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IRREGULAR~異世界人しか出てこねぇはなし~  作者: 陸一 じゅん
第一章 Over the Rainbow ~勇者を保護せよ 召喚被害者殺人事件~
6/15

▼5 Raise your flag

挿絵(By みてみん)

 兄の入院は、いつも通り唐突であった。

 異世界人と『本』。二つの血が混ざったケイリスク兄弟の体は、あまり強靭にできていない。

 最低限の労働をこなして過ごす分には問題無かろうが、少し調子が外れると、驚くほど簡単に体の歯車が止まろうとする。

 混血に付きまとう業のようなものである。異世界人は、異なる世界に適応するため、多くの場合に強靭で順応性の高い肉体を持つといわれている。しかしこれは、強靭で順応性の高い個体しか生き残れないというのが正しい。

 星が違えば、大気の配合も違う。異世界人の『順応』は、あらゆる進化の枠を飛び超えた驚異的なものだ。

 体のつくりによって、その『順応』のやり方は様々なので、くだんの蛸生物のように主食を爆発物にする体液を分泌するようになることもあるし、世界を渡るたびに髪や目の色が変わるもの、さらには肉体を所持せずに『なかみ』だけを移動させることで、肉体的リスクを避けるという『順応』の仕方をする者もいる。

『順応』が逆に作用し、身体に重大な欠陥を起こすこともある。スティールの不調の原因の一つだ。

『本の一族』は誰もかれも温厚篤実な人々だが、混血には向いていない。生まれた子供の多くは白い髪と瞳を持ち、幼いうちに死んでしまう。

 だから管理局と『本』は、まず最初に『本』との混血を禁じることを誓った。

 ケイリスク兄弟は、いわば禁忌の子である。




 突然の入院手続きには慣れているものの、今回ばかりはタイミングが悪かった。

 遠征任務という名の『エリカ・クロックフォード』の監視任務。それに旅立つ日を、明晩に控えた深夜。

 ビスにしてみれば、バス横転爆発事故を事前に防いだ功績を喜ぶよりも、兄の入院による弊害のほうが大きい。名誉で飯は食えない。ケイリスク兄弟の給料は、こうして泡沫と消えていくのだ。

 ビスは慌ただしく兄の入院手続きを終え、ふと、自分の装備を整えていないことを思い出し、家の中を走り回っているうちに予定していたバスを一本乗り過ごして、管理局ロビーに滑り込んだ。

 年中無休でロビーに鎮座する管理局名物こと、クリスタベルとハリーへ言葉少なに兄の入院を知らせ、エレベーターに乗り込んだときには汗みずくである。

 だから、洞察力が売りのビス・ケイリスクが、「何階ですか? 」と尋ねて来た背筋の伸びた少女こそ、監視対象のエリカその人と気づくのに遅れたことも、仕方のないことなのだ。



 ※※※※



 高い位置で黒髪を結ぶ光沢のあるリボン。「絹糸のような」というと陳腐な表現だが、まさしくそれのような黒髪が、さらりと華奢な肩を滑り落ちる。帯のような太いベルトで腰を絞った膝を隠すほどの長さのワンピースドレス。

 スカートの裾から出た膝下は、肌が透けない程度のタイツが肌を覆っている。足をつま先まで締め上げるのは、黒光りするごつごつと厚い靴底のショートブーツ。デザインには無駄なリボンやレースは無く、けっして豪奢ではない。それでも少女の立ち姿は、絵になった。

 機能美と実用性を追求した、幼き淑女の装いであった。

 これがエリカ・A・クロックフォード。

「……何階ですか? 」

 少女は表情を変えないまま紫紺の瞳でビスの目をまっすぐに見て、同じ言葉を繰り返した。

 パネルの『二十三階』のボタンは、すでに明るく点灯している。

「あ……いえ、僕も二十三階なので」

 少女――――エリカ・クロックフォードは、「ああ……」と、納得したようにビスを見た。


「あなたも同じ、遠征任務ですか? 」

「……はい」

 返事が遅れた。失態だ。

(……この任務、研修生の現地入りまではまだ三日あったのでは? )

 ビスの脳は、ようやく動き出した。


 四日前に上司は確かに、『研修生の現地入りは一週間後』と言ったはずだ。なのに、目の前に監視対象がいる。いつもなら、こうはならなかった。あの上司は、こと仕事には忠実である。こんな特大のスケジュール変更を知らせないはずがない。そう、『いつもなら』。

 ビスは脳みそから最も適切な、良識あるならけっして口には出せない類の罵倒の言葉を絞り出し、声に出さずに三度唱えた。

 一度接触してしまったのなら、もう記憶は消せない。

 ビスは、僅かに上にある少女の紫紺の目を見つめ、できうる限り友好的に見えそうな表情で、右手を下から差し出す。

「第三部隊、情報処理班所属のビス・ケイリスクともうします」

 エリカは気圧されたように目を瞬いた。

「……第五部隊、第66期研修生のエリカ・クロックフォードです」

 少女の手と握手をする。その手はビスの方が僅かに大きかったが、ぶ厚い剣ダコがついている。

 僅かなあいだ触れ合った手が離れ、ビスはどうしてか、奇妙な感覚を覚えた。

 その感覚を何と言い表わせばいいのだろう。デジャヴというのが、一番正しいのだろうか。

(……いや、)ビスは内心で頭を振る。今考えるべきことではないと判断した。

「研修生の現地入りは、四日後だと聞いてたのですが」

「前倒しになったんです。何か、現地で人員が足りないそうですよ。研修生の手でも借りたいってところじゃあないですか」

(聞いていない……)

 眩暈がする。結局、あの魔人の手のひらの上で踊らされているのだ。


「大丈夫ですか? 」

 顔を上げると、大人びた少女の顔が、視界の端に映り込んでいた。

「青い顔……紙のように真っ白ですよ」

 背はビスの方が10cm以上も低い。

 身をかがめたエリカの顔が、ほんの鼻先ほどにあった。

 思わず身を引いたビスの手をからめとり、エリカ・クロックフォードは、吐息がかかるほどの距離で舌を動かす。

「不思議ですね。あなたとは……どこかで会ったことがある気がするんです」

「……僕と? 」

「ええ。もう少しで思い出せそうな……」

 紫紺の瞳が、身を固くしたビスの顔を覗き込む。

 チーン……と、エレベーターが到着を知らせた。



 ※※※※



 ビスは新しい世界を踏んだ時、まず空を見る。

 天候が不安定な故郷で雨を気にしていて、自然とついた癖だった。

『本のくに』ではまず見られない、うんざりするほど濃く地平線まで広がる蒼い空。岩のようにごつごつとした雲が、地平線を掠めるほど低い所に浮かんでいる。空気は微小の砂を含み、大地は赤と白に照っていた。

 赤い山には、産毛のように低木が生えるばかりで、たいへんに見通しが良い。

 隆起する乾いた山脈のはざま、渓谷を埋めるようにして『虹の西端レインボー・ウエスト』はある。

 見下ろす街並みはジオラマに似ている。生気が無いところが、いっそう作り物めいて見えた。


「……暑いですね」

「そりゃあ、見ての通りの砂漠地帯っすから」

 渓谷の上から街を見下ろしているビスに、背後から一人の男が声をかけて来た。男は、目元に食い込んだゴーグルをわずかに持ち上げて言う。その下には、くっきりと日焼け跡のある細い眼が一瞬だけ覗いた。

「おれは第三部隊、遠征班所属のゾグ・ライヤーです。今回の遠征の現場指揮を任されとります。よろしく」

「第一部隊。特殊諜報課所属のビス・ケイリスクです。よろしくお願いします」

 がっちりと手を握られる。ゾグは握った手の冷たさに、「死体みたいじゃあないですか」と驚いたように口にした。

「……ケイリスク隊員、顔色も悪いっすね。ま、ハック・ダックにゃア負けるけど」

「体質なもので」

「そら奇特な体質や」

 ゾグはそう言って、無精ひげの生えた顎を掻いた。

「……ンで、ケイリスク隊員。任務はどっから手をつけましょうか」

 ここでの『任務』とは、ビスが持ち込んだ監視任務のことだろう。ゾグは協力者として、ビスの身分も明かされているようだった。

「そうですね。……それは中で話しましょう」

「ンじゃ、お茶でも淹れまっか」

 ゾグは背後の空間を親指で指して、先導して歩き出した。渓谷を見下ろすその場所には、ただっ広い赤土の大地が蜃気楼に揺れながら広がっている。景色をめくるようにゾグの指が動くと、見えない空間が穴をあけて二人を迎え入れた。


 結界と光学迷彩の合わせ技のテント内部は、夜明けの空のように薄暗い。眩しいほどの太陽のもとにいた目を慣らすため、ビスはぎゅっと目をつむり、また開いた。

 入り口近くで電信機をいじっていた老年の技師が、ビスの左目で光る波紋を物珍しそうに見ていたが、目が合うとすぐに作業に戻った。他にも数人の職員が準備を進めており、ビスの足元ではコードの塊を抱えた兎型の獣人職員が駆けていく。

「ここらは騒がしいですから、奥行きましょう」


 天幕を一つ隔てた一室は、地面に床材が敷かれ、ベッドと小さな書き物机があり、しっかりとした一室になっていた。

「研修生たちは? 」

「今は別んテントで待機中ですわ。ま、どうぞ」

 話しながら、ゾグは手慣れた手つきでテーブルを組み立てて、ビスを椅子に座らせ、簡易冷蔵庫から取り出したボトルから液体を注いだカップを置いた。

「ケイリスク隊員は、外での任務は珍しいですか? 」

「内勤が多いもので……お恥ずかしながら、異世界の地を踏むのは一年ぶりです」

「おれは逆ですね。ほとんど外なんで、自宅にベッドもありませんや。一つの世界に留まる生活にはもう戻れません。ケイリスク隊員はご家族は? 」

「兄がひとり」

「兄弟かあ。いいなあ。いやね、この仕事、嫁さんをもらう気は起きないんですけど、血のつながった兄弟ってのは、いいですよねえ。友より遠いけど親よりお互いを知ってる。おれも兄貴がいたけどねえ」

 裸電球の灯りがカップの中に落ち、飴色の液体に白く浮かんでいる。花の蜜のような甘い香りがした。

「資料はもう読みました? 」

「はい」

「じゃあ話が早くて助かるや。徹夜でまとめたかいがありました」

 ゾグは一口、カップの中身を口に含むと、楽しげに語り出した。

「蓋を開けてみれば、こりゃあ、けっこうな案件ですよ。研修生にゃアいい経験になるでしょうねェ……」


 ゴーグル越しの目に、感情は見えなかった。



 ※※※※



 多くの世界の倫理に乗っ取って考えると、『拉致誘拐』は立派な犯罪行為である。

 同時に、人身というものは略奪や交渉の対象となることもある。

 古今東西略奪の対象には、食料と金品、そして人身そのものも含まれた。捕虜は技能に応じて奴隷として売買の対象になるか、良くて雑兵、または雇用。最良として妾や養子として迎えられる例もあるが、それは流れ星を掴むような確立だ。

 拉致は略奪者のフィールドに入れられたとたんに契約という形で合法化され、一方に有利な交渉で有耶無耶にされるのである。

 もちろん、異世界間においても例外ではない。

『人身売買』は最大の市場であり、管理局が創立時から撲滅を掲げる事案であった。


 さてそこで本題。

 昨今、『異世界人たちの間で』という、広いんだか狭いんだか分からないバラエティーにだけは富んだ人種のあいだで、問題視される事象がある。

 一部の世界で『召喚』と呼ばれる拉致被害が増えているのである。

 異世界人による『拉致誘拐』と違うのは、これらの召喚を行うのが、その世界の現地人であること。

 彼らは人身売買が目的ではなく、大いなる災害や人災、あるいは何かしらの宗教的な事情を含めて、神にでもすがるような思いで異世界人を『召喚』し、事態の解決を乞う。

 異なる世界の知識や技能が目的で拉致をおこなっているために、期待する能力がないと知れると被害者がひどい目に遭うというケースも少なくない。

 この『召喚』は、過去の管理局の観測にも多く登場する事例であったが、それでも基本軸で計算してせいぜい二年に一度ほどの頻度であった。

 そんな『召喚被害』の数が、ここ数年、爆発的に膨らんでいるのである。

 とくに増えている案件として、被害を受けるのが古今東西老若男女問わず、それなりの文化的教育を受けたヒューマンタイプの一般人だということ。そういう条件を術式に組み込んでいる。そんな術式をばら撒く輩がいるということだ。


虹の西端 (レインボー・ウエスト)』と名付けられたこの地もまた、この『召喚』を頻繁に行っていると思われる世界であった。



 ※※※※



「では、お手元の資料をごらんください」

 と、アルミテーブルの『上で』、進行役を務めているのは、体長一五センチ、オーシャンブルーの鱗と、丸い色眼鏡をしたトカゲである。鮮やかな表皮と色眼鏡が灯りに反射する様子が、少しトンボに似ている。

「ご覧の資料にある通り、この世界の現状は悲劇的なものです」

「なぜ管理局の観測に引っかからなかったのですか? これだけ大規模な異変を見逃すはずがない」

「それについては、資料の二十ページをご覧ください。今回の事件発覚まで時系列順に記述しています」

 簡素な折り畳みのアルミテーブルを囲んでいる管理局職員は、ぜんぶで二十人ほどにもわたる。うち、半数以上が、今日現地入りしたばかりの職員たちだった。

 彼らの表情は一様に厳しい。

 何せ『召喚被害者』。その数、九人。

 うち、四人の死亡は確定している。召喚被害は、拉致誘拐と同じである。着の身着のまま、肉体的にも何の準備もされず、違う世界に放り込まれる。

 すると高確率で何が起こるか?

 被害者の死亡、もしくは重篤な身体の異常。そして、召喚側の世界の汚染である。

 召喚被害者の体から持ち込まれたすべてのものは、召喚側にとっては未知の菌やウイルスを含んでいる。異世界の空気というものは、双方にとって毒に成り得る可能性が非常に高いのだ。

『虹の西端 (レインボー・ウエスト)』は、すでに惑星規模で汚染が進み、文明は崩壊したと判断される。

 これは悲劇だ。


 そもそもこの『虹の西端』での任務は、異世界商人による、良くある違法売買の摘発事件だと直前まで思われていた。

 もともと、ありふれた摘発任務だとされていたからこそ、この『遠征任務』は研修生たちの実地訓練に選ばれたのだ。

 それが近年多発する問題の『召喚被害事件』であると発覚したのは、ゾグ・ライヤー率いる第三部隊所属の職員たちが、斥候として現地入りしてすぐのこと。

 そもそもビスが先日逮捕した『煤煙ばいえんのハブ』の供述で、管理局は予定されていたチームを一時解散、メンバーのランクを上げて再編成してから現地入りすることを決定したのである。ビスがそれを知ったのは、資料の中にハブ・サイの名前を見つけた時だった。

 煤煙のハブ。

 第四部隊(武闘派)所属の戦闘員である。能力は割愛。

 罪状は、違法異世界旅行者へのアイテム横流し、および、不当取引の容疑。

 つまり、『外』で害のあるアイテムや生物を商品にして利益を求めるやからと内通し、取引を行っていたこと、スパイ行為の二重の容疑であった。

 ビスが一昼夜で吐かせたハブが口にした中に、この『虹の西端』の地があったのだ。


 斥候の役目は、危険な戦場に真っ先におもむき、敵の位置や力関係、罠の有無などを確認し、後続する部隊へ知らせる。

『第三部隊・遠征班』という部署は、はじめに異常があった世界へ行き、後から来る職員たちがうまく動けるよう、調査を終えておくのが仕事だが、その範囲は惑星全体という途方もないもの。

 その途方もない調査を、両手と少しという少数で行えるのが、ゾグ遠征班という、第三部隊が誇る屈指のチームだ。


 そんな『遠征班』。ゾグの部下が十二名。

『第三部隊・情報処理班』から、名前を借りているビスも含めて七名。

 そのほか、同じく第三部隊からの増援、戦闘部隊である『第四部隊』、病原の解析のための技術班として『第二部隊』からなど、直前に増員に増員を重ね、会議に参加していないものたちも含めると、この遠征任務の総動員数は百名余りにも膨れ上がった。そこになぜか『第五部隊』の研修生が三名、その指導教官が一名含まれているのは、何者かの意図を感じた。


 さすがのゾグ班でも、二日三日で子細な現状は把握しきれていない。

 時系列も不明瞭なまま憶測が行き交い、『召喚』をそそのかしたのが誰なのか、『魔王』の能力値、召喚被害者である『勇者』の生存など、不透明な部分はまだまだ多い。しかし、それでもこの調査報告資料の厚さは称賛されるべきものだ。

 中心になるのは、現状のまま、最も状況を把握しているゾグ班のメンバーになるだろう。

 ビスはアルミテーブルの端で『第三部隊・情報処理班』として、気配を殺して会議のやり取りを文書に起こす作業に専念する。

 やるべきことは多い。

 まずは、生き残った『召喚被害者』の保護。

 並行して、この世界を蝕む『異世界から持ち込まれたもの』の正体を解析。

 そして、異世界商人がまき散らした害悪の回収。

 現地の被害状況からして、事後処理も膨大となる。


 トカゲが叫ぶ。

「静粛に! 落ち着いてください! 発言には挙手を! 」

 盤上は白熱し、会議は踊り、ビスの頭は重くなる。




今回の扉イラストのメイキング動画作りました。こちらもよろしくお願いします。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30112771 =本の国

 作中のおもな舞台となる世界。

 温泉と火山の多い起伏の激しい大陸と、一年中大荒れの未知の海が広がっている。

 海岸線に人は住めず、内陸に都市が密集している。

 基本的に温暖で、雨が多い。



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