表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「お前を愛するつもりはない」そう言った呪われた英雄辺境伯に、売られた令嬢は咄嗟に蝉ドンしてみた~魔王殺しの英雄と魔王令嬢の物語~  作者: 桃緑茶


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/11

2.令嬢は何故蝉ドンしたか 前半

「お前を愛するつもりはない、……アヌシュカ嬢」


旦那様は優しいのでしょう。

酷い言葉ではないのです。眼帯で覆われているとはいえ、魔障の痣が隠せていないのです。


王都の宮廷魔術師でも聖女でも治せない未知のそれから、辺境までやって来た令嬢を遠ざけたいのでしょう。

嫁いだ花嫁に何かあってはならないと、突き放す目の奥にほんのり辛さが見えます。


社交の場では義姉のおかげで「義姉を虐げる令嬢」「男を咥え込む節操無し」と噂が沢山あってヒソヒソされていました。


旦那様はそんな花嫁の人となりを確認したうえで、言葉を選んでいたようです。

噂に惑わされない人ですね。英雄とは凄いものです。


「僕はどうしたらいいでしょうか、オルトス・ベルンシュタイン様」

「貴女に瑕疵が付かないようにこちら有責の白い結婚とするので……、『僕』?」


あ、うっかり。

リッツ家の身代わりで突貫の淑女教育とやらをされたけれど、『僕』呼びは治りませんでした。

いっぱい鞭で叩かれたけど、如何にも言ってしまうので『お前はしゃべるな』と言われていました。


旦那様が優しい人なので、ついお喋りしてしまったのです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ