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出逢いと縁



遠いところに出逢いを求めるより身近なところに素晴らしい縁がある!


成功したい人たちが良く起こす行動はセミナーに通ったり成功した人たちの講演会を聞きにいったり異業種懇親会に参加したり様々な努力をしている!


男もこの仕事になって講演会やセミナーによく通っていた!


5年ほど一生懸命いろんなところに通って気付いたことがある!


成功法則は自分の回りに気づきも問題も答えもあることに!



5年間が無駄であったわけではない!


その経験がなければ気づかなかった!


そして今最大の経験はお金である!


お金に対してこの10年間に学びや経験や失敗や成功を何度も繰り返してきた!


身体や人間関係の学びと同様に失敗しては学び成功へと繋がっていく!



このお金の学びもどうにか10年間繋ぎ合わせてきた!


その前の10年間は身体の学び!


人は常に学び続ける!


そのどうにか繋ぎ合わせてきたお金の学びもどうにもならない状態になってきた!


何をどうあがいてもお金が足りない!


金融機関への借金は苦い経験上もうしたくない!



唯一、姉からは借金していたが少しずつ返済しているので増やしたくはない!



ただこの認知度のないトレーニングコーチという職業で家のローンを払い自分の事業資金を回し、その他諸々を支払って来れたのは奇跡である!



奇跡であるがそうも言ってはいられない!


どうにもならない現実は常にやって来る!


だがどうにもならない時ほどチャンスも同時にやって来る!



この間、地域スポーツクラブを辞めてもらった古株さんは古株なだけに教室もたくさん受け持っていた!


その人が辞めるとなると誰かが代わりに行くことになる!


良くも悪くも辞めさせたお陰様で仕事が増える!



男はその古株さんは苦手だが恨みもないし嫌いでもない!



辞めてもらったことで嫌な話は聞かなくて良い!


仕事は増える!

という事で皮肉にも心から感謝出きるようになる!



だがそのくらい仕事が増えても焼け石に水!



今月の末には三人目の孫も生まれる!


お金はいくらあっても足りない!のだが相変わらず男は自分を上気元でいられるように今ハマっているアニメのYouTubeを見て楽しんでいた!



お金はないが地域スポーツクラブの理事長になったお陰様で前より人に気を使わなくなっていた!


前はこうしたほうが良いんじゃないですか?みたいな言い回しから、このクラブの考え方はこうですから!と強く言えるようになっていた!


男は覚悟したことがあった!


もう世の中に討って出よう!


縁の下の力持ちだけでなく光輝いてみんなを照らそう!


そう覚悟するとチャンスはすぐにやって来る!


かつて一緒に格闘技をやっていた先輩でラオウと呼ばれていた方が種目を変えて全国の頂点に届く勢いになっていた!



そのラオウが最近勝った試合の祝勝会で出逢いがあった!


祝勝会の席で男の隣がいつまでも埋まらなかった!


祝勝会が始まり少し遅れてきた男性が横に座った!


軽く挨拶を交わし他愛もない話をしていると住んでいる町の話になった!


その男性は転勤が多くいろんな町を転々としているということであった!



そして目の前に座っていたラオウが、その男性に指をさして「こいつが今、俺の練習相手や」


へ〰っと聞きながら住んでいる地域を聞くと同じ地元であった!


そして職業を聞くと住んでいる市役所の在中記者だと言う!


これはチャンスと思い、すかさず名刺を出してうちを取材してください!と頼んだ!


その方は「良いですよ」と快く返事をくれた!


ラオウは一時期いろんなトラブルがあり男から離れていたが、男が新しいトレーニングを始めたことでまた、つるむようになっていた!


やはりより良いチャンスは身近な人からやってくる。


ラオウは幼馴染みに等しいというよりは兄弟よりも縁が深いかもしれない!



一度は離れた縁だがやはり身近な人から良い縁はやって来る!


縁というものはほんとに面白く繋がっている!


男が理事長を勤める地域スポーツクラブの会員さんが幼い頃の男を知っていた!


会員さんは男を見ながらあの頃チョロチョロしてた子供がこんなに立派になってたんやね〰と懐かしがっていた!


昔、母親が営んでいたパーマ屋さんに来ていたお客様だったらしい!


そして、その旦那さんはその地域の企業でレジェンド的な会長さんであった!



その会長さんが社長をやっていた頃、男の父親がその会社に勤めていたらしい!



そのレジェンドは90歳近くになるが、まだ威厳も風格も健在で男ががんばっている話を会員さんから聞いて一度家に遊びに連れてこい!と言っていた!


それまで、男はいつか行きますよ〰と言葉を濁して逃げていた!


そんな大御所と合っても話すこともないし雲の上の存在だと思っていた!


だが地域スポーツクラブの理事長になってからはいろんな会合にも出るようになっていたので、大御所だろうが社長だろうが地域スポーツクラブの発展のためにはいろんな人と混じり会わないと行けないと思い出していた!


そして会員さんに日程を言って会いに行くように段取りを組んだ!


訪ねる日は決まった!


その日は天気も素晴らしく気持ちは晴れ晴れと家を出た!



レジェンドの家は門から玄関までに庭園があり池に鯉が泳ぎまさにレジェンドという豪邸であった!


玄関の横の居間からレジェンドは「お〰良く来た!」と温かく迎えてくれた!



そして気さくに男の父親の若い頃の話や男の家系図を詳しく話してくれた!


男とレジェンドは御先祖様で血が繋がっていた!



レジェンドは男がなぜ今のような仕事に着いたのが興味があるようだった!


レジェンドは男に「地位とか名誉のためにこの仕事に着いたんならダメだぞ!」と厳しく言ってきた!


男は自分の半生を語った!


病気やいろんな困難を笑顔と感謝と言霊で乗り越えてきたことを伝えた!


レジェンドは男に「お前はたいした奴だ!」と褒め称えてくれた!



ここまでは、いつものパターンである!


いろんな企業家や同業者や今まで関わってきた人達も男の話を聞くと良い話ですね!と言ってくれる!



そしてレジェンドとの話は地域スポーツクラブの運営の話になった!



やはり一代で企業を創り上げた企業家の話はスゴい話がいっぱい出てきた!



そして男にレジェンドは言った!

「お前の今まで生きてきた人生は素晴らしい!だがお前の考え方では会社は潰れる!

会社はきれい事だけでは済まされないことがたくさんある!

お前は人としては素晴らしいが理事長としては甘い!」



その後も男へのダメ出しは続いた!


男はいつものパターンになった!

早く逃げよう!と逃げ出す口実を考えていた!



そのレジェンドは親身になって男のことをどうにか成功させてあげようと助言してくれていた!



今まで男に助言をしてきた人達と同じであった!



男はもめ事、争い事は良くないと思い、逃げるか笑いながら聞き流してきた!


だがレジェンドは必要以上にしつこかった!


これが企業を一代で築き上げた人間の性なのか!

自分の思い通りにならないと気がすまないのか!



男は覚悟した!


もういい!帰れと言われようが何を言われようが意志と信念は貫く!



男はレジェンドに向かって笑顔で静かに話し出した!



「俺は会長のことを尊敬してるし家に呼んでもらって有りがたいと思っています!

会長の言っていることが正論だと思います!


ただ俺は笑顔と感謝と言霊で命を救われたんです!自分にして良かったことを回りの人にやってあげたら回りの人が良くなったんです!

回りの人が良くなったことを今度は町にやってあげるんです!

俺は今までも笑顔と感謝と言霊でいろんなものを乗り越えいろんなものを引き寄せてきたんです!

だからこの先、自分の天寿を全うするまでこの意思と信念は貫きます!」



レジェンドは難しい表情になり少し沈黙が続いた!



そしてレジェンドの口が開いた!


「俺は今まで勝ち負けでここまではのしあがってきた!

人を蹴落としたこともある!

回りと競ってこの地位まで来たんや!





、、、、でもお前の考え方で行けたら良いよな!


俺は大きな生命保険に入っているからいつも失敗したら自分の命で払えばいいと覚悟して仕事をしてきた!でもほんとに命の危機を感じたことがない!


お前は何度も命の危機を感じたからそういう心境になったんやな!


だから俺はお前を応援する!

お前の考え方でやってみろ!


お前が笑顔と感謝と言霊で行ったらその回りにたくさん人が集まってくるやろう!

俺もその一人になる!」



男は今までにないパターンにきょとんとなった!


今まで散々ダメ出しだった会話から応援コールに切り替わっていた!



男はこれだけ瞬時に男の人生を理解して応援するぞ!とまで言ってくれたレジェンドにさすがレジェンドと感動と感激で涙が溢れてきた!



その後は何を会話したか良く覚えていないが「感謝しています!」と何度も言っていたような気がした!



感動しすぎて帰りの車は少し放心状態で家路についた!


夜は毎日の日課である愛犬リキの散歩である!



リキと散歩しながら想いに耽った!


いろんな人達との縁で男はここまでやってこれた!


そしてスゴい大御所との縁も回りどころか親や御先祖様の縁から繋がっていた!



自分を大事にして間近な人達を大事にしていれば道は拓ける!と確信した!


お金の学びは引き続き続いているが先にたくさんの信用と信頼を貯金しているような気がした!



そして今日の最幸〰なドラマを思い出して星空を見上げて笑顔になる男であった!


つづく!





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