表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神シ業うつらうつら  作者: 逢葵 秋琉
1/7

序章

 ____神は居ない。神が居るのは人の想像上(なか)だけにあって、実際には居ない。人は何かにすがり、常に助けを求めている。人知れずに心だけがさ迷い、安定を求めている。


 __恐ろしいこと。不思議な現象があれば、(あやかし)仕業(せい)にする。人の想像上(なか)のみに存在するのが、神や(あやかし)


 ____少なくとも俺は、そう思っていた。ましてや、神の存在なんて信じてもなかったんだ。


 神社はあれど。神は、人の想像上(なか)だけだから(まつ)るのも(あが)めるのもない。ただ、漠然(ばくぜん)と行事をやり、粛々(しゅくしゅく)と淡々と記された項目を全うする。


 全ては、人のため。けして、神に祈るような真似はしない。居ない存在(もの)が、人の願いを聞くことは例え出来たとしても、居ない存在(もの)は願いを叶えることが出来ないからだ。


 人が、人である限りは人間同士にしか出来ない。尤も人間同士ですら叶えることは出来ないものはある。


 それは、()()や転生などだ。それこそ、人の想像上(なか)で行うしかない。


 これは、"存在してしまった"神様、神の存在を一ミリも"信じてなかった"神主の息子と"自称"神様の愛娘という幽霊の少女が織り成す物語


 この神様と二人が沢山の願いを成就するために奮闘する物語でもある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ