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第4話
今色々悩んでも仕方ない。
連日徹夜で疲れているせいかいい案が思い浮かばない
隣部屋で一旦寝よう
ベッドに横になった瞬間すぐに眠れた
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天使...女神がいる...
たんぽぽが広がっている丘で彼女は日陰で読書をしている
こんな美女と一緒にいられたら、幸せだろうな
.....これはただの夢だとわかっている
せめて夢だけでも幸せになってもいいだろう
誰にも迷惑をかけるわけでもないのだから
徹夜をしたから夢の中にいられる時間はたくさんある
堪能するぞおおお!
「お嬢さん,読書をしているのに邪魔をしてすまない。良ければ少しお話をしないか?」
うわあああ、キザ!!夢の中でもこういうセリフは恥ずかしいな////
「あら、人がいると気づかなかったわ。こんにちは」
「君の名前を聞いてもいいかい?」
「マリアよ」
おお、マリアよ
君は私が思い描いていた理想な聖女そのものだ
「もし良ければ僕と一緒に池でボートに乗ってくれるかい?」
丘なのになんで池があるかって?この世界は自由自在に操れるから。大事なのは私のイマジネーション!