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エイプリルフール(シルク編)





「あの…姉さん…」


「なぁにシルク?」


振り向くと目線を落として被っている少し大きな帽子に手を掛けているシルクが目に入る。


「どうしたの?何か悲しいことでもあった?」


近付くとまるてショボンと怒られた犬のようにしゃがまれてしまった。


「シルク?本当にどうしたの?」

「実は…僕…」


そこまで言うと帽子を取り……そこには大きな耳が。


「いぬ!?オオカミ!?え!?シルクどうしたの!?」


「僕は実は姉さんの召喚獣で……クロモリの仲間だったんだ…!!…………ってこの設定厳しすぎませんかねぇロットさん!!?ブワッ」


「そうだったのねぇぇぇぇ!!?今まで気が付かなくてごめんなさいぃ!!!」


耳ごともふもふする為にその頭を抱き締めれば、シルクが「嘘だよ!!嘘だから!!」と慌てふためく。


「いやぁ〜姫さんウケてもらえて良かったわ。ほなシルっくん、言われた通り姫さん騙すアイディア協力完了や。ほなまたな」


「ちょ……!!ロットさん待って下さい!!?いやまず姉さん!姉さんもどうなの!?嘘ってわかってるよね!?」


「エイプリルフールのネタだとか気にしてないわ!!クロモリも耳が生えれば可愛いけど、シルクも生えたらやっぱり可愛さ3割くらい増すのねぇ!!」


「完全に気付いてるじゃないか!!」


「なんなら6歳児頃に戻ってコレにしてくれたら更に騙されるわ!!」


「何も騙されてないし、無茶を言い過ぎてることを自覚してほしい!!」


「はっ!!!今から絵師さんを呼びましょう!!?この感動を永遠に!!!」


「しないから!!ぜぇーーーーったいしないから!!」


シルクはそう言うと犬耳を力いっぱい投げた上に風魔法で更に遠くへ飛ばした。


「クロモリィ!!」


慌てて召喚しその背に乗って犬耳を追いかける。



残されたシルクは「……帰ろ」と、さっさと家に帰りましたとさ。





メインで書いてたエイプリルフールネタにも既に出てたけど、思い立ったら書きたいシルク編!だって人気だから!!


いつも応援ありがとうございます!!


エイプリルフール編はこれにて終了です!おしまいです。ホントだよ?うそじゃないよ?

23時に今日の最後の更新なんて無いですよ?

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