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3話

「よく来てくれた!勇者たちよ!」


今僕たちは王様のいる客室に集まっていた。


え?話がとんだ?あの椅子がたくさんあった部屋で結局どうなったかって?

クラス全員合致で「雪ちゃんならしょうがないね!」でまとまっちゃったよ!

そのあとは、なんか執事の人が

「国王陛下が客室でお待ちです。お集まりください。」

というから、皆で執事の人についていった。


「さっそく本題に入ってしまっていいかな?」


なんとも唐突だな。


「はい。」


委員長が返事をした。

おう、それでいいのか…


「勇者様達には、魔王を倒してきてほしい。」


テンプレだなぁ

どうやら皆も「やっぱり」みたいな顔してるよ。


「ですが、僕達には戦う力がありません。それに、そんな危険なことをしたくない人もいます。そこらへんはどうするんですか?」


そこらへんって…アバウトだなぁー


「戦う力については、此処の王城で鍛えればいい。魔王討伐に参加したくない人も身の安全のために鍛えてからどうしたいか考えるといい。王城を出たい奴は旅の路銀も渡そう。」


ふむ、まぁそんなもんか。


「わかりました。国王陛下、私たちに時間をください。」

「うむ、私もそのつもりだったからな。別に、むりをしなくてよい。」


そうだよな、皆考える時間ほしいよな!まぁ僕は決まっているけどね!!


「だいたい話はきまったようね。さぁ皆様、御夕飯にしましょう。」


国王陛下の横に居る姫様の発言に、僕のおなかの虫は「待ってました!」とでもいったかのような大きい音が鳴った。

僕は恥ずかしくて両手で顔を隠した。


「フフフッ。さぁ、皆様食事場までご案内しますわ。…おいで、雪ちゃん。」


僕は姫様の方に走った。

顔がまだ真っ赤な僕を抱っこしてくれた。


「食事場まで少し距離があるから」

「ありがとうなの!」


僕は姫様の腕の中で、食事場につくのを待った。


◇◇◇◇◇◇◇◇

豪華なご飯を食べた後は、生徒一人一人にメイドと執事が付き、部屋まで案内されていた。

僕は、姫様が心配だからという理由で姫様のお部屋に連れていかれた。


こんなラブコメ展開なのに、幼女になったせいか“恥ずかしい”より“安心”の気持ちの方が大きかった。


そして、僕は姫様のお部屋で一夜をを過ごした。


ありがとうございました。

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