9% ストーカー再び
『おかえり』
ここは?
真っ暗で何も見えない…
なんだ…ここは…
『あれ?…忘れてる?』
誰だ?
『あ、そっかこの前の記憶は消えたんだっけ?』
おい!記憶が消えたってどいうことだ!
俺に何した!!
『色々説明するのめんどくさいなぁ…戻すか…記憶を…』
聴いてるのか!おい!
『はぁ…めんどくさいなぁ…えい!』
ゔぐぅ……
うぅ…
…あ゛!!
思い出したぞ、ストーカー!!
『あ、思い出した?おひさー!』
人の記憶消しといて挨拶が軽いなオイ!!
『まーいいでしょ別に減るもでもないし❤︎』
減ってたよ⁉︎人の記憶が!
おれの記憶が!!
…まぁ、戻ったしいいや…
『ありがとう❤︎』
…。
んで?何故また俺はここにいるんだ?
…そうだ!
俺は死んだのか!レイナは!キリエは!
どーなった!教えろ!!
『あー落ち着いて!どうどう』
『レイナちゃんとキリエちゃんは 今は無事よ!
』
よかった…
『けど、危ないのは変わりないわね❤︎ふふふ』
…え?
『簡単に言ったらあなたは倒れてレイナちゃんは助かったけどまだ周りに危険がいっぱいって事!』
ゴブリンがまだいるのか…
『いっぱい!ゴキ◯リの如く溢れんばかり』
…想像しちゃった…キモ。
『とにかく早く帰らないとレイナちゃん達危ないわよ?』
⁉︎
『ここでの時間は都合よく止まったりしてないからね?』
じゃあ早く帰してくれ!
『落ち着いてまだ無事よ!キリエちゃんが頑張ってゴブリンを捌いてるけどこのままじゃ押し負けてしまうけど今すぐ危ないって訳じゃないわ』
そうか…。
それで何で俺はここにいるんだ?
『それはねー…』
それは?
『この前ちょっと失敗しちゃったからそれの修理?てへ❤︎』
まて
待て待て待て!
失敗⁉︎
何を失敗した!
『あー…えーとね…んーと…。』
怒らないから言ってみなさい!
ほら!
『記憶を消すつもりが無かったのと…あげた力がうまく身体に入ってなかったみたい…。』
ふざぁけんなぁあああ!
結構重要な事じゃねぇか!
記憶が消えて無かったらこっちに来て色々出来たかもしれないじゃないか!余計な混乱もしなくて済んだかもしれないじゃないか!
おい!あほストーカー
今すぐ謝れ!
謝罪会見開け!!
土下座しやがれぇ!
『めんご、めんご』
だから、軽いなオイ!!!
『ふふふ❤︎今度は記憶消えないから安心して』
…そうか。
それで力の方はどうなってるんだ?
『えーと身体にうまく馴染んでなかったみたい』
なんだそりゃ?
『うーんとね身体を作り変えたからまず先に身体の方が馴染んで無かったの。それで力は身体が馴染んでないから馴染めなかったって事みたい』
へーぇ
で、今は身体が馴染んだから今度は力が使えるって事か?
『そうよ!今度こそ使えるよ!多分』
多分ってオイ…
『てへ❤︎』
てへ❤︎じゃねーよ!!!
結構重要な事だ!
『そんな怒りぽいとモテないぞ!少年』
…うるさい。
『もー仕方ないなわね…戻って使えるようにポケットに取り扱い説明書入れとくわ』
ゲームかよ…
『文句でもあるの!?』
いえ……
『…そろそろ、時間ね…』
もう、時間切れか…
『早く戻らないと彼女達が危ないわよ』
そうだな…
『あ、今回も最後に質問に一つだけ答えてあげるわ!』
またか…
『そうよ…ふふふ❤︎』
それじゃあ…
俺は戻ってこの力で彼女達を守れるか?
『質問それで良いの?他に聞きたい事とかあるんじゃないの?』
あぁ!これでいい!今はな!!
『ふふふ❤︎守れるわよ勿論!』
そうか…
『あの子達を守る為にアドバイスあげるわ!戻ったらとりあえずーーーーーーしなさい!』
ギルが倒れた。
ボクが攻撃に集中してたからゴブリンが投げてきた石に気付かなくて当たりそうになったけどギルがボクを抱えて避けてくれたけど…
ギルに当ちゃった…
そしてたらギルの頭から血が流れてそのままギルが気を失って起きなくなちゃった…
ボクが守るって言ったのに…
逆に守られっちゃった…
ギルに守られちゃったけど今度こそギルを守らなきゃ
ボクが絶対に守る!!
「ギルはやらせない‼︎‼︎【ファイヤーランス】」
空中に燃える槍を作り出しゴブリンに向けて飛ばす。
ファイヤーランスはゴブリンに向って飛んでいき一体ゴブリンの身体に突き刺さるもその勢いのまま何体も串刺しにしていく。
突き刺さったゴブリン達は身体の中から炎で焼かれもがき苦しみながら死んでいった…。
この一撃で何体も葬ったがゴブリンは減ったように感じない…。
それでもレイナは戦い続ける…
「全然減らない…【エアーカッター】」
突き出した手から見えない風の刃、かまいたち似た風の刃がゴブリン達を切り刻む。
あるゴブリンは全身を深く切りつけられあるゴブリンは目を切られあるゴブリンは足切りつけられ動けなくなっていた。
ボクの魔力はまだあるけどこのままじゃ押し切られる…キリエさんは⁉︎
キリエは盾持ちゴブリンとゴブリン達を相手に戦っていた…。
「しつこいぞ貴様ぁぁあああ!」
盾持ちゴブリンはキリエの攻撃をわざと盾で受けその隙に回りのゴブリン達がキリエに襲いかかっていた。
キリエはゴブリンの攻撃をギリギリのところで避けていたけれどボロボロだった。
いくらギリギリ避けようが何回かは当たって身体は切られ殴られレイナは傷ついていた。
その都度、キリエは
「ッチ!【回復】」
魔法で切り傷や打撲を回復させていた。
傷はみるみる治っていきそのままゴブリンに向ってまた剣を振っていく。
それでもキリエは内心焦っていた。
(ヤバい、このまま魔力を使い切ったらレイナちゃん達すら守れない…それはダメ…勝負かけるしかない!)
「やってやる!!」
キリエは盾持ちゴブリン向って剣を振る
上下右左から連続的に切りつけ他のゴブリンは気にしない。気にしてられない。
盾持ちゴブリンはキリエの連続的斬撃を盾を構え亀みたいに反撃の機会を窺う。
キリエは覚悟決め身体中に魔力を流す身体の隅々まで行きわたるように指の先までに流す。
(これでこいつを倒す!【身体強化】)
身体強化
身体中に魔力を流し身体を強化する魔法。流す魔力量、質によって強化が変わってくる。
わかりやすく言えば身体強化を使えば力が倍増する。
キリエは残りの魔力のほとんどを身体強化にまわし盾持ちゴブリンに襲いかかる。
一気に剣を盾いれ下からカチ上げる。
ゴブリンが握ってた盾はキリエの強化された剣に耐えられず空に吹き飛ばされ丸裸になった。
盾持ちゴブリンはただのゴブリンに成り下がり反撃する間もなく更に強化されたキリエの一撃が叩きつけれる。
「はぁぁぁあああ!!!」
元盾持ちゴブリンを真っ二つに叩き斬りさく。
バッキ!
今まで盾を何度も斬りつけてた盾はキリエの剣は何度も刃こぼれ起こし最後の一撃に耐えられず折れてしまった。
(ッチ!仕方ないこのままレイナちゃんのとこまでいくしかない!)
身体強化がまだ続いてたのでレイナがいる場所に走り出す。
「【サンダー】」
ゴブリン達が高圧電流の雷に消し炭にされる。消し炭なったゴブリンを踏み台にぞろぞろ後ろからゴブリンが進んでくる。
徐々にだかレイナは追い詰められていた。
いくら魔法が強くても魔力が無くなれば使えない。レイナが大技を使えばゴブリンを大勢倒せるだろうしかしさっきから倒しても倒しても溢れ出すゴブリンが不安を掻き立てる。
もし、大技を使って倒してもまだ溢れ出したら…それとゴブリンジェネナルもまだいる。
奴は一歩も動かずずっと見てるだけ…まるでゴミを見るように。
まだ距離があるがキリエが人とは思えない物凄い勢いでこっちに戻ってくるのが見えた。
「戻ってきた⁉︎キリエさん!」
(キリエさんが戻ってきたらギルと逃げよう)
レイナはもう頭の中はいっぱいいっぱいだった。
今までにゴブリンとは何度も戦った事がある。大抵のゴブリンはファイヤーボールで怯え逃げ惑うハッキリ言って雑魚だ。
それなのに目の前にいるゴブリンはファイヤーボールで仲間が殺されても何の怯えなしに仲間を踏み台にどんどん迫ってくる。しかも一向に減る気配がしない。このままだとギルが殺されてしまうかもしれない…
と、色々考えてレイナはいっぱいいっぱいだった。
ゴブリンの数体がサンダーをかいくぐりレイナに飛びかかってくる!
「ぎぃぎゃあ!!」
「ファい(まずい間に合わない!)」
とっさにファイヤーボールを放とうと魔法を発動させるもこのままでは完全に間に合わない。ゴブリンに襲われてしまう。
目の前でレイナちゃんがゴブリンに襲われかけるのが目に映る。
「レイナちゃん⁉︎」
キリエも身体強化で飛びかかっているゴブリンを攻撃しようとしてもあと一歩遠い。
このままじゃ間に合わない。
(レイナちゃんまでやられちゃう!くそ。)
キリエは仲間1人救えない不甲斐ない自分に怒りを覚えながらも必死にレイナを救う為に身体を動かす。
(ギル…ごめんね。ボクは君を守るって言ったのに守れそうにないや…)
『ゴブリン風情がぁレイナに触れんじゃねぇぇえええええええ!!!!!!!』
めキャめきゃ!
レイナの後ろからゴブリンに向って拳が飛んでいき勢いよくゴブリンの顔にめり込む。
ゴブリンは顔面に拳を受けると他のゴブリン達を巻き込むように弾け飛ぶように飛んでいった。
後ろを振り向くと拳を突き出したギルがいた!
「アンパンもびっくり!元気100倍…俺、参上!!!!」
あとがき
ストーカー再び!
ストーカーとの会話考えるの楽でいいけど
戦闘の文考えるの大変。
これから激しくなる予定やのに
……。誰か文書力をください。
妄想は滾るのに文字に出来ない(涙)
次回もお楽しみに。
おしまい。




