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閑話   アルミラの誕生①

※グロい話です。

前置きに少し内容を書くのでそれを読んでから本文をお読み下さい。


詳しい描写はそこまでしおりませんが、例文として載せます。


『しかも趣味の悪い事に、死なないように止血しながら。

子供は「あああーーーーーー!!!!」と叫ぶだけで他には何も言わない。

しかも子供が生きている前で調理して私に食べさせようとするのだ。』

こんな感じで書いております。

グロいと言っても想像してしまえばと言う事(自分も少し想像して身震いしました。だって自分は怖い系は苦手)なので、殆どの方は大丈夫かと存じ上げますが、一応ご注意下さい。


分量は5600字程度と何時もよりも多めになっております。


閑話です。

タイミングが良いのと、【ローナンバー】の誕生を書きたかったので書いたのですが、2話構成になってしまいました。

申し訳ありません。


でも2話読めば何とか楽しいと思うので、お付き合い頂けると幸です。

これは私が、£€様に誕生させて頂いた時の話です。


と言っても、いきなり話を始めるより前置きを入れた方が分かりやすいでしょう。

なので前置きを入れさせて頂きます。


私はある城に仕える(強制)メイドで、戦闘力など無い普通の()()のメイドでした。

ああ、勿論ですがコースター大陸に有る城ではなく、()()()()に存在した城です。

まあ今となっては、その世界の事は私が黒様に誕生させて頂く1ヶ月程前までしか思い出せませんがね。


兎に角、私は城務めでした。

本来で有るならば、城務めは憧れの対象で有るはずですが、私が仕えていた城は例外でした。


どう例外かと言うと、城に仕える事が出来るのは城主に奴隷に落とされた人間のみでした。

なので私達は憧れの対象では無く、「ああは成りたくない」と言う嘲笑(憐れみも含まれいますが、城主に憐れんでいると知れると、その人間は殺されていました)の対象でした。

因みに奴隷は、スキル『隷属化』で縛られているため一度奴隷に落ちると奴隷から開放される事は無い上に、城主はその世界最強との呼び声が高い、しかも何年経っても歳を取らない不老者でした。


そして基本的には城に仕えるメイドは18歳以下の少女しかおりませんでした。

勿論19歳以上メイドも居る事には居ます。

ですが城に仕えるメイド(1000人以上居る)の内1%居るかどうかでした。


ここで何が言いたいのかと言うと、この城のメイドは18歳になると城主に食べられます。

そして1度食べられたメイドは、その翌日には服などの生活室需品を全て残したまま消えてしまうのです。


さて前置きが長くなりましたが、私が黒様に誕生させて頂く1ヶ月前から話を始めましょう。





前の私が誕生日まで後1ヶ月くらいのある雪の日、声をかけられました。


「マリアンテール、今日は主様が貴方に話があるそうよ。この後の仕事は私達でやっておくから、主様のお部屋に行ってきなさい。主様に会うときは失礼の無いようにね」


そう言ったのは、この城に仕える人間の中でも1%しか居ない、18歳以上(実年齢30歳)のメイド長、マリアルさんだ。

因みにメイドの奴隷の名前は、必ずマリアから始まる。

この城ではメイドの位が高くなると名前が変わる事が有り、マリアに名前が近い程メイドとしての位が高い。


私はマリアルさんに返事を返した。


「はい!!分かりました、マリアルさん!!」


私は奴隷になった際に絶対に明るい性格のままで居ると、何か(その何かは思い出せない)に約束していたので奴隷になってからも性格は変わらず(変えずとも言う)に明るいままだった。

私が明るく返し主様のお部屋に向かおうとした時、マリアルさんが何かを口にした。


「ごめん、ごめんね。マリアンテール」


何を言ったのか聞こえなかった私はマリアルさんに聞いた。


「え?何か言いました?マリアルさん」


「いいえ、何でも無いわ」





私は主様のお部屋に着くと、ノックをした。


「主様。マリアンテール、只今参りました」


「入ってくれ」


「失礼致します」


私が扉を開けてお部屋に入ると、様々な武具が壁に吊るさていて、お部屋の中にある暖炉には火が入っていなかった。

武具は全て主様が使う武具か殺した相手から奪った武具だろう。


主様はこの世界最強と言われているが筋骨隆々と言う事では無い、何らかのスキルの組み合わせ(私は奴隷なので知らない)で世界最強と呼ばれているからだ。

顔は女性受けしそうなイケメン顔(体型も顔に付随してイケメン)な上に、奴隷には意外と優しい所もある。


そんな主様は薄着だった。

外は雪が降っていふのに寒くないのだろうか?


「マリアンテール。どうした?」


私がそんな事を考えているとは、主様は少し心配そうに私に聞いてきた。

顔に出ていたのだろうか?

いや、考えるよりも答えなくては。


「はい。不躾ではございますが、主様は寒くないのでしょうか?外は雪が降っております。その様な天候で薄着を着てしかも暖炉に火を入れていないとなると、いくら主様でも風邪を引かれるのではないかと」


私がそう答えると、主様は笑って答えた。


「ハハハ、僕は不老不死だから大丈夫だよ。それに僕の体調が心配だなんて、この後の事をそんなに楽しみにしてくれていた何て、とても嬉しいよ。マリアンテール」


この後の事?

何か有るのだろうか?

私がそう考えている間にも、主様は質問してきた。


「それで、18歳の誕生は1ヶ月後だったよね?」


「え?あ、はい。覚えていらしたのですか?」


「勿論だよ。マリアンテールには18歳の誕生日に家族と一緒に解放するって、『隷属化』した時に約束しただろ?今日は少し早いけど頑張っているマリアンテールの為に、家族と会うだけなら良いと思ってね」


それは『隷属化』されて、泣きそうになっていた私に主様が言った約束。

約束とは、私達の家族(父と母、妹)は主様が放った村を一撃で吹き飛ばした攻撃から奇跡的に生きていた事から、私が18歳の誕生日まで懸命に働けば、私達を解放してくれると主様が言ったことです。


アレから10年は経っているのに、主様が覚えて貰えているなんてと感激していると、主様が言った。


「さてじゃあマリアンテールの家族に会いに行こうか」


主様はそう言うと、壁に吊るしてあった武器の1つの方に歩いていった。

吊るしてあった武器はエストックだった。

主様はそのエストックを手に取ると、エストックを床に向って構えた。

すると主様の右手がブレたように見えた。


次の瞬間、主様の少し右の床が開き階段が現れた。

私は驚きで声を上げた。


「え?一体どうなって」


「これは隠し通路だよ。俺以外には開けられない様になってるんだ。さあ、この先にマリアンテールの家族が居るから行こうか」






階段を降りきると少し開けた空間があり、そのには2つ並んでいる扉とその2つとは別の壁面に付いている扉が1つあった。

並んでいる扉の1つは緑色の扉、1つは真っ白な扉で、別の壁面に付いているのは黒い扉だった。


「マリアンテールは真っ白な扉に入って、扉の中に入ったら椅子が有るから座って待っててね。あ、そうだ忘れてた。この薬を飲んでから部屋に入ってね」


主様はそう言うと私に薬を1錠渡し、黒い扉を開けて入って行った。

私は特に疑問に思うことも無く薬を飲み、真っ白な扉を開けて入った。

扉を開けると、窓が無く真っ白な部屋があった。

その部屋には殆ど物は無かったが、主様が言った椅子とその傍らにベッドがあった。


私は「こんな部屋があったのか〜」と思いながら椅子に座りました。

すると私は突然、目眩がして意識を失った。







「う、ううう………」


私は覚醒したばかりで、頭がクラクラしていたが周りを見回した。


周りを見渡して分かった事は、ここは私が意識を失う前に入った白い部屋だと言う事と、私は何故かミスリルのロープで縛られた上で何かを噛まされていた。


何故こんな状況になっているのか、分からずに混乱していた私に何処からか主様の声が聞えた。


「やっと起きたかい、マリアンテール。あの程度の量の薬で1日も寝てるなんて、マリアンテールはお寝坊さんだね」


くふり()ろふひて(どうして)?」


「ふふふ、それはね。君に自殺されない様にだよ。君の前に楽しもうとした子達はあの光景を見て、今からする事を言うと皆自殺しちゃうんだよね〜」


私の前に楽しもうとした子達?

あの光景を見ると皆自殺する?

主様は一体何を言っているんだろう。


「じゃあ、今から君に家族と合わせてあげるね?」


そう主様の声が聞こえると私が向いていた壁が透明になり、隣の部屋が見えた。

隣の部屋には私の家族が居た。


はふさん(母さん)!!とふさん(父さん)!!はら(サラ)!!」


私はどんな状況であれ家族と会えた事から歓喜したが、それは一瞬の事で、次の瞬間には呆けていた。


「「「わん、わん、わん!!」」」


何故なら私の家族は、3人共裸な上に首輪を付けておりまるで犬の様に腹を見せていたからだ。


しかもその腹を見せている相手は人間では無く、オークだ。

因みにオークとは、種族的に女が生まれない為に他の種族の女を攫い自分の子供を産ませる、いわゆる女の敵だ。


母さん、父さん、サラ、何故そんな事をしているの!?

私は訳が分からずに声が出ず、ただただ呆然としていた。

するとまた何処からか主様の声がした。


「あれ?マリアンテールの性格ならもっと泣き叫ぶと思ってたんだけど、おかしいな?でもまあ良いか。少しくらい気丈でいてくれないとつまらないもんね。マリアル、ガイ、マリアンテールに食事を」


主様がそう言うと、マリアルさんと主様の部下の1人だろう男が男の子(恐らく5歳ぐらいで人間)と調理器具を持って来た。

そしてマリアルさんは子供を私の側に置くと、私と目を合わせない様にか、私の後ろに周った。


マリアルさんが私の後ろに周った後、私が聞きたくない事実とこの後の事を主様の声が楽しそうに説明してくれた。


「じゃあマリアンテール。君の食事は今日から1ヶ月間、つまり君の誕生日の3日前までは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を毎日君の目の前で捌いてその男が食べさせてくれる。因みにその子は、お母さんの方が産んだ子だよ。明日は妹の方の子供を食べさせて上げるから楽しみにして手ね。

そうだ、1つ説明を飛ばす所だった。その子は人間だけどちゃんとしたオークとマリアンテールのお母さんの子供だよ。僕が魔法で人間に産まれるようにしたんだ。


あ、そうそう食料の心配はしなくても大丈夫だよ。毎食1()()()()()()余りそうな人数は産んでくれたから。


それで誕生日の3日前からは特別メニューを用意してるんだ。楽しみにしててね。僕はその部屋には入らないけど、毎日マリアンテールの事を見てるから頑張って僕を楽しませてね」



こうして私に取っての地獄が始まった。







私がおかしくなる(倫理観)のには、然程時間がかからなかったと自分では思う。

しかし主様の声がたまにして、「こんなに持つなんて!!マリアンテール、やっぱり君にして良かった!!」とか言っていた。

他の人はもっと早くおかしくなったのだろうか?


いや違うこんな事を考えてられている時点で私はまだ可笑しく無いのだろう。

ああ、早く可笑しくなって考える事を放棄したい。

それが出来無いなら、もう何もいらないから早く殺して欲しい。


どうして私がこう考えたのか、少しだが説明しよう。


まず1つ目だが、目の前の光景。

目の前の光景とは壁が透明になってこちらから見える向う側、つまり家族が居る部屋で行われる行為の事だ。

行為とはオークが子供を作る事だ、しかもそれが永遠と繰り返される。

それだけならまだ気持ち悪い(吐き気有り)だけで済んだだろう、だがそれに拍車をかけた事が有る。


それは奴ら(オークと私の家族)の食事だ。

奴らの食事は私の父さんだった。

どういう事かと言うと、父さんの腕、脚をオーク共が切り落としたり、父さんにそのままかぶりついたりといった具合でオーク共と母さん、サラは父さんを喰うのだ。

しかも父さんは喰われたりする度に嬉しそうに叫ぶ、しかも喰われたりしたそばから回復付き。

しかも父さんの食事も父さんと来てる。


これを見ておかしくなって考えたく無いと考えるのは普通だろう。


2つ目だが、それは私の食事だ。

どういうかと言うと、私の目の前で()()()()()()()()()()()()()()を捌く。

しかも趣味の悪い事に、死なないように止血しながら。

子供は「あああーーーーーー!!!!」と叫ぶだけで他には何も言わない。

しかも子供が生きている前で調理して私に食べさせようとするのだ。


因みに食事の時には口に噛まされていた、猿轡を外される。

そのタイミングで自殺しようにもガイとか言う、男に回復魔法を使われてすぐに回復する。


こんな事を思いながらも、何故かこの地獄27日間を耐え抜いた私に待っていた物は更なら地獄だった。


私が「もう何も感じない」と俯いて死んだ様な目をしていると、主様の声が聞えた。


「やあマリアンテール。27日間お疲れ様。今日からは夜ご飯だけだけど特別メニューを用意ているんだ。ガイ、お母さんの方を」


私は何を言っているのか、分からなかった。

ただこれからもっと酷い事が起こるという事だけは分かった。


隣の部屋からお母さんが連れてこられた。

私の後ろには何時も調理するマリアルさんが控えていた。

私はまさかと言う思いながらも、違うと心の中で否定していたし、違って欲しいと心から願っていたがそれは叶わなかった。


「さてマリアンテール、もう聞く気力も無いかも知れないけど聞いてくれ。今日からの3日間は君の家族だ。お母さん、お父さん、妹の順に食べて貰う。それと食べる際には、正気に戻してから調理するから、そのつもりで。後3日間だ。頑張ってくれ」


主様がそう言うとガイと呼ばれた男が、母さんに魔法を使った。

すると母さんの瞳に理性の色が戻った気がした。

しかし次の瞬間、ガイと呼ばれた男は母さんの左手を切り落とした。

どうでしたか?

と言っても2話構成なのでまだ分かんないかもしれません。

とりあえず次の話でお楽しみいただけると自分的には確信しております。


※お楽しみいただけ無い場合はすいません。

4日後の本編投稿をお待ち下さい。


次の投稿は2日後の5月12日の午後9時〜10時の予定です。


ご感想、誤字、ここをこうして欲しい、こういう能力や展開、サイドストーリー(閑話含む)が欲しい等など何でも送って頂いて大丈夫です。

送って頂いたものに関しては積極的に取り入れて行きたいと思っています。

ゆっくりと進んで行きますが応援よろしくお願いします。

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