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第4章 砂漠の病人生時

新しく仲間になったウーノスケ(通称ウーちゃん)と旅を続けてから2ヶ月がたった。


3人は地獄のような砂漠を歩いていた。


そしてその近くでは、ここを通る者からお金など盗む、狸のような妖怪と、サングラスが似合う十代の少年の二人組みがいた。


プーえもん

「ノムチャ君、カモですよ!カモ!」


ノムチャ

「ふふふ、久しぶりに金めの物をいただくか!それよりプー、四次元袋は見つかったか?」


プーえもん

「ダメ!どこにも落ちていない……」


ノムチャ

「そうか……まあいい、よし行くぞ!」


プーえもん

「しかし、サブタイトルに僕らの名前出ていませんね〜」


ノムチャ

「作者はアホだかな〜」


そして美奈子たちは……


美奈子

「熱い……」


生時

「美奈子さんは栗キントンに乗れないからな〜」


美奈子

「ちょっと休憩……」


生時

「へへ、寝たところを襲ってやる」


美奈子は静かに永遠の眠りについた……

彼女の肉体は滅んでも、彼女の心は行き続けるであろう

僕らが彼女を忘れないかぎり……


美奈子……享年16歳


ご愛読ありがとうございました。


美奈子

「ちょっと勝手に殺さないでよ!」


スイマセンでした(早く寝て、俺に犯されろ!)


ようやく美奈子が寝たので生時とウーチャンは彼女を犯そうとした。

その時!


ノムチャ

「お前ら、ここを通りたかった金めのものをよこせ!」


生時

「だ、誰だ!」


ノムチャ

「俺の名はノムチャ!またの名を砂漠のハイエナ!」


プーえもん

「こんにちわ!僕プーえもんです!」


生時

「君の二つ名は砂漠の青狸だな!」


プー

「狸じゃない!僕は天上界からノムチャ君を立派な盗賊にするためにやってきた!妖怪プーえもんだ!」


ウーちゃん

「わ〜い、青狸だ!」


プー

「お、お前は!妖怪幼稚園で先生のパンツを盗んで、それを僕のせいにして逃げた、ウーノスケ!」


ウーちゃん

「あっ、あれね〜、組長(園長)の男用のパンツだから君にあげたんだぞ」


プー

「ぼ、僕はあの後、くみ、じゃなくて園長先生に怒られたんだぞ!」


ウーちゃん

「悪い事はダメだぞ!」


プー

「悪いのは君のほうだ!」


ノムチャ

「プー、もういいだろう」


そう言ってサングラスを外すと……


生時

「ハハ、目が3になってる!」


ノムチャ

「こ、小僧、笑ったな!」


といっても生時は30のオジサンである。


ノムチャ

「こうなったら見せてやる!俺の猫ちゃんニャンニャン拳を」


その時だった!

寝ていた美奈子が騒ぎで起きたのだ!


ノムチャは彼女を見ると、急に動かなくなった。

ノムチャ……君の熱い魂は僕らが受け継ぐから、安心して眠りについてくれ。


享年16歳


女を見て、ショック死である。

臨終の言葉が「猫ちゃんニャンニャン拳を」と、ダサい技名を言ったのが最後の言葉である。


プー

「こら!ノムチャ君は死んでないぞ!ま、まずい……ノムチャくんは、お静ちゃんにふられてから、女性を見るとショックを思い出し、動けなくなるんだ」


それを知った生時……

相手が弱いと分かれば手加減しない男だ!

タバコに火をつけて威嚇し始めた。


生時

「こら!誰に喧嘩売ってんじゃ!俺はな〜、またの名を砂漠で肺がんになったらどうしようと呼ばれている男だぞ!」


プー

「な、長い名前ですね……ならタバコはやめたほうが……」



生時

「あっ!?てめ〜は、お腹でも叩いてろ!しかも俺のじいちゃんはあの有名な水戸光圀公……」


プー

「げげ!ご老公様のお孫さんですか」


生時

「の、ドラマが好きなじいちゃんだったんだぞ!」


プー

「なんじゃそりゃ……」


美奈子

「ちょっと、やめなさい!」

美奈子は袋で汗を拭いていた。


プー

「あ〜!それ僕の袋!」


美奈子

「これアンタの?でもアンタのものは私のもの!」


ウーちゃん

「へへ〜ん、後でオラが匂いを嗅ぐんだぞ!」


生時

「お、俺にも嗅がせてね」


プーえもんたちは盗賊なのに、逆に脅され、さらに四次元袋も返してもらえなかった。情けない盗賊である。


プー

「く、くそ〜、覚えていろ!行きますよ!ノムチャくん」


生時

「早く、ソセゴンボールを捜しに行きましょう!」


と、それを聞いていたプーえもんが、

「そうか……やつらソセゴンボールを探しているのか」

と言い、エロ親父のようにいやらしく笑った。


プー

「げへげへ……僕はそんなキャラじゃないぞ!」


それからしばらくして……


プーたちはアジトに戻っていた。


ノムチャ

「そうか……やつらソセゴンボールを探しているのか」


プー

「しかも僕の四次元袋も持っていました」


ノムチャ

「よし!やつらの後を追い、全部揃ったところで俺の願いを叶えてもらおう」


プー

「何を願うんですか?まさか結婚とかじゃ……」


ノムチャ

「俺の願いは唯一つ!3みたいな目を少女マンガに出てきそうな目にしてもらう事だ!そうすればお静、いや、この世の女にモテまくるぜ!」


そう言って、ノムチャはサングラスをかけて、ホンダのスーパーフォアに乗った……気になって、ママチャリで彼らの後を追った。


そして……


ノムチャ

「おーい、君たち!待ってくれ〜」


美奈子

「あら!いい男!」


生時

「あの人さっきの目が3の兄ちゃんですよ」


美奈子

「えっ!?」


生時

「あ!?なんかようか?」


弱いと思った相手にはとことん、でかい態度を取る生時であった。


プー

「僕の袋の中に軽自動車が入っているから、それに乗っていきなよ」


それを聞いて美奈子は、

美奈子

「軽自動車」

と、またもや、ドラ○もんのような言い方で車を出した。


美奈子たちは軽自動車に乗って旅を続けた。


ノムチャ

「くく、あの車には発信機がついている。どこに行ったかすぐに分かる」


だが良く考えたら、ここは砂漠……


軽自動車じゃ走りにくいし、またママチャリでは漕ぎにくい……


結局、5人は歩いて、砂漠を越えたのであった。





押忍!オラ生時!


いや〜、今回から強敵人造人間が出てきましたね〜(出てきてね〜よ)


次回はあの人が登場しますよ!


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