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52話   イルミの処遇

すいません、いいサブタイトル思い着きませんでした。

イルミの処遇は少しだけです。


今回のキークスは、一回しか話さないけど量は多くしました。

なんとかキークスのモブ化は止めたい。


それではお楽しみいただけると幸です。

「ここに書いてあるアルミラは、恐らく今後も俺達と敵対する事になる。そしてアルミラは『事象改変』と言う魔法を使えるらしい。効果は文字通りだ。そんな魔法が使える指導者が居るんだぞ?


イルミ、お前は本当に記憶が無いのか?」


俺がそう聞くと、イルミは平然とした顔で答えた。


「はい。記憶はありません」


グラニーは、答えが信じられなかったのか疑いの眼差しでイルミを見ている。


あのメイド(アルミラ)は『事象改変』何ていうチートみたいな魔法を詠唱無しで使ったのよ?詠唱したら一体どれだけの事を変えられるか分かってるの?」


「はい。知識として理解しております」


イルミがそう答えると、グラニーが俺の所に来てスマホを取ってから聞いた。


「それなら幾つかの質問に答えて見なさい。まず通常の回復魔法で治療出来無い傷を治すのは、どのくらいの魔力があれば詠唱をしないで済むのかしら?」


「魔力が15万程を超過しておれば、問題ありません」


イルミが考える素振りも見せずに答える。

て言うか魔力15万超え?

レネンスやグラニー以上とか、それは人間か?


質問したグラニーは無言だった。

俺がそれを不思議に思いグラニーの方を見ると、スマホを使って何かをしていた。


俺はグラニーに何をしているのか聞こうとした。

だが俺が聞く前にグラニーが次の質問をした。


「じゃあ『事象改変』の完全詠唱で過去を変える場合は?」


「規模にもよりますが、最低でも魔力が35万は超過してなければいけません」


今度もイルミは考える素振りも見せずに答える。

そして今度は魔力35万超え、・・・それは人間を辞めてると思う。


「じゃあ『事象改変』は何処まで出来るの?」


「魔力がもちさえすれば、世界を作る事さえ可能です」


え?

『事象改変』ってそこまで出来るの?

俺と尊は話の規模に付いて行けず固まって居たが、グラニーはイルミに疑いの眼差しを向けたまま言った。


「そんな話を聞いて貴方を信用しろって言うのは無理があるんじゃ無い?」


「私には記憶が無いと証明する方法がありませんから、妥当な判断かと思います」


「それなら、この屋敷から追い出されても良いと?」


「はい」


イルミが平然とした様子で答えた。

グラニーが目を細めながら言った。


「それなら明日、ギルドで話が終わったら出て行きなさい。家事をしてくれたのは有り難いと思ってるけど、信用出来無い人を屋敷に置く事は無いから」


「承知致しました」


イルミがそう答えたが、尊が待ったをかけた。


「待ってグラニー。確かに記憶が無いかは信用出来無いけど、家を追い出す事は無いんじゃない?」


「でも私達に害が出てからじゃ遅いのよ?それなら出来るだけ危険を遠ざけて置くべきよ」


「確かにそうだけどあのメイド(アルミラ)は、私達よりも圧倒的に強いわ。そしてイルミもあのメイド(アルミラ)が指導者なら私達よりも強いかもしれない。それなら裏で手を回されるよりも、まだ見える範囲に居てくれた方が良いと思わない?」


うん、確かにあのメイド(アルミラ)が指導者ならあり得ない話じゃない。

と言うか、寧ろ当然?

よし、本人に聞こう。


「なあイルミ。お前のステータスを教えてくれないか?とりあえずスキルは良いから」


「はい、こちらになります」


そう言ってイルミは俺のステータスプレートとは違い、縁が銀で作られているステータスプレートを渡して来た。


イルミ  17歳

職業  №£€に選ばれし者

称号  異常者(効果停止中)

Lv.100


体力   150000/150000

魔力   150000/150000

攻撃力  150000

魔攻   150000

防御力  150000

魔防   150000

素早さ  150000


スキル


固有スキル


なんだこのステータス、職業の欄はボケてる所があるし、レベルは100、各ステータス15万はレベル的には普通か?

それに称号?


「イルミ、何で職業がボケてるんだ?後、称号って言うのは?」


「はい、職業は私にも分かりません。称号は何かを成した者に与えられる物です」


まあ職業は良いか。

称号は何かを成した者に与えられるか。


「じゃあ異常者の称号は何をしたら付いたんだ?」


俺がそう聞くと、これまではすぐに答えていたイルミが固まった。

次の瞬間には、イルミは俺から目を逸らした。

何かを考えて居るのか?


少ししてイルミが俺達の方を見て言った。

しかし俺はそのイルミの顔を見て固まった。


「申し訳ありません。分かりません」


イルミはそう言いながら泣いていた。

これには尊とグラニーも驚いたらしく、慌てている。


「ほら答えなくて良いから、大丈夫よ」


「ええ、そうね。ほら落ち着いて」


その後は俺もイルミを泣き止ませるのに参加した。

イルミは5分程、涙を流していた。

今はそのせいで白い瞳が少しだけ赤く腫れている。


「申し訳ありません。皆様の手を煩わせてしまいました」


「いや、称号について聞いた俺が悪いからさ。称号について聞いてごめん!!これからは聞かないから」


「いえ、大丈夫です。一度は皆様方のお世話係になり、まだ解雇はされては居ないのですからどんな事でもお聞きになって下さい」


そんな事を言われても聞けないからとは口に出さない。

口に出したら自分から何かを話だしそうだし。

それにしても各ステータス15万超えか。


「う〜ん、やっぱりイルミは屋敷に置かないか?」


俺がそう言うと尊は嬉しそうな顔を、グラニーは少し不服そうな顔をした。


「うんうん、やっぱり女の子には優しくしないとね」


「私的には信用出来無い人は屋敷には置かない方が良い気がするけど、各ステータスが15万を超えてるなら屋敷に置こうが置くまいが変わらないわね」


「よし、じゃあイルミ。明日以降もこの家に居ていいからな」


「皆様方、ありがとうございます。」


イルミはそう言って頭を下げた。


「じゃあ今日は寝るか。明日は朝からギルドに呼ばれてるし。あ、起きなかったら起こしてくれ」


俺がそう言うと、尊とグラニーがハモった。


「「同じく起きる自身が無いわ」」


「あ〜、確かにダンジョン終わったばかりだから全員の内1人でも起きれるか微妙か。あ、そうだ。イルミ、明日俺達が起きなかったら起こしてくれ」


「はい、分かりました。所で流空様」


「ん?何だ?」


さて寝るかとリビングを出ようとすると、イルミに声をかけられた。

そして俺は、この後イルミを無視してリビングを出なかった事に後悔した。


「私は、夜のお世話は出来ませんが宜しいですか?」


「「「・・・」」」


俺はイルミがそう言った瞬間、周りから「ピシッ!!」と聞こえた気がした。

俺は一瞬思考停止しかけたが、ここで思考停止すると死が確定事項になると、なんとか思考停止しようとする頭を回転させ言った。


「い、イルミ何を言ってるんだ!?夜のお世話なんて頼んで無いだろ!?」


「はい。頼まれてはおりませんが、流空様は私を初めて見た時に『日本でも通用しそうな綺麗な顔』だと考えていらしたので襲われないかと心配で」


イルミが少し眉をしかめてそう言うと、俺は結構な力で両肩を掴まれた。

俺が冷や汗をかいていると、イルミは真顔で言った。


「流空様、骨は拾いますのでご安心下さい」


「安心できねー!!」




◇翌日 冒険者ギルド


イルミに起こして貰った俺達は、イルミを含めた全員でギルドに来ていた。

ギルドに着くと、カーラさんに奥に通された。

そこには既にギルドマスター、副ギルドマスター、キークスと言う、昨日イルミが魔法陣から出て来た事を知ってるメンバーが居た。


俺達が座ると、俺が死んだ様な顔をしている事が気いなったのかギルドマスターが話しかけて来た。


「おいリク、昨日より酷い顔してぞ。大丈夫か?」


「大丈夫ならこんな顔してない」


「お、おうそうか。何て言うか、頑張れ」


「ああ、ありがとう」


俺がそう答えると、イルミが俺に言った。


「それより流空様。お話を進めましょう」


「ああ、そうだな。まずは何から話す?」


俺がそう問いかけると、副ギルドマスター(女性)が答えた。


「やはりイルミさんをどうするか、と言う事からではないですか?」


「それは解決済みだ、イルミには明日からも家に泊める。まあメイドとして働いては貰うけど。因みにこれは本人も了承している」


俺がそう答えるとギルドマスターが不思議そうな顔をした。


「なんだ、そのメイドを泊めるのは嫌なんじゃなかったのか?」


「まあ俺的にはそうだったんだけどな。昨日は帰ってから、俺達で話し合ったんだよ。それで記憶も無いし、家には既に女の子が3人は居るし大丈夫だろって事になったんだよ」


俺が昨日有った事をある程度隠しつつ本当の事を言うと、ギルドマスターは納得したように頷いた。


「それなら良いか。それじゃまずは礼を言わせてくれ。リク、ミコト、レネンス、グラニー、お前達が各ギルド本部付きの冒険者になってくれたお陰で各ギルド支部を、いやこの大陸の人間全員を悩ませていた、ある問題が解決しそうなんだ。ありがとう」


「え?どう言う事だ?」


俺達がよくわからないとい言う顔をしていると、キークスが事情を教えてくれた。


「この大陸には2つ大きな闇の組織がある。そして一方の組織がかなり派手に動いていて、最近じゃあこの国の姫の誘拐未遂が起こる程なんだ。


今までは各ギルド本部は静観していたんだが、今回お前達が各ギルド本部付きの冒険者になってくれたから、各ギルド本部からこの冒険者ギルド支部に何か願いを叶えると言って来たらしい。


で、その願いがその闇の組織を潰してくれって事だな。

それで願いを聞き入れて闇の組織を潰してくれるそうだ」


なるほど、そんな組織が有ったのか。

俺がなるほどと頷いて居ると、イルミが俺の耳元で呟いた。


「流空様、各ギルド本部からの指名依頼が参りました。スマホのご確認をお願いします」


「今して良いのか?」


「はい。各ギルド本部からの指名依頼なら、どんな事よりも優先されますので大丈夫です」


へぇ〜そんなものかと俺は考えて、ギルドマスター達に断りを入れてスマホを出した。

するとスマホにメールが来ていた。

俺はメールを開いた後、なるほど闇の組織を潰すとはこの事かと理解した。


メールにはこう書いて有った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

各ギルド本部より冒険者流空の冒険者パーティーへの指名依頼


依頼内容

コースター大陸に存在する2大組織の内の1つ『闇の深淵』の本拠地の壊滅、及び本拠地内の敵の殲滅又は捕縛


達成報酬

()()1億ゴールド


詳細

承認前情報:残る拠点はスターンの街の本拠地のみ 他の冒険者の介入を了承(ただし達成報酬に変更無し)


承認後情報:本拠地の位置 本拠地内の戦力 ()()()()()()拠点の情報


依頼達成後:『闇の深淵』の全ての情報の提示準備有り

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうでしたか?

最後の依頼メール?は上手く行きました(逆に言えばそれ以外は普通)。


次の投稿は2日後の5月26日の午後9時〜10時の予定です(基本10時)。


ご感想、誤字、ここをこうして欲しい、こういう能力や展開、サイドストーリーやキャラ等など(特にキャラ)何でも送って頂いて大丈夫です。

送って頂いた物に関しては積極的に取り入れて行きたいと思っています。

ゆっくりと進んで行きますが応援よろしくお願いします。

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