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聖女の姉と王孫の弟

「「………」」お互いに沈黙が続く。

「貴方は何者?」姉が問う。

「アルベルト……8歳」今の僕のプロフィールを答える。

「そんなのわかってる。あんたに聞きたいのはなんで私をお姉ちゃんって言ってたのかよ‼」

あぁ、この姉に嘘はつけないなそう思ったのと、とぼけるのも無理だよと思い、正体をばらした。

「山田光弘……お姉ちゃん僕の前世は光弘だったんだ。」

「やっぱり!弟よお前は親や兄弟に心配かけすぎよ。だけど、こんなとこで会えるとはねー」

懐かしい。やっぱりお姉ちゃんだ❗

「だけど、急に事故にあうことを予測しろっていうのはムチャだ」

「わかってる。だけどあんたなんでそんなボロい囚人服みたいなの着てるの?」怒りながらお姉ちゃんが聞く。

「それは……」

僕は今までのことを全部話した。



「………やっぱり!ストーリーがめちゃめちゃよ」

お姉ちゃんも僕と同じ考えのようだ。死んだはずの悪役令嬢が生きていて、王妃になるはずのヒロインが愛妾。しかも、生まれるはずのない悪役令嬢の子供。王孫アルベルトの王子位剥奪。

「しかも、僕は殺されかけたんだよ」

謎の声がなければ死んでいたはずだった。

「考えたいけど、ここじゃばれるわどうしよう。」


ピー


謎の声がくれた竜笛を吹いた。すると、赤い竜が僕らをのせて空を舞う。



竜は僕らを城のてっぺんの物置として使われている部屋におろしてくれた。

「ここなら、確か誰も入って来ないよ。」

「そうね、じゃあね私が数日で考えた考察を話してもいい?よーく聞いてね。」


姉は考察を話した。



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