第7章 木曜行ったら金曜は休みだ
五人(ノムチャたちは気づかれないように追っている)は残りの玉を見つけるため、旅を続けた。
豪
「来た!あいつらだ!リーダーに連絡を」
命
「よし……礼クン様、怪しいやつらが城に向かっています。しかもどうやら、あのモノたちが残りのソセゴンボールを持っているようです」
命と豪は、世界征服を企んでいる礼クン大魔王の手下で、命は女性しかも16歳、豪はプロレスと酒が好きな二十歳の男性である。
そして、三人揃って、奇体組!
豪は美奈子たちに向けて、威嚇のミサイルを発射!
ドーン
と音が鳴り響いた。
美奈子たちが驚いている時に、命がソセゴンボールの入った袋(四次元袋ではない)を持っていかれた。
美奈子
「ソセゴンボールを狙う悪いやつに取られた〜」
生時
「一つだけなら、僕の小屋から持ってきたボールなら、僕が持っています。」
美奈子
「そうか!これさえ持っていれば、全部そろえる事はできないわね!」
ノムチャ
「しょうがない!あいつらだけでは心配だ!俺も手伝うか」
美奈子
「レーダーに6つのボールの反応があるわ!そこに行きましょう」
ノムチャ
「あれあれ、偶然だな〜、君たちもこんなとこにいたんだ」
生時
「砂漠の肺がんだ!」
ノムチャ
「砂漠のハイエナだ!肺がんはお前が言っていたんだろうが」
ハイスクール城、ここが礼クンたちの城だ!
礼
「しょうがないやつらだ!数を確かめぬとは……まあ、やつらもボールを狙ってこの城に向かってきている」
美奈子たちは城の中へ入っていた。
しばらくすると「遊び部屋」と書かれた部屋があった。
美奈子
「ここが怪しいわね!でも中にどんな罠があるか分からないし」
だが、ウーノスケと生時は何も考えず中に入ってしまった。
仕方なく美奈子たちも中に入った。
もちろんただの部屋じゃない。
ドアが急に閉まり、彼らは閉じ込められたのだ!
部屋の中には確かにおもちゃなどが置いてある。遊び部屋だ。
そして部屋の真ん中にテレビがあった。
生時がスイッチを入れると、画面に礼クン大魔王が映った。
礼
「私は礼クン大魔王だ!お前たち残りのボールをよこせ!」
といい、部屋から、睡眠ガスが……
果たして5人はどうなるのか?
ピラフ一味のようなキャラは「奇面組」の令と豪、メンバーではないが雲童命の3人(声優繋がり)が奇体組の3人のモデルである。
次回はいよいよボールが7つ揃い、ある生物が登場!
え〜、ちょっと喫茶店で一服してきます^^