プロローグ2
連続投稿ですが次は間を開けます。
実際にある地名が入っていますが日本が惑星に同じ名前を使った地名をつけたという設定なので気にしないでください。
「食らえ!ブーストナックル!」
と言う只のパンチ、改造して腕に小型ブースターが付いたんだからその名前には変わりない。
「食らえ!ライ○ーキック!!」
これはジャンプしてスラスターでキックを加速しているだけだが某ヒーローのキックに似ているからそう呼んでいる。
今日も宮崎の敵基地前の平原でどんぱちやっている。
相変わらずの武器がバルカンだけだが機体性能は改造により強くなった気がする。
「リュー君、そろそろ奴等が来るみたいだから気を付けて。」
「了解しました。」
リーダーと2人で無人機と戯れていたら何時ものクソ野郎共が近づいているらしい。
そう考えていると共通回線に奴等が割り込んできた。
「よう、雑魚〜、会いたかったぜぃ、今日も派手にやられてくれよ?ぎゃははははっ」
チッ、嫌な奴がきたな。
「数に任せて戦う戦い方する方が雑魚ぽいがどうなんだ?」
ムカついたので回答してやると奴はヒステリックに叫び此方に向かってきた。
「うるせー!雑魚は大人しく死んでろッ!野郎共ヤっちまえ!!」
やつの部下が1、2、3、4…小隊規模の数がたった2人に向かって来る、本当こんな奴が何で小隊長なんだ?ゴラムは本当に大丈夫か?
そう思いながら複数の敵との戦闘が始まった。
勿論こちらは武器がバルカンだけなので嬲り殺しの始まりなのだがときおりリーダーの攻撃が奴に当たり撤退する事がある。
まぁ珠にだが。
そして何時もの戦闘が始まる前にそれは突然来た。
ブザーのサイレンと共に強制回線が入った。
「私は九州方面隊司令、ヘイゾー:ワタリである。
誠に残念だがゴラムは我々の最重要機密を力尽くで奪ってしまった。
これよりはその機密を世に知らせる前に破壊しなければならない。
サギリ特尉、これを持って貴殿の今の任を解き、これよりは本来の階級、大佐として復帰し本来の任務に戻れ。」
「了解致しました。これより本来の任務、最重要機密の保護、又は破壊の任に戻ります。
最重要機密が漏れたため任務は破壊と成りますので神殺の封印解除の許可を願います。」
「許可しよう。」
なんだこれは、話が勝手に進む、ナニヲイッテイルノカワカラナイ。
「リーダーこれはどういうことですか?」
「すまない、君がある程度の基準に達したら話そうと思っていたんだがそうも言ってられなくなった。もしいつか会えるならお詫びと共に全て話そう。」
どういうことだ?なんでリーダーが?嫌リーダーは確か強かった。左遷と思っていたが違っていた?
「レンジョー曹長、これより君は特尉となり宇宙へ上がれ。
マスドライバーは種子島にある、行け。」
「くっ了解しました。」
クソッ訳わかんねぇがこれは強制イベントだろう。仕方なく俺は種子島に向かう事になる。
「司令、最期に何か伝える事はありますか?」
リーダーが司令に問いかける、まるで死にに行く上官に問いかけるように。
「…娘に、何もやってやれずに死にに行く父親ですまないと。」
「了解致しました、娘さんには必ず伝えます。」
『神殺始動。目標正面の神、発射準備、エネルギー充填、90、95、臨界点突破、発射して下さい。』
「では先にお暇するよ、このような仕事押し付けてすまないなサギリ。」
「いえ…お疲れ様でした、司令、神殺発射。」
リーダーの機体の胸部から恐ろしい程の力が発射された。
それは射線上にいた馬鹿たちも巻き込みその先の基地を跡形もなく消し去った。
そしてリーダーはこう言った。
「済まないが私は本来の任務に戻らなければならない、ここでお別れだ。」
「そんな…どうしてですか?」
「すまない…君の機体の本来の力を見て見たかったが…
宇宙に上がったら第6倉庫に向かってくれ。
そこに行ったら倉庫長に八咫烏の導きでと言うんだ。
これは最後まで一緒に入れない私の君への餞別だ。」
「リーダー…またいつか…さよならは言いません。またいつか一緒に戦いましょう。」
「リュー君…ああ、またいつか戦おう。」
そして俺はリーダーと別れ種子島へ向かった。
「琉君、まだ日本解放戦線にいるの?あそこ今謎の光で宮崎の基地が壊滅したらしいけど、九州方面隊司令も一緒に死んだらしいじゃない。
日本解放戦線から亡命して連合に来なよ。」
こう言ったのはお隣の幼馴染の玲だ。
「いや、これから俺は宇宙で新たなチームに合流するんだ。
悪いが日本解放戦線から抜けるつもりはない。」
「えっ宇宙に上がるの、それどこのステーション?いや日本解放戦線だからステーションじゃないか…探してみようかな…」
最後の方は聞き取れなかったが日本解放戦線ではない玲には関係ないのに宇宙て言っても元惑星日本の軌道上から離れないのだから。
玲は女の子なのにロボットもののEKをBテストからやっている筋金入りのパイロットだ。
勿論先輩風吹かせて玲の所属に入って来なさい、育ててあげると言ってきたが丁重にお断りした。
俺は宇宙に上がった。そこに何があるのかそれを知らなければならない。リーダーともう一度会うためには日本解放戦線から離れることはない。
ありがとうございました。




