白虹の賢者編 主要登場人物
『転生王子と白虹の賢者』読後の閲覧をお勧めします。
ハーシェリク・グレイシス(6歳)
早川涼子が転生したグレイシス王国の第七王子。
金髪碧眼の正統派王子。身長が伸びたりして成長はしているが、華奢なのが最近コンプレックス気味。運動ダメ、魔法もダメ、美形だけど王族中では華がない残念王子(絶賛継続中)
黄昏の騎士編の薬事件後、各地にお供をつれて各地へ出奔しては某将軍の如く世直し中。
前世二次元以外の恋愛経験がない為、恋愛耐性が低い。
蛇足:恋愛に関しては中学生のほうが進んでいるかもしれない残念元喪女。漫画やゲーム、小説などで知識だけはある人間的に残念仕様。
シュヴァルツ・ツヴァイク(??歳) 愛称:クロ
ハーシェリクの筆頭執事。
黒髪に赤い瞳の影がある冷静沈着冷酷無比なイケメン執事。隠密能力や戦闘能力に加え、執事能力も家事能力も一級品な万能、ついにパティシエスキルも極めたらしい。
ハーシェリクに絶対的な忠誠を使う忠犬執事。主以外は結構どうでもいいと思っている節がある。メイドさん達にも人気。
蛇足:この人が暴走すると作者でも止められません。
過去いろいろあった人で、今後過去に関わることも作中に出す予定です。
オクタヴィアン・オルディス(19歳) 愛称:オランジュ、オラン
騎士の名門オルディス家の三男坊で、ハーシェリクの筆頭騎士。
橙色の髪に金のメッシュが入った夕焼け色の髪にやや垂れ気味の蒼玉の瞳の温和な雰囲気を持つ青年。
チャラそうに見えるが、周りからは騎士以外には向いていないと思われているほど騎士向きの性格。
現在日々鍛錬精進中。ハーシェリク以外でクロの暴走を(物理的に)抑えることができる唯一の人物。
蛇足:猪ハーシェと暴走クロ、魔法バカのシロを止める為に日々頑張ってもらいます。
たぶんハーシェリク陣営で一番の苦労人。
ヴァイス(17歳) 愛称:シロ
純白の長い髪に琥珀の瞳の絶世の美女、と思わせるような美青年ツンツン魔法士。
人間嫌いな上キレるととても怖い、いつもツンツンツンツン……ハーシェリクにはデレる、かもしれない猫みたいな性格。
周辺の浮遊魔力を吸収増幅する異能の持ち主で、魔法を使う時に魔法属性に髪が染まるチート魔法士。魔法中毒者で魔法バカでもある。
容姿と魔法の異才により親に捨てられ、ヘーニル大司教にノエルと呼ばれ育てられていた。
転化(魔神化)の儀式により不老となる。またハーシェリクの筆頭魔法士に就任する。
蛇足:作者の中でシロはおぎんと見せかけたうっかり八兵衛枠です。ヒロイン枠ではないです(笑)
ジーン・バルバッセ(17歳)
バルバッセの長女で妾腹の子。
銅貨を磨いたような艶やかな赤銅色の髪と榛色の瞳。顔は地味だが笑うと柔らかくて好ましく、スタイルはいい。
母親はバルバッセの正妻付の使用人だったが、バルバッセの妾になり妊娠が発覚後捨てられる。
十二になる前に母親は病死。ダメ元で父親の所にいくと正妻も亡くなっていた為、妹の面倒みることとバルバッセの役に立つことを条件に迎え入れられる。
性格は大人しく後ろ向きだが、優しく一途なところも。自分と妹の身を守る為とはいえ、小鳥(諜報)や短剣(暗殺)する自分に嫌悪していた。
声が綺麗で歌が上手い。作詞作曲が唯一の趣味。
最期はハーシェリクを庇い命を落とす。
蛇足:作中ではあえて書きませんでしたが、前世と現在を含めハーシェリクの初恋の人です。
ヴィオレッタ・バルバッセ(6歳)愛称:ヴィオ
バルバッセの次女で正妻の子。
褐色(ジーンより濃い茶色)の髪と榛色の瞳の美少女。
母とは彼女が二歳の時に死別。そこにジーンが現れ、面倒をみてくれる彼女を母親の様に慕う。
世間知らずで生意気だが、無知なだけで素直な性格。勤勉な一面もある。
ハーシェリクと出会い、無知な自分を恥じ成長していく。
ジーンの死後、父である大臣の決別し、自ら孤児となってハーシェリクを助けると誓う。
蛇足:ヴィオはまた出てくる予定です。
ヘーニル(40代)
白髪交じりの茶髪の温和でいつも微笑を湛えている人当たりがいい、理解のある聖光教会の大司教。
だが実際は世界統一の野望に取りつかれた、聖フェリスを信仰する過激派の筆頭。
計算高く自分以外は使い捨ての駒としか思わない、自分が絶対の正義だと信じて疑わない狂信者。
シロを魔神化して操り世界を統一しようとしていたが、ハーシェリク達に野望を打ち砕かれる。
蛇足:彼を狂わせたのが誰かは今後の物語で明らかになります。
後日、加筆訂正もあるかもしれません。ご注意ください。