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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

最終話 彼女は...

作者: 六角

最終話ですね。どうなるのでしょうか。

次の日。ななみちゃんがいつものように挨拶してきた。


ななみ「おはよう〜!夏樹くん」グザッ変な音が聞こえた。

見ると、手にナイフが刺さっていた。変な音。変な感覚。痛さはない。なんでだろう。

ななみ「ごめんね。私朝から気分悪くて刺したくなっちゃった。」こいつ狂ってるな。って初めて人にその感覚を覚えた瞬間だった。その近くにいた人が保健室に連れてってくれた。

こうすけ視点 〜神崎会〜 覆面の男「どうしますか」般若のお面の男「縛れ」と言うとレバーがグルグルと回され、男の体が両方の縄に縛られていった。手足は拘束され、口も噛みちぎらないように縄を口に挟んだ。そして、ペンチのようなもので、その男の指の爪を剥いでいった。「痛い痛い、」しばらくするとこの組織のボス神崎が現れた。神崎は身長は180以上年齢は30代くらい。細身である。髪型はセンター分けだった。こいつが神崎。

神崎「こうすけくん〜君の体は今までのもの達よりとても良い是非実験に使わせて欲しいんだけど」

こうすけ「やめてください(震)」ボス「大丈夫気づいたら終わってるさ。」といい、グルーガンを目玉に入れだした。

こうすけ「あぁあぁぁぁぃ」ボス「いいねぇぇもっともっとぉ」ノコギリを出し、腕をギコギコとしだした。

こうすけ「ぁぁぁぁぁー!やめてぃぃ」声も声とならない声で嘆いた。彼らには届きさえしない。これが地獄以上の地獄なのだと。すると制服姿の女子高生らしき人がきた。

神崎「おお来たのかななみ。」それを見た時驚愕した。

同じ学校の制服だったのだ。なんで同じ学校のやつが。ななみ「久しぶりね。お取り込み中だったかしら」神崎「いやこれから楽しいところだななみもやるか?」ななみ「私は別にいいわ」神崎「なんだよ。今回のは上物だというのに。ななみってたまに釣れないよな」ななみ「私は他にやることがあるの」神崎「そうかよ勝手にしろ」そして、神崎はチェンソーを取り出した。神崎「どこまで耐えられるかなって気になっちゃった。みんな腕をギコギコしたり、しただけで気絶しちゃってさつまんないのよ。だからさ、こうすけくん君には最適者になってもらうよ」ウィィーーンという嫌な音が聞こえてきた。そして腹部にチェンソーを刺され、抉られた。

何度も何度も。

こうすけ「ぅぅわぁ○!※□◇#△」神崎「うはぁ壊れない壊れない壊れない壊れない〜!これだよ探してたのは!」

僕は意識が遠のいていった。このまま死ぬんだと思った時、

グザッと音が聞こえた。神崎「?!うっ」とななみという女の子が神崎の横腹にナイフを刺していたのだ。神崎「ぐふっお前、何のつもりだ。」ななみ「あんたには用はない。死ね死ね死ね死ね死ねぇぇー!!」ななみという女は何度も何度も神崎の腹を刺しまくった。血が溢れ、神崎は言葉を発する余裕も無く、死んだ。血まみれになったななみは笑顔で。

ななみ「じゃあ行こっか。」といい、僕を解放して、

その場所を後にした。その後の記憶はなく、気づいたら、病院のベットにいた。体はグルグル巻になっており、治療が施されていた。ななみ「やっと気づいた。あんた3日寝てたよ」そうか、そんなに寝てたのか。ってことはこの子ずっと居たのか。こうすけ「ありがとう。助けてくれて。君がいなかったら助からなかったよ。」ななみ「いいのよ。無事でさえいてくれたら。」神崎会は壊滅した。その後警察がアジトを見つけ、他幹部などが逮捕された。ななみ「退院したら何したい?」そう聞いてきた。こうすけ「とりあえず美味しいご飯が食べたいかな。」ななみ「そう。じゃウチおいでよ

私作ってあげる。」

こうすけ「ありがとうじゃ行こうかな笑」

ななみ「わーいやった。遊べる人が増えた。」

こうすけ「そういえば夏樹は?」

ななみ「夏樹くんならウチにいるよ。」

ななみちゃんの家にいるのか〜夏樹にも会えてなかったし、

あいつも心配してるだろうなぁ早く会いたいな。

それから1週間後。無事退院できた。

こうすけ「ありがとうございました。」

医者と看護師さん「お大事にね。あまり無理しないようにね。」僕は今回のことでPTSDとなり、心療内科に通うことになった。今までのようなテンションも無くなり、

ずっと鬱状態になってしまった。

ななみ「退院おめでとう。じゃ行こっか!」

こうすけ「うん!何を作ってくれるの?」

ななみ「んー、内緒!」そんなことを話していると、

ななみ「あそこだよ」

こうすけ「おお!あ、お父さんやお母さんに説明しないとな笑」ななみ「大丈夫だよ!きっと理解してくれるから。」

そして、玄関の前にきて、ななみちゃんがドアを開けた。

僕はでかい声で「お邪魔します!」と言った。久しぶりの女の子の家というのにテンションが上がってしまった。

すると何の反応もなく、静寂な空間があるのと時計の秒針の音だけだった。ななみ「さぁ入って入って!」恐る恐る入り、リビングまで来たが、誰もいなかった。あれ?と思ったお父さんとお母さんは、出かけているのかなと思った。

すると、ななみ「ここで休んでていいよ。」と言って、ソファーに腰掛けた。僕は咄嗟に夏樹に電話をかけた。すると

夏樹「こちらの番号は現在お繋ぎできません。ピーという発信音…」繋がらなかった。もう1度かけてみた。

同じアナウンスが流れた。でなかっただがその時ある事に気づいた。夏樹の携帯の発信音が近くに聞こえた気がしたのだ。もう1度かけると、やはり近くで聞こえた。

なんだ、と思っていると向こうに障子の部屋があったのだが

どうやらそこから聞こえているようだった。

僕は恐る恐るその障子を開けると、中はとても寒く、冷凍庫にいるようだった。奥に進むと、夏樹がいた。手足を糸のようなもので縛られ、上に吊り上げられていた。服は白の布ようなものをきせて、服は血まみれだった。

僕は声が出なかった。やばい。所に来てしまった。このままでは俺も殺される。すぐに逃げないと。その部屋を後にし、リビングに戻り、リビングから玄関の方へ行こうとしてると、声が聞こえた。扉の向こう「ママー今日ねまたコレクションがきたんだ〜名前はこうすけくんって言うんだけどねすごくカッコイイの。え〜パパ嫉妬してるの?娘がいい男捕まえたからって〜」なんだこれは。いや、ダメだ今はこんなこと考えてる暇なんてない。逃げないと。

すると 「じゃ今から連れてくるね。待ってて」

やばい。来る。扉の開く音が聞こえた。

玄関は間に合わないと思ったから近くに階段があり、2階へいけると思って2階へ逃げた。そして、近くではなく、一番端の部屋に逃げた。そこは物置のようだった。ものが沢山あり、ごちゃごちゃしていた。僕は咄嗟に奥の物陰に隠れた。

すると、下の方で「あれれ〜どこいったのこうすけくん〜逃げても無駄だよ。」心臓の鼓動が早くなるのがわかった。

見つかったら殺される。そうこうしてるうちに、

ななみちゃんが階段上がってきた。やばい。どうしよ。死ぬかもしれない。やっと退院したのに。くそ。

すると、声が聞こえた。ななみ「こうすけくん〜大丈夫だよ〜一緒にケーキ食べよ〜」と、誘惑してきた。

こんなのは嘘だ。絶対出ては行けない。そして、ななみちゃんは1個1個のドアを開けだした。恐怖で尿がチビりそうだった。こんなの異常だ。夏樹とお父さんもお母さんも殺して、しかも、保存までしてるなんて、狂ってる。そして、僕のいる部屋の前にいるのがわかる。感覚で。そして、そのタイミングで別の扉から出た。その途端、ぎぃという足音を立ててしまった。気づかれてしまった。ななみ「そこだね。まって〜」階段を降りた、そして、玄関を出た。そして、一直線に走った。家へ。が、力尽きてしまい、近くの公園についた。

こうすけ「はぁはぁ、ちくしょ。入院してたせいで、体力奪われた。」景色はもう夜に差しかかろうとしてる頃だった。

公園の遊具の中に土管のような遊具があったので、そこに隠れた。向こうからは絶対に見れない。タイミングを図って、

家へ帰ろう。そして、数分後「〜くん〜くんこうすけくん〜」あいつ探しにきた。やばい。どうしよう。だが、その公園を通り過ぎていった。「ふぅ良かった。どこかへ行ってくれたようだ。」玄関の前に着き、無我夢中で家へ入る扉を開いた。

いつも以上に焦っていたせいで少しの変化にも気づかなかったのかもしれない。

普段ならしっかりと理解できていただろうに、夏の暑さや先程の目も疑うような光景のせいで判断力と思考力が鈍っていた。

「ただいまかぁさ…」

「あ、おかえり。こうすけくん」

中に立っていたのは安心感溢れる母でも、寡黙な父でもない。

先程の殺人犯…彼女だった。

よく良く考えればおかしなことだ。

なぜ一人息子である俺が入院しているというのに両親は一回も見舞いに来なかったのか。

彼女を見た瞬間、全てを理解した。

こうなった原因も、俺のいる環境も全て彼女のせいだということを。

…彼女は、地獄に住まう悪魔なのだと

記者「夏が嫌いと言っておりましたが、どんな理由なんですか?」

夏が嫌いな理由?たくさんあるけど、化粧落ちるのも嫌だし、体力も奪われるしね。

でも一番の理由はね人が腐りやすいから。保存に困るの。


ニュース「前代未聞の事件です。昨日17歳の女子高生を逮捕10人を拷問の末殺害し、遺体を冷凍保存していた模様です。警察はこの事件での殺害の理由などを取り調べていくと共に、

どのように冷凍保存が行われていたのかなども調査していくとのことです。」




衝撃のラストですね。夏の嫌いの本当の理由が明かされましたね。サイコパスすぎますね。

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#鬱展開#高校生#最終話
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