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京都の涼菓子 ~真夏日に召し上がれ~

作者:足軽三郎
明治維新が終わって五年、一人の女と一人の男は夏の京都を訪れる。

「あっついねえ、三輪っち」 

「だから三輪っちって言うなっつーの」

維新を駆け抜けた二人の若者は、古都で何と対峙するのか。時代の波に乗る者、抗う者、されど心意気は涼やかに。

粋な思いを甘味に乗せて。召しませ、物語。
前編
2016/07/06 22:27
後編
2016/07/06 22:28
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