第8章 痛い時にはソセゴンだね
催眠ガスで4人は眠らされた……
だが生時は日頃から、眠剤を飲んでいるので効かなかった。
礼クン大魔王たちはガスマスクつけて、中に入っていった。
礼
「ほ〜う、一人だけ効かなかったか!まあ、いいや、小僧おとなしくボールを渡せ!」
生時
「断る!」
礼
「豪!お前のプロレス技を見せてやれ!」
豪
「おう!」
指を鳴らし、服を脱ぐ豪……
生時は勝てないと思うと、逆らわない男だ!
生時
「これ、どうぞ!」
礼
「よ〜し、これで全てが揃った」
彼らは残りのボールがしまってある部屋へいた。
しばらくして、奇体組が外でボールを7つ並べた。
その頃、美奈子たちはようやく目覚めた。
生時
「美奈子さん!スイマセン!頑張って戦ったのですが、相手が強くて、残りのボールを奪われました」
頬をなでながら、嘘を言う生時であった。
美奈子
「そんな事より、どうやったら、ここから出られるかしら」
ウーちゃん
「ドアの鍵が開いてるぞ!」
ノムチャ
「何!よし、早く外に出てやつらを阻止しなければ」
礼
「出でよ!ソセゴン!一万あげるから、我が願い叶えたまえ!」
すると空が暗く……と書きたいが、美奈子たちが寝ている間に外は夜になっていた。
だがボールが光ると、そこからセクシーギャルが現れた!
ソセゴン
「あら、一万だけなの?100万は出してもらいたいわね」
礼
「言い伝えはあてにならんな〜、仕方ない、豪くん、急いで金庫から100万持ってきてくれ」
豪
「いいけど、ちゃんと給料払えよ!」
しばらくして……
豪は100万という大金を持ってきた。
だが、ちょうど美奈子たちも外に出てきた。
ずいぶんと遅かったのは、広い城だから迷子になっていたからだ。
礼
「今頃来ても遅い!さあ、ソセゴン、我が願いは……」
とその時、生時が走りながら
生時
「ギャルのパンチ贈れ〜!」
と叫んだ。
ソセゴン
「あら、そんなのでいいの」
というと、彼女は生時のところに行き、
パチーン!
と、生時を殴った。
生時
「何でやねん……」
生時はパンティーと頼むつもりだったが、彼は間違えて、パンチといってしまったため、ソセゴンというセクシーギャルに殴られたのだ!
ソセゴン
「これで100万ももらえるなんて、今回は楽な仕事だったわ」
といい彼女はどこかに消え、ボールも石になって世界中に飛び散った。
100万も払って、叶った願いがギャルに殴られることとは……
さすがに礼クン大魔王は激怒した。
5人を再び、遊びの部屋に閉じ込めて、その間にどうやって処刑しようか考えた。
礼
「よし、明日の昼、女はくすぐりの刑にして、笑い死にして、ガキと狸とグラサンは脅かして、ショック死させて、最後に私の願いを邪魔したオヤジ……コイツは楽には殺さないぞ!私の臭い靴下を嗅がせて、じわじわと殺してやる」
果たして、5人は無事出ることが出来るだろうか……
え〜、次回で一応終わろうかと思いますが、アクセス数が伸びていたら、考えます。