止めとくか…ファンナも霧菜も気を失っているしな。)
沙代子の中の男の心が呟く。
【パンツを売って、核を打ちよった!なんておんなじゃ…。】
神様のガイセンですら引いている。
沙代子は雨を降らせる魔法を唱えた。
「雨よ…。癒やしの雨よ…すべてを癒やし給え…。」
何もなかったかのように雨がすべてを洗い流す。ケロイドになった兵士たちの傷が癒やされていく。それは両国の兵士たち別け隔てなく。
両国の兵士たちは、自分たちの無事に神に感謝をする者や同士と無事を喜び合ったり、無気力に立ち尽くす者、様々だ。
「トルーマン国の兵士たちよ!次は命の保証はしない!懸命な判断を…。」
沙代子の声があたりに響く。
「くっ…どうすれば、私は…。」
敵のミネルバ王女が困惑している。
「一旦、撤退しましょう!ミネルバ様!核という存在を国王に報告いたしましょう!」
部下の兵士たちが進言する。
「…撤退するわよ!おぼえてなさい!」
トルーマン国の兵士たちは撤退した。
結果的に沙代子は被害者を最小に留め戦いを収めたのだ。
明和水産出身の書き込みするぞ君ですw
よろしくねw