乙女ゲームって何?
よくあるようなストーリーだと思います。
「私はヒロインよ‼あんたはただの飾りみたいなものよ‼」
「君という女は、僕はいままで何を見てきたのか……」
醜い争いをしているのは、僕の両親だ。
それにしても、ただいま放心状態の父は本当にいままで何を見てきたのかと思います。まぁ僕もつい最近気づきましたから父のことをひどく言うことは出来ませんが………。
どうもはじめまして。僕は、アルベルト4歳、この国の王子です。
さてと、ただいま僕はどうやって喧嘩中の両親を止めようか悩んでいます。
おっと、両親の紹介忘れてた。
僕の父はこの国の王太子なんだそうです名前は……レンジークだったと思います。息子の僕から見ても不憫な人です。こんなめぎつねに騙されて……
次に、母です。母は父の愛妾です。ちなみにもとはメイドでした。息子である僕もこの女は大嫌いです。だって、下品でわけわからないことをわめき散らすから。それ以外もたくさんあるけどここではカットします。
「レンジークは、あの乙女ゲームの中で一番いい男だったのに……」あの女が呟く。
乙女ゲーム?なんだそれは、聞いても無駄だと思ったが、(母)に聞いてみることにした。
「乙女ゲームってなぁに?」
あの女は、言った。 ここは乙女ゲーム「メイドアリスの王宮恋物語」というゲームの世界で、メイドとしてやってきた子爵令嬢が、愛を育むストーリーらしい。コウリャクタイショウという、メイドの前に現れる男性がいるらしく僕の父レンジーク、後は宰相と侯爵子息、後は騎士団の団長と隠しキャラとして隣国の王子がそのコウリャクタイショウらしい。そうやって僕に語った後、こういった。
「そして、この私はアリス=エドリート‼ヒロインよ」と。
ヒロイン……どこかで聞いたことがある言葉。コウリャクタイショウ、いや攻略対象。メイドアリスの王宮恋物語………。
何かいままで違和感を感じていた。ヒロイン、攻略対象、メイドアリスの王宮恋物語。この単語の数々がその違和感を解いてくれた。
うん、ここあの女のいう通りゲームの世界かも。お姉ちゃんがやってたゲームとおんなじタイトルだ。
次はアルベルトの前世の話。




