憂いの大国編 主要登場人物
『転生王子と憂いの大国』読後の閲覧をお勧めします。
ハーシェリク・グレイシス(1歳~)
早川涼子が転生したグレイシス王国の第七王子。
金髪碧眼の正統派王子。ただし運動センスも才能もなし、魔力なしで魔法も使えない、美少年だが王族中では劣った容姿の残念王子。
性格は温和とみせかけた頑固者。また困った人を見過ごせないお人好し。
前世の記憶を生かし、破綻寸前の王国を救うため、事務員スキルとオタクスキルで戦う(予定)。
蛇足:ハーシェリクの由来は太陽系の中で七番目の天王星の別名「ハーシェル」をもじり。
早川涼子(享年34歳)
とある上場企業の本社勤務していた事務員。
重度のオタクで生まれてから彼氏なし、三次元より二次元大好きな残念女子(別名喪女)
趣味は読書(雑食で活字中毒)、ゲーム(節操なしでジャンル問わず)、資格習得(興味持ったのだけ)
趣味を優先にしつつと仕事に生きていたが、誕生日の前日の残業帰りに交通事故に巻き込まれ死亡。
次に目を覚ました時は、異世界に転生していた。
ソルイエ・グレイシス(35歳~)
グレイシス王国第二十三代国王
プラチナブロンドに碧眼の見た目二十代のハーシェリクの父親
本来は第三王子で王位とは遠いところにいたが、諸事情により王位と次ぐことになった。
性格は優しく謙虚で察しがいい。しかし王には向いていない。本人も自分の性質を心得ていて、傾いている国や民のことはどうにかしたいが王の義務より家族のほうが優先した為、現在暗愚となってしまっている。
学者肌だが魔法も剣も使えるという実はハイスペック。
蛇足:ソルイエの由来は太陽の「ソル」をもじり。
バルバッセ侯爵
グレイシス王国の大臣。実質政治を取り仕切っている権力者。
壮年のナイスミドル。うまく王を操って私腹を肥やしている。
蛇足:名前がバッサバサにやられる人→バッサバサ→バルバッサ→バルバッセとなった。時々作者も間違えている。
ルゼリア伯爵(享年30歳)
グレイシス王国辺境の領主
あることがきっかけで、バルバッセ及びその一派の恨みを買い妻子を暗殺される。表向きは事故として処理されたが、伯爵は家族の復讐を誓いまた傾き続ける王国を憂い、どうにかしようと孤立奮戦していたが、それを大臣一派に再度目を付けられる。暗殺の魔の手がのびてきたため、一か八かハーシェリクの宴で王に直接奏上するが、それを逆手に取られて反逆罪にて囚われ死刑(賜死)となる。
ハーシェリクに国の姿を伝え今後のことを託した。ハーシェが持っている懐中時計は彼のもの。
王子と出会った時はやつれていた為、実際の年齢より上の印象を受けています。
蛇足:初期はもっとおっさんでした。
シュヴァルツ 愛称:クロ(??歳) 名字はツヴァイク(本編未登場)
黒髪に赤目の影があるイケメン。元雇われ密偵『影の牙』
裏では異名付けられるほどの腕前だが、主も持たず群れず一人淡々と仕事をこなす密偵。
体術に長け暗器を扱うが一通り武器は仕える。暗殺から情報収集までなんでもござれ。生まれは東の国だが諸事情によりグレイシス王国で裏稼業をしていた。
本名は本人にも記憶がなく、シュヴァルツはハーシェが付けた名前で、ツヴァイクはすでに没落し家系も絶たれた家の名字。(ルークが偽造)
性格は冷静沈着冷酷無比。ただしハーシェリクに対してのみ忠犬。
蛇足:書き上げた後、某悪魔で執事とそっくりだと気が付いた。
後日、加筆訂正もあるかもしれません。