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66話   才能

水曜日は投稿出来なくてすいません。

どうしても筆が乗らず、今日までかかってしまいました。


投稿ペースですが、平日の比較的暇な日の水曜日と日曜日を投稿日にしようと思っています。


お楽しみいただけると幸です。

唐突だが、皆さんはウェストが『天化(てんか)』に対する話をまとめると「才能があれば1回で出来るが才能が無ければ時間がかかる」と言うことだったのを覚えて覚えているだろうか?


そして話は変わるが、今はウェストが来てから3時間が経過している。

そして、俺は自分で顔が引きつっていると分かる程、顔を引つらせながら目の前の光景を見ていた。

因みに3時間前に訪ねて来たウェストも俺の横で顔を引つらせている。


俺達が顔を引つらせている理由を説明しよう。

この始まりは3時間前に遡る。


ウェストが俺たちの訓練に付き合ってくれると言ってから、尊達はすぐに訓練を始めたいと言い出した。

ウェストも時間があまり無いので、渡りに船だとすぐに訓練を始めた。


最初の訓練は、世界に満ちている魔力を見る訓練だった。

ウェストが言うには、『これは2時間で出来れば天才』と言う事だった。

しかし尊、レネンス、グラニー、イルミの4人は僅か30分足らずで魔力を見えるようになったのだ。

ここまではウェストも有り得ると言っていて()()()()()()()


ウェストの次の訓練は、ウェストがかなり小さい魔力を出すのでなんの形をしているのか判断する訓練で、これは2日以内に出来れば上出来だと言っていた。

そして結果は、全員が1時間以内で出来た。


ここまで来るとウェストは、少しだけ顔を引つらせていたが、まあまだ予想範囲内だと言っていた。


次の訓練は世界(周囲)の魔力を動かす訓練だった。

これはウェストが、訓練は()()()()()()()1()()()()()()()と言っていた。


しかし驚いた事に1時間半経つと、少しでは有るが尊達全員が魔力を操れる様になった。

因みにこの時のウェストの反応は、「はぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!????????俺でも強制的にやって、2時間かかったんだぞ!?普通の人間なら1ヶ月は余裕でかかる筈なのに、何で1時間半で出来るんだよ!?」だった。


俺は顔が引きつっていたが、ここで疑問が湧いた。

それは単純にウェストは、俺達に『天化(てんか)』出来るとは思ってなかったのか?と言う事だ。

まあウェストの言葉を聞けば当たり前だろう。

ウェストは「普通の人間なら1ヶ月は余裕でかかる筈なのに、何で1時間半で出来るんだよ!?」と言っていたからだ。


なので俺は、目の前の光景に顔を引つらせながらウェストに聞いた。


「なあウェスト。もしも俺達が魔力を操れなかったらどうするつもりだったんだ?」


「ん?あ、ああ、俺がお前達の体に触った状態で、お前達の体を経由して魔力を操る事で強制的に感覚を掴ませる気だったんだ」


「え、まじか。ん?でも強制的に掴ませられるなら、最初からそれで良くないか?」


俺がそう聞くと、ウェストは何処か遠い目をして答えた。


「ああ、自分の体を他人が強制的に操る上に、少しの間とは言え他人が自分の体で魔力を操るから、本人はかなり気持ち悪いし、もしも本人と操る奴が合わなかったらかなりの痛みが有るからおすすめはしないんだ。


だからどうしても早く習得しないといけない時にしか使わない」


な、なるほど。

確かに言われて見ればそんな気がする。

俺はそのまま「ぼー」と見ていたが、俺は「ハッ」と有る事に気が付いた。

なので俺は、さっきよりも顔を引つらせながらウェストに聞いた。


「な、なあウェスト。もしかして何だけど、集めた魔力って普通は見えない人にも見えたりする?」


「ん?そうだな、かなりの量を集めればそりゃあ見えるが、今の尊達が操ってる魔力量だと、普通に見えないと思うぞ?何でだ?」


「な、なんかさ、尊達が操ってる魔力が見える気がするんだけど」


俺がそう言うと、ウェストは一瞬固まってから、俺に言った。


「・・・っ!?そんな訳無いだろ?今尊達が操ってる魔力が見えたら、尊達が2つ目にやった訓練をやらなくてもいいレベルだそ?」


ウェストがそう言った為、俺は尊達の方を指差しながら、ウェストに俺が見える魔力?の形を伝えた。


「で、でも何か尊達の手のひらに何かの流れが集まってるのが見えるぞ?これは魔力じゃないのか?」


俺がそう言うと、ウェストは目を見開いて驚いた後、真剣な顔をしてから俺の方に手のひらを上にしながら突き出して言った。


「リク、俺の手の上に何が見える?」


「え?え〜と、蛇の尻尾と羽が付いてる虎?いや、犬?が吠えてる」


俺がそう言うと、ウェストは疑いの眼差し?と言うかまるで化け物を見ているような目で俺を見た。


「え〜〜〜〜〜〜〜、リクって実は、俺よりも才能あるんだ。と言うかそんな人間が存在するんだ」


「???どういう事だ?」


俺はウェストの発言の意味が分からず、首を傾げた。

するとウェストはため息を付きながら答えた。


「俺が今やったのは、『天化(てんか)』の技術を応用した魔法なんだ。固有名称は置いて置いて、俺が使った魔法は、見る人間によって、見える動物とその動物の仕草が変わるんだよ。例えば見えても才能が殆ど無い奴は、鼠が横たわっている様に見えたり、ある程度才能がある奴は、犬がお座りしてる様に見えたりといった具合にな。


因みに俺には蛇の尻尾と羽が付いてる虎、まあいわゆるキメラがお座りしてる様に見える。今までは蛇の尻尾と羽が付いてるキメラがお座りしてる様に見えるのが最高だったが、リクがお座りしてるのでは無く吠えていると言ったから、俺よりも才能がある訳だ。


そういう訳だから、かなり強くなれると思うぞ?だから訓練頑張れよ」


ウェストに強くなれると言われて、俺は喜んだ。

なにせ最近はヤバい奴ら(強さ的)にばっかり遭遇してたからな。

出来れば素の状態で『強者の入口』で会ったアルミラに迫れる位は強くなりたいな。


俺がそんな事を考えて居ると、ウェストが呆れ顔で言った。


「お前、ステータスが元に戻るまでは訓練禁止って覚えてるよな?」


「あ、そうだった」


俺が『インストール』の事を完全に忘れて訓練だと意気込んでいる所に、ウェストに声をかけられて正気?に戻った。

俺が落ち込んでいると、ウェストはため息をつきつつ言った。


「はぁ〜、このままだと勝手に訓練をしそうだな。おいリク、ステータスを見てみろ」


「え?なんで?」


「いいから早く見ろ」


「わ、分かったよ」


俺がウェストのゴリ押しに屈しステータスプレートを見た。

するとそこには驚きのステータスになっていた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

横田 流空  17歳 

職業  カード使い

Lv.35


体力  239/22688 +2100(100+2000) 

魔力  199/22688 +2000

攻撃  240/22760 +2105(5+100+2000)

魔攻   239/22688 +2000

防御  240/22760 +2103(3+100+2000)

魔防  239/22688 +2000

素早さ 239/22688 +2002(2+2000)


スキル

カード制作6 カード操作5 カード開放6  複製カード2 カード実行1  言語理解MAX


固有スキル

インストール1 (クールタイム残量  28時間9分21秒 ステータス減少率 95%)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺は『インストール』のクールタイム残量を見て思った。


(あれ?まだ2日と半日しか経って無いんだけど?)


俺はそこで暫く考えていると、クールタイム残量が多く減っている理由が分かった気がした。


(分かった。【神の世界】にいた時間は、こっちの次元?世界?の2日が加算されてるのか)


との結論に至った所で、ウェストが俺に言った。


「どうだ?もしもステータスが元に戻る時間が書いてあるなら、後1日くらいで元に戻ると書いてあるだろ?」


俺はウェストの発言に驚いた。


「確かに後28時間で戻ると書いてあるが、なんでステータスプレートにステータスが元に戻る時間が書いてあると思ったんだ?」


「ああそれなら簡単だ。確かにバフやデバフ、呪いでのステータス変化は、ステータスプレートには表示されないが、リクはそう言う術にかかっている風では無かった。


それなら自身のスキルにステータスが何らかの理由で低下するスキルがあると考えるのが妥当だ。そして、そんなスキルがあるならステータスプレートに低下時間が書いていてもおかしい事じゃ無いからな」


「はぁ〜、なるほど」


俺が納得していると、ウェストは世界(周囲)魔力の操作をしている尊達の方に行き、手を叩いて注目を集めた。


「さて、今日はここまでだ」


ウェストはそう言ったが、尊達は不満な様だ。

口々にまだ出来ると言っている、しかしウェストは首を横に振って言った。


「お前達が早く強くなりたいのは理解出来るが、焦り過ぎだ。始めのうちは世界の魔力を操るのに、集中力と自身の魔力を消費する、つまり休むのも訓練の内、今日はしっかりと休んでまた明日、訓練に集中しろ」


ウェストがそう言うと、尊達は少し残念そうにしていたが、渋々了承した。

ウェストは「うんうん」と頷いてから、イルミの方を向いた。


「お前は今から戦闘訓練だ。とりあえず、『結界魔法』を使うから、周りの被害は考えなくて良い。リク、お前も結界の中に入って見学だ」


「あ、それなら私も見たいわ。私は戦闘で上手く動けている自信がないから」


尊がウェストにそう言った。

ウェストは一瞬だけ「きょとん」と、したがすぐに笑った。


「分かった。見学したいならしてくれて構わない」


ウェストがそう言ったので、実際に戦闘訓練をするイルミとウェスト以外は見学する事になった。

次回は戦闘訓練なので、殆どは戦闘だと思います。


次の投稿は水曜日の7月8日の午後9時〜11時(午後10時)の予定です。


今後ですが午後11時までに投稿してなければ、その日は無しでお願いします。

その後の予定は、一応後書きで書いている、その時の投稿ペースの予定です。


ご感想、誤字、ここをこうして欲しい、こういう能力や展開、サイドストーリーやキャラが欲しい等など何でも送って頂いて大丈夫です。

送って頂いた物に関しては積極的に取り入れて行きたいと思っています。

ゆっくりと進んで行きますが応援よろしくお願いします


申し訳ありません。

今日は書き上げられそうに有りません。

なので次の投稿は今週の金曜日の午後9時〜11時(基本午後10時)にしたいと思います。

最近は伸びる事が多くなり誠に申し訳無く思っております。

週2投稿は心がけようと思っておりますので、お許し下さい。

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