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十一から十五
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長く揺れ 句果の裸足の 思案点 葦の下葉の 隠れ行くかな
ながくゆれ くかのはだしの しあんて(ん あしのしたはの かくれゆくかな)
12
草摘みし 木津の真野の間 恋花は 生駒の山の 月し見つ咲く
くさつみし きづのまやのま こいばな(は いこまのやまの つきしみつさく)
13
妻の死よ 身磨る吉外 問い詰めつ いとど其方霧る 住吉の松
つまのしよ みするきちそと といつめ(つ いととそちきる すみよしのまつ)
14
罪の卦か 馬屋伏す六十を 気遣うか 月をぞ結ぶ 山蔭の水
つみのけか まやふすむそを きつかふ(か つきをぞむすぶ やまかげのみづ)
15
真野の野路 世見る画家に目 叶える絵 眺めにかかる み吉野の山
まやののじ よみるがかにめ かなえる(え ながめにかかる みよしののやま)




